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石垣島の島んちゅから学んだ、私らしく生きるためのコツ

自然いっぱいの小さな南国、石垣島。
私は2年前からここで暮らしている。

島の人は、のんびりとした毎日を心から楽しんでいて、明るく朗らかだ。

日々他人の幸せや言葉を見聞きし、他人と比べないことの方が難しい今の時代。私らしく日々を楽しむためにはどうしたらいいのだろう。

今回は石垣島に住むごきげんな島んちゅから学んだ、私らしく生きるコツをご紹介しよう。

1.趣味を全力で楽しむ


島の人は海が大好きだ。
仕事が忙しいからと海に行く時間を犠牲にすることはしない。平日休日関係なしに、いつでも海に行く。

楽しみ方は人それぞれで、1年中サーフィンをしている人もいれば、釣りを楽しむ人、潮干狩りしている人、ビーチでコーヒーを楽しんでいる人もいる。

みな、海を感じることでエネルギーをチャージしているようだ。

すごい体力だなあと感心するのだが、職場の上司は仕事の前でも天気が良ければ早起きして海に行く。
休み時間には、サーフ仲間といつも潮汐や風向きの話をしている。


そして、仕事も全力だ。

沖縄県の女性の労働率は全国平均を上回るというデータもある。

世間では低賃金のため夫婦共働きが多いといわれているが、実際に会って話を聞くと、「稼ぐために働かなければ」というより「働くことも生きがい」という人が多いように私は感じる。

趣味を楽しむために全力で働いて、働くために全力で趣味を楽しむ。

石垣島の人たちを見ていると、仕事以外でも好きなことを全力で楽しむこの姿勢が、自分らしく生きるための秘訣なのかもしれないと思う。


2.人を頼る

沖縄には「ゆいまーる」という言葉がある。

「ゆい(結い/雇用)・まーる(順番)」という語源で、簡単に言うと、困ったときは助け合いましょうという意味だ。

たとえば自分や家族が体調が悪くなったり用事があるときには周りに遠慮せず休むし、できないことがあれば素直に周りを頼る。

その代わりに感謝の気持ちをしっかりと伝えて、目の前の人が困っていたら自分のできることを出し切って助ける。

私はこの島にきて、頼られたら嬉しいものなんだと知った。

自分をギリギリまで追い詰めたり、できないことに負い目を感じる必要はまったくない。

人を頼ることで、頼られた人が活躍できるのだから、できないことはどんどん人に頼ったらいいのだ。

そして、助けを求められたときは、私ができることを精一杯やればいい。

島の人たちを見ていたらそう思えて、肩の力がぬけて自然体でいられるようになった。


3.今あるものに感謝をする

石垣島は昔に比べたらずいぶん便利になったようだが、都会に比べると無いものや不便さもまだ残っている。

大型ショッピングモールはないので、おしゃれな洋服を探したいと思ってもネットを使うことになる。

部屋にあうテーブルや椅子を手に入れるのも一苦労だ。家具を売っている店は少ないし、あってもおしゃれでシンプルなものとなると難しい。離島は送料がかなり高く、買おうとする家具と同じくらいのお金がかかる。

ほかにも移住当初は、無印良品やニトリ・まちなかにスタバが無いことが不便だなと感じていた。

湿度が高すぎて部屋にすぐカビが生えることや、冬の時期は晴れ間がほとんどなくどんよりした天気が続くことも不満に思っていた。


そんななか、私が出会った島んちゅは、この島のたくさんの魅力を教えてくれた。

海では美味しい魚がとれるし、さまざまなアクティビティで私たちを楽しませてくれる。

島には月桃という良い香りのする植物があって、殺菌作用もあるので食べ物を包んだりお茶にしたり、コスメにしたりとたくさんの使い方ができる。

植物の茎や皮を使えばコースターやかごバック、うちわや座布団などが作れる。

嫌だと思っていた大きな台風のおかげで、海のサンゴが元気でいられることも初めて知った。

見ている方向を少しだけずらすだけで、こんなに見え方が変わるのだ。

この島がとても愛おしく感じられて、もっとこの島の素敵なところを知りたいと思えるようになった。


足りない部分ではなく、すでにある魅力に目を向ける。

これも、私らしく生きるための秘訣なのだと思う。


4.楽しめることを仕事にする

島での働き方を見ていると、つくづく都会と全然違うなと思う。

多くの人の想像通り、島には大きな会社はほとんどなく、自分で商売をしている人が多い。

自分が得意なことで島や周りの人に貢献しようとして、それが仕事になっているという、仕事や社会の成り立ちの根本を見ている気持ちになる。

アロマで人を癒すことが好きな人、デザインやイラストが得意な人、珈琲に詳しい人、お菓子作りが得意な人、裁縫が得意な人、人をディレクションすることが得意な人…。

人それぞれの「好き・得意」を持ち寄って、お互いに必要なときに助けあう。

だから多くの人が楽しそうに、いきいきキラキラと働いている。

ひとりひとりの輝く部分をぎゅっとひとつにした、宝箱みたいな島だ。

私はこの島に来て、自分の好きなことが周りの役に立てば仕事になるのだと実感した。


そして、私らしく生きるためにも、自分の得意を活かした働き方がしたいと心から思った。


とはいうものの、自分の好きなこと・得意なことってなんだろう、、。
できれば場所を問わずパソコンひとつで働ける仕事がいい。


そんなときに私が出会ったのがSHElikesだ。

SHElikesは、「私らしい働き方をかなえる」キャリアスクール。
webデザインやライティング・動画編集など全32コースが学び放題なので、私のように自分に何があっているのか現時点でわかっていなくても大丈夫。

私は一番興味のあったデザインコースから学びはじめ、同時にSNSマーケティングやブランディングも学んでいった。

好きなときに好きなだけ動画を見ながら受講できるので、夕飯を作りながらラジオ感覚でインプットしたり、平日の夜30分だけ勉強したりと、マイペースに無理なく続けられる。

スキルを学んだあと、すぐにアウトプットする機会(お仕事案件)も提供してくれ、丁寧なフィードバックもあるので、私は常にモチベーション高く勉強できた。


また、SHElikesの魅力はスキルの習得だけではない。
毎月のコーチングもサービスに含まれていて、

「1年後にどんな働き方や生活をしていたいか」
「そのために今月はどんなアクションをしていこうか」

といった目標設定や振り返りを、コーチに寄り添ってもらいながら定期的に行うことができる。

気持ちを言語化し、次のアクションを自分自身で決める。
これを繰り返すことで、自走力も鍛えられる。

コーチングでは、
「他の人の目や自分にはできないという思いを一旦横に置いたとき、本当はどんな働き方がしたいのか。」
「その理想をいつまでに叶えたいか」
「そのために今月どんなアクションをしていくか」
と自分自身の気持ちを深掘りしていく。

入会した当初は、「数年後には場所にとらわれない働き方ができていたらいいな…」と漠然と考えていたが、自分の理想やアクションを明確にできたことで、なんと入会6ヶ月後にはその理想を叶えることができた。


体験レッスンでは、無料でコースやサービス内容の詳細を聞くことができる。
入会するかどうか決まっていなくても、もちろん大丈夫。
体験レッスン後のカウンセリングで、理想の働き方や現状の不満、SHElikesについての疑問や不安をしっかり整理して解決する時間も設けている。

実際私も入会はほとんど考えずに体験レッスンに参加したが、カウンセリングを通して自分の気持ちを整理できたのを覚えている。


私らしく生きたい、私らしく働きたい。
そんな思いを抱えているあなたへ、この記事が少しでも参考になったならとても嬉しい。

そして、好きな場所で好きな時間に働きたい。
でもそんなスキル無いし、何が向いているのかもわからない。

そんな方は、まずはSHElikesの無料体験レッスンに参加して、自分らしい生き方を見つける一歩を踏み出してみてはいかがだろうか。


この記事は、キャリアスクールSHElikesのライターコンペにて第1位を受賞した記事です。(2022年11月テーマ:私らしく生きる)
一部、加筆・修正を行っています。



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