見出し画像

考える。

先日まで旅行でした。
私は基本インドアなので、旅行はあまり好きでないのです。なのであまり気乗りしない旅行でしたが、行けば行ったで楽しみました(笑)けどやはり非日常なので落ち着かず、帰ったら疲れがどっと出ました。

旅行中、トイレを使わせてもらうためにコンビニに寄りました。そこで某週間漫画誌をぱらぱら読みました。内心、どれもこれも似たような絵柄と話だと思いました。

が、ここではっと気づいたのが、つまらないのは私自身であって、私の感性、感受性が衰えているのだということで、自分自身にショックを受けました。

よくよく考えたら、あの漫画誌に連載されているということは、やはり選ばれた精鋭の作家さんばかりで、毎週締切に追われ、なんとか連載が打ち切られないよう、読者を楽しませよう、そして自分自身が食べていかなくてはと毎週試行錯誤し、担当さんと打ち合わせをして、あの雑誌で連載を持っていることそのものがすごいことで、私は一応、絵でお仕事がもらえることが決まっているものの契約もまだで、私のような半人前があれこれと難癖をつけていいことではないのです。僭越というものです。

ただのいち読者、一般の方ならどんな感想を持つのも自由でしょうが、私のような三下があんなおごった態度で人の作品を見ることは本当に恥ずかしくいけないことだ、これじゃだめだと、旅行中ずっと反省しきりでした。

人の批判をしたり難癖をつけているなら、自分の作品をひとつでも仕上げれば良いのです。その方がよほど建設的です。そこから何か掴めるかも知れませんしね。

旅行も終わりましたし、これから契約するお仕事をとにかく誠心誠意頑張っていきたいと思います。

水木しげる先生の仰るとおり「殺すぞって脅かされても好きなことやって仕事爆発させないとダメ!」ってことだと思います。

私も好きな絵で爆発します(笑)

いいなと思ったら応援しよう!

りんな
よろしければこの底辺絵師をサポートしてください!!いただいたサポートは、この底辺絵師の血となり肉となります。ありがたやありがたや。