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わたしが教員ではなく就活に切り替えた理由

大学生になり、今まで本当にいろいろな経験をしてきた。
教育学部ということもあり、特に教育の学習には力を入れてきた。

ラボパーティという3歳からやっている習い事では毎週異年齢の子と関わったり、母校でのボランティアや、海外の教育を知りたいと思い1人でアメリカに行き幼稚園でボランティアをしたり、アルバイトでは発達障がい児への支援塾をしていて今年で4年目になる。

こういった経験や教員採用試験の勉強や討論をする中で、

互いを理解し合い、尚且つ自分に自信を持って 学びに向かうことができる教育界

になればなあと思うようになった。

討論をしてても、「クラスでいじめがありました。担任としてどう対応しますか?」といういじめがある前提のテーマだったり、塾の生徒を見てても「自分はどうせできないから...」「周りの友達や先生がもっと〇〇しなさいって言うから...」という自己肯定感を否定するマイナスな言葉を耳にし、これが学校教育の現状かと実感した。

上記のことを踏まえ、私は学校としての限られた領域の教育ではなくて、社会としての教育について学び携わり、大きな影響を与えたいという想いが強くなった。

しかし、いじめの根本を改善したり、インクルーシブ教育に直接働きかけている企業はごく僅かだ。
だからといって、今の自分には起業をする知識も能力も無い。

だからまずは、子ども一人一人の可能性を引き出せる職業に就きたいと率直に思うようになった。
目指す教師像も「可能性を引き出せる教師」だった。

だったら教員でいいのでは?

という話になる。別にわたしは教員が嫌だとかそういうわけではなく、集団の前でアクションを起こすことは好きだし子どもはもちろん大好き。

しかし、実際に今の私が教育現場に出て、30人もの児童がいる中で、本当に1人1人にあった教育・1人1人の可能性を引き出せる教育を叶えられるのか。

もちろん努力はするしできる限りの時間は費やすが、学習指導要領のもとカリキュラムに縛られている中で、その授業をこなすのに必死で、1人1人に合わせた教育をこなすのははっきりいって難しいと思う。

そして社会を知らない私が、児童たちに未来や進路について寄り添って語ることはできない。

そして新学習指導要領では、「生きる力」を育むことが学校教育の基盤となっている。
それを児童たちに育ませるためには、まずは自分が “知識・技能” “思考力・判断力・表現力” “学びに向かう力・人間性”を育めるように、社会に出て成長したいと感じた。

どう職にしていく?

以上のことを踏まえて、教員としてではなく、民間企業として教育のことを考えられるように、就職活動にすることを決心した。

その子の可能性を引き出し、自信が持てるように、わたしが影響を与えられる職に就く。

人材教育、塾講師、教育コンサルタントなど、様々な職の中から、就活を通して想いを叶えられる企業を探していきたい。

教員を目指してきたから、教育を勉強してきたからこそ、改めて自分の理念に気づくことができた。
他の就活生よりスタートダッシュが遅れてるからこそ、今までの学びを生かし慎重に頑張ります。

なにかこれを見てアドバイスがあれば教えてください🙌

#就活 #就活生 #教育 #教員採用試験

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