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2024.07.06 FC町田ゼルビア vs 名古屋グランパス

おはこんばんにちは。

2週間ぶりですが、そのうち神戸戦とガンバ戦も振り返ります。

吹田現地行かれた方お疲れ様でした。あのサウナのような空間での共闘疲れました…

関西アウェイ連戦で勝ち点4とベターな結果で久しぶりのホーム。鹿島とガンバとの勝ち点差がせっかく開いたので、ここは絶対に落とせない試合です。

スタメン

ゼルビア:4-4-2
前節から2枚変更。ボランチは仙頭と下田のボールを動かすことに長けたコンビに変更。デュークのパートナーが藤尾に。ベンチには行方不明のオセフンとナサンホがケガから戻ってきた。

名古屋:3-4-2-1
前節はアウェイでC大阪と対戦し、2-1で敗戦。最終ラインを形成する1人である三國が累積で出場停止。こちらも前節から2枚変更。ミッドウィークで酒井とターレスを放出し、ケガ人も多いためスカッドの充足感としては足りていない感じがする。

スムーズに前進ができるようになってきたが、名古屋のプレスが怪しい?

この試合、はっきりとゼルビアがボールを持ち、名古屋がブロックを形成するという構図になった。特に前半は。というのも、名古屋のブロックが全体的に引き気味で、ボール保持者への制限も特になかったからだ。前線の選手が制限をかけてくれないと、2列目、3列目の選手も狙いを定めずらく寄せが甘く、割と自由に敵陣に侵入し、ゴール前に迫る機会を作った。

さらに、名古屋は右HVに稲垣を置いたため、サイズのミスマッチが起きてロングボールをデュークが自由にコントロールできていた。というのも、稲垣は平河のマンマーク要員感があり、地上戦では平河に自由にやらせていなかった。前半の終盤にはこれを嫌ってか平河と荒木はサイドを変えている。稲垣相手にぶっちぎれなかったところなど、少々の課題を残してイングランドに移籍してしまった…(海舟も平河もゼルビアの00世代は本当にすごい)

プレッシャーの無い状況だと、イボと昌子のCBはそれなりの精度でフィードが蹴れるので、対角へのロングボール、通常運転でヘンリーへのロングボール攻撃が炸裂していた。対面の内田がサイズ的にミスマッチだったのもあるが、地上戦でもヘンリーは縦をフリに使って中に入っていく場面もあったし、最後のクロスの精度がついてくれば…という感じだろうか。

また、名古屋の5バックがきちんと帰陣してくれたので、SBが攻撃に参加しやすい状況が作れており、右のヘンリーだけでなく左の林も積極的に攻撃に参加していた印象。そういうところもあってか、最終ラインとCHの間が空いてセカンドボールはほぼゼルビアが回収できていた。決勝点もそうやって押し込んだ形だった。

とはいえ、後半になるとスタートから名古屋は永井を投入し、その永井が積極的にプレッシャーに行くことで、後ろの選手たちもつられるように前線からスペースを埋めていき、ゼルビアの自由度を奪うことに成功。

もちろん永井の交代に伴って内田や中山のポジションが変わったり、それぞれの立ち位置が修正されたこともあるが、後半はお互いにロングボールを多用する展開になった。

名古屋としては前半の攻守の切り替えの遅さやそれぞれのポジション取りが遅く、ゼルビアのプレスを回避できるような動きができず、プレスに捕まったりボールを捨てるようになっていたところが少々苦しい感じがしたが、人は揃っているのでケガ人の復帰次第だろうか。


試合結果

町田 1-0 名古屋
得点者:30' 下田北斗

さいごに

平河悠のFC町田ゼルビアでの最後の試合、勝って送り出すことができて良かった。3シーズン前の最終節に突如現れた特別指定の選手がまさかここまで化けるとは誰もあの時は想像していなかっただろう。

また、それと同時にチームがJ1の首位に立っていることも誰も想像していなかった。それだけ、変化は早いということだし、いかにそれにクラブとして、個人として付いていけるか。これからも無理せず応援していきたいと思います。

選手のアウトが続いているので、今いる選手は更なる成長を、原さんは補強をお願いします。


最後までお読みいただきありがとうございました

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