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あなたに合った投資とは?

はじめに

株、投資信託、FXなど、投資商品はいろいろありますが、何がどう違うのでしょうか?よくわからないまま投資をはじめてしまうと、「気づいたらお金が大きく減っていた」・・などということにもなりかねません。投資商品を種類別に解説します。

投資商品の種類と特徴

「資産運用をはじめてみよう」と思っても、自分に合った商品を見つけるのはなかなか難しいもの。世の中にはものすごい数の投資商品があります。ここでは円建ての代表的な投資商品について、商品の特徴や長所、短所、リスク、コストなどについて見ていきましょう。

おもな投資の種類

株式
投資信託
FX
国債
先物
不動産

●株式

株式は投資商品の代表格といえるでしょう。仕組みが単純でわかりやすいため、「初めて購入した投資商品は株」という人も多いです。銘柄の選択や投資タイミングがうまくいけば、大きな収益が期待できます。
反面、値下がりリスク、元本割れリスクがあります。個別企業に投資するので、倒産リスクもあるといえるでしょう。そのため、ハイリスク・ハイリターンの商品です。値上がり益だけでなく、配当や株主優待狙いの投資もできますので、短期投資にも長期投資にも向いています。投資の対象となる銘柄数も多く、また上場している市場も東証1部や2部、JASDAQやマザーズなど多岐にわたるので、自分の身近な企業にも投資でき、わかりやすいといえます。売買手数料は近年下がる傾向にあり、特にネット証券ではとても安い手数料で売買することができます。上場株式は、取引時間中にいつでも買うことができるので、利便性が高く流動性に優れています。また、価格も確認しやすいといえます。

● 投資信託

株式同様、有力な投資商品です。ファンド(銘柄)の選択や投資タイミングがうまくいけば、大きな収益が期待できます。反面、値下がりリスク、元本割れリスクがあります。投資信託は、ファンドマネージャーとよばれるプロの専門家が運用します。銘柄数が多いのが特徴で、日本には現在5,000本以上の投資信託があるといわれています。そのため、ハイリスク・ハイリターンの商品もあれば、ローリスク・ローリターンの商品もあります。また、外貨建ての投資信託もあります。投資信託は分散投資が可能で、基本的には長期投資に向いていますが、短期投資や分配金狙いの投資も可能です。近年、インデックス型(パッシブ型)を中心に販売手数料や信託報酬の引き下げ、いわゆる低コスト化が進んでいます。毎月一定額での購入など、積立型の投資も可能です。基準価格は1日1回しか更新されませんので、株式と比べると価格のわかりやすさは劣ります。解約不能期間(クローズド期間)が設けられている商品もあるので注意が必要です。

● FX

FXは、証拠金を差し入れて、その何倍もの(最大25倍まで)外国為替で取引ができる商品です。対象通貨は米ドルが中心ですが、豪ドル、NZドル、ユーロなどの通貨も取引できます。日本のFXでは女性の参加者が多いことから、FXの個人投資家はよく「ミセス・ワタナベ」とよばれます。少ない元手で相場見通しどおりに為替が動けば、大きな利益を得られる一方、見通しがはずれたらとても大きな損失を出す可能性があります。ほぼ24時間取引ができるなど、利便性は高いといえます。

●債券(国債)

債券は株式と並ぶ有力な投資商品です。債券の代表格の国債は、国が発行する債券で、発行時に決められた利息をもらえるとともに、満期まで持てば元本が戻ってきます。国が利払いと元本を保証しているため、安全性は抜群といえるでしょう。償還までの期間は最長で40年のものがあります。機関投資家、特に金融機関にとって国債は有力な運用商品ですが、個人が国債を買う場合は、個人向け国債が中心になります。株式のように取引所で売買するわけではないので、基本的には持ちきり(バイ・アンド・ホールド)が前提です。なお、近年の超低金利、特にマイナス金利政策導入以降、たとえば10年国債の流通利回りはマイナスになることも珍しくなく、国債投資の醍醐味は著しく薄れているといえます。

●先物・オプション

先物・オプションは、おもに原資産(株式や債券、通貨、金利など)から派生した商品で、よくデリバティブ(派生商品)とよばれます。少ない元手で、相場見通しどおりに価格が動けば大きな利益を得られる一方、見通しがはずれたらとても大きな損失を出してしまうのが特徴です。そのため、先物・オプションは、株式やFX以上にリスク・リターンが高いといえます。(ただし、「オプションの買い」のリスクは限定されます)日経平均株価を投資対象とした株価指数先物である日経225mini(ミニ)が、個人投資家の人気を集めています。

●不動産

不動産は、これまで見てきた投資商品(金融商品)とは少しタイプが異なります。株式や債券、為替などの値動きの影響を受けにくいため、分散投資との対象としても有力です。不動産投資には、土地や建物を買う現物投資や、投資用マンション経営、アパート経営、駐車場経営などがあります。先ほどのREIT(不動産投資信託)も、広い意味での不動産投資といえるでしょう。不動産に投資する場合は、基本的に多額の資金が必要で、借り入れをすることが多いので金利の動向に影響を受けます。反面、家賃収入や駐車場収入は比較的安定的に入ってきますので、ミドルリスク・ミドルリターンといえるでしょう。ただし、不動産投資には、地価下落リスクや空室リスクなど、不動産に特有のリスクがある点には注意が必要です。

さいごに

投資方法にも様々ありますから、時間に余裕をもってやりたいという方は手始めに自動売買取引システムのあるものを選ぶといいと思います。
私も仕事をしながら投資をいくつかしていますが、そのほとんどが自動売買取引を使ったものが多いです。
仕事やプライベートを良くする方は是非そちらの方を選んで下さい。

ただ勘違いしていただきたくないのが投資はあくまでリスクら避けては通れないものなので、「費用無料!」「絶対儲かります!」などのキャッチコピーを謳ったものは使わないのが身のためです。

自分なりに一番やりやすそうなものを選んで挑戦してください。

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