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結婚式・新婚旅行中止の心情

コロナがなければ…コロナさえ流行しなければ…と思うことが多々あり、気持ちをまとめてみました。

コロナが流行る前の2019年8月、私たちは2020年の11月の結婚式を目指し、式場の予約をしました。

11月に決めたのは私の両親の結婚記念日でもあり、両親のような夫婦になりたいという想いもあり、この日に決めていました。

この日は土曜日の大安でとても良い日でした。

また私は3月に仙台から山形に引っ越しを予定しており、引っ越し完了と同時に新婚旅行に行く予定でした。

しかし、3月にコロナウイルスが出てきて、旅行はできる状況ではなくなりました。

そして、東京だけでなく各地でも流行り始め、

コロナウイルスの拡大により、11月に予定していた結婚式を来年へ延期し、2021年の4月に縮小して行うことにしました。

この頃ならさすがに落ち着いているだろうという考えでした。

しかし、日に日に増えていく感染者。重症者の数も増え、緊急事態宣言こそ発令されないものの、去年の4月と比べ、明らかに悪化している現状に私たちは頭を抱えました。

一番出席してほしいと思っていた祖母は高齢で持病もある。

けれど、結婚式に参加するために毎日の治療を頑張っている。

しかし、そこで感染してしまったら…

それぞれの立場になって考えると自分たちにはもう何が正しいのかわからなくなっていました。

そして、今年の1月。

とりあえず招待状を出して、来れる人だけ呼ぼうと2人で話し合っていました。

ある日の夜。互いの実家の近くでも感染者が出たことをテレビのニュースで知り、私が

結婚式できるかな…」と言うと、

俺もそれ思ってた…」と夫が言いました。

それを聞いて、私は不安な中で開催しても楽しめないんじゃないか、来る人も不安なのではないかと思い始め、2人の中で中止という決断に至りました。

結婚式なんていつでもできる。不要不急じゃない。と考える人もいると思います。私もそう思っていました。

しかし、実際にいろいろな人に結婚式を見届けてもらいたかった願望ができないとなると後からじわじわとショックが広がりました。

もちろん後からやっても良い訳でありますが、それが何年後か分からないとなると、モチベーションも下がり、そこまでして…という気持ちになってしまいました。

実際に今年の3月開催予定の知人の結婚式にお呼ばれしましたが、会食を伴うため申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、キャンセルさせていただきました。

このような状況でも無事に結婚式ができる人も沢山いると思います。実際に挙げている方もいます。

何が正しいのか間違っているのか判断することはできません。

ただ、自分たちの決断には自信を持ち、夫婦2人で別の楽しみを模索していきたいと思っています。

それと同時に夫婦の絆も深まったような気もしています。


更なるモチベーションupのため、コーヒー1杯奢っても良いよというお優しい方はこちらにお願い致します。