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#個人的な考え方

涙が流れる時と、その終わり

私にとって「本当な」何かを感じた時。 悲しみや寂しさを知った時。 怒りや嬉しさを感じた時。 良いものに触れた時。 美しいものを感じた時。 表面的なものじゃなくって、 他人からは見えないとこにあるような、 いわゆるモヤモヤが、 ぴーんと心に触れた時。 そして特に言葉となった瞬間に、 涙が溢れ出る。 どんなに考えても、 どんなに想像しても、 その人の本当の気持ちはわからないものだと知った時。 自分の中に、少しばかりの、 だけど、ものすごくぎゅっと詰ま

自分を縛りつけていたものは、自分。

私は過去、火星人でした。 火星人になりたくてなりました。 なぜなら、 地球に存在する人間として、 自分は相応しくないと思ったからです。 周りの人が笑うことの何が面白いのかがわからない。 「楽しい」と口にするその感情の源がわからない。 周りにいる人たちが、皆同じ目的で同じ方向を見ている中に自分もいる時、 キューっと自分がどんどん小さくなって、何も考えられなくなってしまう。 また、人間の顔についている目、鼻、口といったものが、 ただの生命存続のための器官だと思った瞬

心地よさが共感を生む

私が「共感なんてあると思わない」と言う時、 『共感とは何か』について自分の中で極限まで考えた結果として、 心底そう思ってることもあるし、 共感している自分がいるということを知られるのが恥ずかしいから、 あえてそんなことを言っている時がある。 「そんな寂しいこと言わないで」という人がいるが、 私からすれば、 この世のほとんどが共感ごっこだ。 共感したいなぁと思って共感している。 私はこの「ごっこ」まで共感と表すべきなのか否か分からない。 私の中で感じているこ

生まれ変わるなら雑草か?

そもそもだけど、 人間の真髄なる部分を探し続けていたら、 世の中のほとんどが どうでもいいことに思えてくる。 そんな中に自分というものが人間として存在することを 時々後ろめたく思ったり、 摩訶不思議にさえ思えるんだけど、 この歳まで人間として生きてきてしまっているから、 人間であることは確か。 ただ、自分はとてもひねくれているから、 人間の作り出した街、文化、時代、言葉、、、 あらゆるものから逃亡したくなることがある。 もちろんそんなことはできやしない

フィクションを楽しみ、フィクションを生きる!

時々、この世の中の全てが『作りもの=フィクション』だと思うことがある。 もともと自然への憧れを強く抱いて生きていて、 自然こそ美しいと思っていた。 音楽の美しさも 自然であってほしいと勝手に願っていたけど、 その音楽だって、 私が奏でる楽音だって、 人間が生み出したもの。 自然な音楽って何?ってことになった。 ただ声は人間の体の一部で、 進化したと言えど、人間の創作物ではないから、 声を奏でるということは、感覚的にとても面白い。 世の中の思想や自分の思

人の良いところを見つけよう

生きていると、いろいろな人と出逢います。 馬の合う人もいれば、 苦手だなと思ってしまう人もいるかもしれません。 でも、わたしは「苦手」という言葉で その人との関係を閉じてしまうのは、 損かもしれないと思っています。 だから、少しずつ歩み寄ろうと思っています。 歩み寄るために必要なことは、 人の良いところを見つけること。 人の良いところを見つけるのは 楽しくて、嬉しくて、 気がつくと、笑顔が生まれています。 何でもいいのです。 ほんの小さなところでもい