三日月

ネタの多い人生

今日のクライエントはまだ20代なのですが
ご経歴が波乱万丈というか
面白いんですよ。


面白いという言い方は失礼にあたるかもしれませんが
これがまた、なんとも魅力的な経歴。


ひと言で言ってしまうと
業界も職種も色々経験されてきたのですが


その仕事内容も展開も実に
面白いんだなぁ。
詳細は言えないので、なんのことか
伝わらないと思うのですが・・・。


最後に二人でお話ししていたのは
「ホント、これいいネタになりますよね!」
ということです。


こんな面白いお話し
学生なんかに聞かせたら
食いつくだろうなぁ。


私もいつも
「今は大変でも、過ぎてしまえば必ずいいネタになる!」


そう思って辛い状況を客観視するようにして
生きてきましたが


直近で言うと
今年春までの、息子の3年半にわたる不登校生活。


もう本当にしんどかったです。
一時期娘まで大学に行かなくなりましたからね。


まだまだこれをネタにできる余裕はないので
2人が無事社会人になった頃に
大いにネタにしようと思っていますけど。


そんな私でも
今日のクライエントの体験には
ちょっと軽く嫉妬しましたね。
そんないいネタ持っているなんて!!と(笑)


珍しい経験
辛い状況を乗り越えた経験
が多ければ多い人ほど
聴いていて「面白い」。


そういう人に魅力を感じるのは


自分が知らない世界を知っていたり
苦労を乗り越えた話に勇気づけられたり
するということだけでなく


そういう体験を通じて
おそらくその人の人間としての幅や深さみたいなものが
広がったんだろうなぁと思うから。


そして
そういう経験を聴くことによって
自分も疑似体験をして
自分の中にも気づきや
何か得られるものがあると
感じているからなんでしょうね。


「今」辛いと
「ネタ」だなんて思えないけれど


でも、
いつか必ず、確実に
「今」辛いことは解決、解消していくし


その時の自分に
「お疲れさん、やったじゃん!」


って言えるように


真剣ではあっても
あまり「深刻」になり過ぎないように


やり過ごしたり
向き合ったり
時に逃げたりしながら


見守りましょうかね。
自分を。

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