わたしと給食とT先生
マッ〇ナゲット390円だ〜!!!ねこです。
タグを見て最初に思いついた先生のお話。
わたしは、わりと(全員ではない)先生に恵まれた方だと思う。わたしを受け持ってくれた先生で「コイツァ好かんな!!!」という先生はパッとは思いつかない。記憶から抹消してしまっただけかもしれないけれど。
1.わたしと給食
保育園の時から「先生」という存在は好きだった。
わたしの周りに先生が多かったのもあるかもしれない。
わたしが一番心に残っているのは小学2年生の時に担任になった先生、T先生とする。
わたしは好き嫌いが多い。
今は大人になったので、食べられるものも増えたしあんまり好きじゃなくてもポーズとして食べることができるものが増えた。大人なのでね。
そんなわたしなので、給食の時間は大変だった。
好きなものばかりならいいが、苦手なものが出た時とくにわたしは食わず嫌いが多いので、給食で初めて見たものは人が初めて火を見たような気持ちだった。それはちょっと盛った。
それでも給食を「残す」という選択肢は(なぜか)なかったので、クラスで最後かもしくは休み時間までちまちまと食べる生活を送っていた。
2.食べるのは遅いけど
ある日、わたしがいつものように最後の方に食器を下げていると、T先生が突然
ねこはいつも食べるのが遅いけど、とても綺麗に食べるね
と言った。
嬉しかった。
当時8歳のねこに「米1粒にも神が宿るから!!」なんて思いはなかったと思うけど、ご飯粒からなにから残さずにちゃんと食べていたことを褒めてくれた。
食べるのが遅いと給食の係も大変だし、休み時間も減ってしまう。そのマイナス面だけを考えていたわたしにT先生は「残さず綺麗に食べること」というプラスの面を見せてくれた。
今もわたしは1人で食べる時は早いのだが、人と食べる時は遅い。よほどお腹空いてたら早いけど。
それでも、ちゃんと綺麗に食べているよと思えるのはT先生のおかげだ。
※サムネはみんなのフォトギャラリーより拝借しています。
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