最後から二番目のGW──2023年5月6日（土）

・バイトのために上野駅へ。6時半に駅に着くと、駅ナカのお店がどこも開店準備を始めていた。社会って早起きだなと思った。すごいことだ。

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引用：https://joho.st/tokyo/ueno/amp_tsubasa.php

・かれこれ数十回は通り過ぎているはずなのに、上野駅の中央改札前に翼の像という裸婦の銅像があることを初めて知った。ご丁寧に「待ち合わせ場所」と刻印されていたが、悲しいことに私は待ち合わせ場所としてはおろか、その像の存在すら認知していなかった。

・渋谷のハチ公や池袋のいけふくろうみたいなスポットにしたかったのかもしれないが、上野駅は渋谷や池袋ほど駅の構造が複雑ではなく、かつそれほど混雑もしないので、「中央改札前に集合ね」で事足りてしまうのだ。広くて見晴らしがいいから、人が多くても簡単に見つけられる。

・ただ、グーグルのレヴューを見ると（単なる銅像にもレヴューがあること自体、驚きだが）、待ち合わせ場所として重宝している人も一定数いるから、自分の認識不足はあるかもしれない。

・でもなあ、伝わるかなあ、「翼の像の前に集合で」と友達に言って。「なに？」「上野美術館の中？」と返ってくる未来しか見えない。今度やってみよ。

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・オレンジジュースの自動販売機。

・上に堆積してるオレンジは飾りかと思ったら、注文するとそこからゴロゴロとオレンジが転がってきて、左下のミキサーみたいな部分に落ちていく。どうやら生絞りで提供してくれるようだ。すごい。

・味も高級な果汁100%ジュースの甘みと酸味があり、居酒屋で飲みすぎたあとの口直しにとてもちょうどよさそうだった（※吐きそうなときに飲むと胃を刺激して悪化してしまうらしいので注意）

・個人的には同じ要領でりんごジュースも作ってほしいけど、りんごは硬いから自販機サイズの機械じゃ難しいだろうか。だったらキウイジュースとかもいいな。

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・パチンコ屋の清掃のバイト。台拭きのコツも掴んで前回よりはスムーズにできたが、その分スピードもアップしたことで、台の出っ張り部分に指をぶつけまくってジンジン痛む。特にスロットのレバーとメダル投入口は凶器だ。

・スマスロはまだ打ったことはないが、メダル投入口がないというだけで、感謝で頭が上がらない。今夜からスマスロのない方向に枕を向けて寝よう。全方角にスマスロがあったら立って眠る。

・あと作業中、なぜか天井のスピーカーから延々とAKB48の「涙サプライズ！」が流れてて気が狂うかと思った。2009年の楽曲をなぜいまさら…？しかも無限リピートときた。シンジくんでさえリピートするのは2曲だったのに。

・パチンコ狂いだったときは、こういう有線から流れる曲は今日熱い台の示唆だと愚考していたが、実際のところはどうなのだろう。そんな分かりやすいことをするとは思えない一方、何かしらの意図はありそうな気もする。それが罠といえど。

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・日暮里「馬賊」の担々麺と餃子。このお店は知らなかったが、長蛇の列ができてたので気になり、前情報なしで並んでみた。

・担々麺は辛さというより酸味の方が強く、ごまの風味とコクにマッチしていた。それがもちもちとした手打ち麺に絡んで美味しい。餃子は皮が分厚くてタネもぎゅっと詰まってて、高級肉まんのような味わい。大満足。

・次回はこれも看板メニューという冷やし中華も食べてみたい。

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・後輩と『シン・仮面ライダー』を観る。

☑冒頭2カットで「あ、庵野みっけ」と分かるわかりやすさ。
☑浜辺美波の可愛さと長澤まさみのハッチャケ具合だけでもお腹いっぱいになる。
☑森山未來の境遇とそれに端を発する野望は、シン・エヴァの碇ゲンドウを彷彿とさせた。
☑仮面ライダーの変身ベルトって勝手に作動するのかと思ってたが、バイク走行による風で回転させているのは知らなかった。これは元祖仮面ライダーにもある設定？

・全体として、氏の監督作にしては真っ当におもしろい王道ストーリーに仕上がっていて、仮面ライダー愛が強すぎるゆえにひねった展開にするのを許さなかったのだろうか。朝4時半起きが災いして一部記憶にないシーンがあるので、機会を見て再チャレンジしたい。

・あ〜〜〜GWが終わる〜〜〜やめてくれ〜〜〜。最終日まで楽しいと社会復帰できなくなるから、最終日は猫みたいに家でぼーっと壁でも眺めていよう。