【詩/詞】使命
流れ着く先を選んだ神様
私の意のまま 与えられた場所に
そっと使命と私を
なぜ落としたの?
確信のない正義に 消えた景色を見た
濁流と交わった 複雑でまだ見えぬ答えに
少し何かを付け加えるような
そんなちっぽけな使命
合ってるか分からないような
一歩が誰かを助ける
そんな妄想が本当ならと
知った気になっては
限界内で全うするよ
行き着く先を決めた神様
僕は望まず 選ばれた場所に
ぱっとしないような僕を
なぜ落としたの?
もう何にもしない方がって
目を合わせない正しさの
そんな静寂に刺し抜かれては
何よりも痛かったんだ
もう見捨てた正義に 色づく景色を見た
ああそうだ あの未来で会う濁流へ
ここに答えのほんの欠片が
こんなちっぽけな革命
待ってるか分からないような
百歩が誰かを助ける
そんな空想が本当ならと
願い続けては
おんなじ心に託したい
そんなことどうでもいい
理由もエンジンもいらない
ただ生きたいときがある
それでいい それでいい
だけど
一つだけはある気がする
そんな不完全な使命
朝日がさす喜びを待っている
僕らはそれを望んでいる
私の願いが
どうか誰かの為に
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