見出し画像

グラレコ教室開催しました!


みなさんこんにちは。りんです。

今回はひょんなことから私の方で企画、グラフィックレコーダー守隨さんに登壇をお願いしましたグラレコ教室の模様をお届けします!

グラレコとは何か?というあなたにぜひお読みいただけると嬉しいです。

開催の背景

読書会コミュニティbook laboの仲間がflier主催のイベントbook salonで守隨さんのグラレコを見て以降、グラレコを独学で勉強していると聞き、それなら!私の友人でただ今大活躍中の守隨さんにワークショップを依頼したところから話は始まりました。

flier book salon でのグラレコ

画像12

では早速、内容の一部をお裾分けします。

今回のプログラム内容はこんな感じでした

1.グラレコとは〜ワークショップ
①きくワーク
②持ち方ワーク
③かくワーク
休憩(約20分)
④自己紹介ワーク
⑤リアルタイムで描いてみよう!
2.グラレコ を実生活で活かすこと、注意点 
3.質疑応答

グラレコなので実際に手を動かすのを中心としながらも、事前に守隨さんと内容を打ち合わせした時に私から「グラレコ=イラスト」だという勘違いイメージを払拭し、それだけではない「場の第三者のレコーダー」としてのグラフィックレコーダーあるいはグラレコを正しく理解してもらいたい、とリクエストしていました。なのでグラレコについて表面的なことだけではなくきちんと理解を深めてもらいたい、というのがこの教室の裏テーマでした。

1.グラレコとは〜ワークショップ

画像2

まず最初に守隨さんのこれまでの作品を中心にグラレコとは何かを事例を通じて見ていきます。

一口にグラレコと言ってもグラフィッカーが描くものだけでなく、参加者参加型のもあります。

最近は企業のカンファレンスでも取り入れてる企業も見かけるようになりました。

またディスカッションの場で割とカジュアルに作成することもあります。

グラレコは場の促進を目的としていて、パブリックなものであり、手元の自分専用のメモとは違うのです。(ちなみにあくまで自分用の記録はスケッチノートと言います)

守隨さんのグラレコ事例

画像12

①聞くワーク

グラレコはただ描けば良いものではなく、聞くことがとても重要。

ということで参加者のお一人の話をみんなで聞いて、聞いた内容を発表するのにチャレンジ!
ちなみに10か月になるお子さんの夜泣きの話でしたが、赤ちゃんがいくつかとか、いつから夜泣きが楽になったとか、正確に聞こうとすると意外と難しいことに気づきます。

②描くワーク
ペンのどの面を使うか、というペンの使い方から始まり、
★喜怒哀楽を線で書く
★単純な組み合わせで書く
(家、本、スマホ、人)
ということにチャレンジ。描いた後はみんなの作品を見て、自分にはなかった視点を発見したり。こういうのがワークショップのメリットかなと思います。

画像4

画像5


画像6

★点、線、面、方向でどう表現するか考える

画像13


★一枚の中でどのようにレイアウトして描くか。
ポイントは関係性を考えること。オススメはタイムライン型。初心者はリスト型がオススメとのこと。

④自己紹介ワーク

ここで参加者がペアになり、お互いの自己紹介をしながら相手をグラレコで表現!

画像14

画像7


⑤リアルタイムで描いてみよう!
なんと実践さながらにリアルタイムグラレコにチャレンジ!

画像8

荒木博行さんのVoicy約10分をきいてA4紙ではなく本番と同じ模造紙に描いていきます!
内容がよりによって「大衆の反逆」という難易度高いもの。


ですが、参加者の皆さんのチャレンジが素晴らしかった!10分でなんとか描き切った!描いた後は1人1人のオリジナルグラレコをみんなで見ていきました。

画像9

画像10

2.グラレコ を実生活で活かすこと、注意点 

最後に守隨さんから特に外で描く時に守隨さんが心がけている点の紹介です。

①コンテンツを借りている意識を持つ。
描いたレコードは描き手の主観が入るもの。
解釈の相違や誤字などから、結果相手を傷つけることになってしまうと悲しいので、特に公でない場合はあくまでも「自分のメモ」と伝える配慮を。
②依頼された時には、描いた後に確認してもらうよう働きかける。

これぞプロの目線ですね。
あくまでグラレコってパブリックなものであり、グラフィック「レコーディング」なんですよね。

本日のグラレコ(byまいこさん)

画像12


最後に

私はグラフィッカーではありませんが、企画し場を作ったり、またイベントレポを書いたりするので、場をどう表現・レポートするか、という話で守隨さんと普段から盛り上がることが多く、今回、この場でグラレコとは「場の促進のために第三者的立場で描くもの」というのが伝わると良いなと考えていましたが、アンケートを見ると伝わっていたようでホッとしました。

そして、肝心の描く方ですが、ペンの持ち方から始まり、まさかたった3時間でリアルタイムグラレコまで出来るようになるとは思っておらず、本当に守隨さんのグラレコ愛に溢れた教えと参加者の皆さんのチャレンジに感動しました!
私も以前、別のところでグラレコ教室を受けたことがあるのですが、リアルタイムグラレコは時間配分とかレイアウトとか難しい!
(ちなみに私はTEDでやりました)

何より参加者の皆さんも守隨さんも、また、駆けつけてくださったグラフィッカーのまいこさんもみんな楽しそうで生き生きしてたのが、企画者冥利に尽きました。

画像12

また次回、より実践的内容で出来たらと思っています!守隨さん、まいこさん、参加いただいた皆さん、そしてご協力いただきましたすべての皆さんありがとうございました。事前準備から当日まで割とトラブル続きでしたが何とか無事に開催出来たことに感謝いたします!


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?