今日も一日。

在宅期間中、一日5キロ(私の場合約1万歩くらい)歩くようにしています。
我が家の近くに都営の大きな公園があるので、終業後ぐるっと一周しにいきます。この時間が、今の一番の癒しです。

一人で歩くときは好きな音楽を聴いてぼんやりと歩くのですが、やはり音楽のチカラってすごいなあ、と思うんです。
高校生の頃によく聞いていた曲を聴くと、自転車にのって通っていた通学路の道のり、季節、匂い、その時の気持ち、全部蘇ってくるんです。
時には当時の気持ちに引っ張られて病みそうになるんですけど(笑)嬉しい事に、成長しているなと感じることも多いです。

何もかも、今の環境に感謝しなければいけないなと思う毎日です。

********

昨日、ある方のnoteを見て、久しぶりに著名人を尊敬しました。
あまりにも等身大で、素直で、まっすぐで、素敵な記事でした。

いわゆるバリキャリの女性って、わたし苦手なんですよ。
すべてを勝ち負けと損得で判断しているイメージで、腹が立つほどドライで、雑で、せかせかしていて。自分に劣等感を感じるんですよ。
そういう方に限って、私みたいなゆるっと適当に生きている人間を説教するんですよね。なんでもっとこうしないの、とか。
まあ、仲のいい友達にそういう子はいないんですけど。

少し話はそれてしまいましたが、女性男性問わず、ビジネスで成功している著名人って、私にとってはそういう存在なんです。

その人はその人。本にこんなこと書いてるけど、ほんとうに毎日こんなこと考えているの?すげーな。という感じです。次元が違いすぎるんですよね。

そんな中で、わたしの働いている業界でも有名な女性が素敵なnoteを書いていました。
最前線で会社を引っ張ってきた方が、言い方は悪いのですが、このままだとドロップアウトするのかな?と思わせるような記事で。

その文章に私はびっくりするくらい引き込まれました。

自分の中では、この方も“そういう”意識高い系のバリキャリ女子ですよね、はいはいという感じだったんですよ、今まで。
仕事もプライベートも超充実して忙しくて死ぬほど幸せです!みたいな熱量が嫌だったんです。

でも、なんだか初めて人間として同じ世界にいることが実感できて。
なんなんでしょう、素直な言葉だなって感じたんですかね。

今まで駆け抜けてきた生活に違和感を感じて、離れてみて自分の原点に返る。そして、今の生活が自分の本質に沿ったものではないかと思い始める。

この一連の気持ちの流れを、発信できることがすごい。
その立場、地位、名誉があっても、ありのままに言葉にして自分の名前で発信できることが、本当に素晴らしい方だなと思いました。

私はその地位や名誉、肩書に縛られる人生が本当に嫌いです。
ほんとはどこにも属したくないし、常に宙に浮いていて、自分の行きたいところにふっと降りれるような、気まぐれな人生を送りたい。

「自分の立場的にこう言えない」「今の環境だから、これができない」

そうやって、人間って縛られていくと思うんです。
日本人のリアルだなって最近思ってたんですけど、その概念が覆されて驚き感動しました。

でも、あの記事を読んでこうやって共感した人は他にいるのかな。
甘いとか社会なめてるとか思われるのかな。女性は感情的だから、みたいな感じで片付けられちゃうのかな。

そう思うととっても悔しいから、外野よりも絶対豊かな人生にしてやろうって思いますよね。

ツラツラと偉そうに書いていますが、そういうわたしは何者で何ができる人間なのかって考えると、思わず突っ伏したくなりますね。

何者かにならなきゃ、というこの気持ちは若いころから変わらず、
この気持ちがあるからこそ、生き急ぐ自分に疲れて今に至るんですけど。

********

昔の上司に「色々考えてしまうのは時間があるからだよ、もっと仕事できるね」と言われ、当時はブチギレちゃったけど、今日も仕事頑張ろうと今なら思えるなぁ。

よし、今日も一日。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?