プロトテアトル『フェスティバル#3 Match pomp』終演
1月より稽古を続けていた、プロトテアトル『フェスティバル#3 Match pomp』がようやく終わりました。
楽しいことも、苦しいこともありましたが、前向きな言葉で締めるなら「終わらない“祭り”」を過ごしているかのようでした。
エンドレスエイト的な(僕のアニメの知識はこのあたりで止まってます)。
いつか振り返れば、ぜんぶひっくるめていい思い出になってるんじゃないかなー、という意味で。
僕はこの公演が演劇から離れて約10年ぶりの復帰戦なので、ちょっとしたリハビリみたいなものとして位置づけていました。
プロトテアトル主宰のペレイラくんもそれを承知のうえで、「失敗してもいいし、わからないことがあったら教えるから手伝ってよ」と誘ってくれました。
最初は気軽に、楽しく稽古をしていました。正直、「こんなにのんびりで大丈夫だろうか?」とも思いつつ。
ところが、だんだんみんな余裕がなくなってきます。「稽古日数が足りないのでは?」などと話していた、ちょうどそのタイミングで小島さんが降板し、様相は一変。
ペレイラくんも僕に丁寧に教えているどころではなかったのでしょう。それは仕方ないと思います。いろいろとありました。
まあ、その話はさておき、本番です。僕は演出助手の仕事にくわえて音響オペレーターと広報も担当したわけで、中でも初挑戦となる音響はたいへん緊張しました。
終わってみれば、大きなミスはなく、むしろ突発的なハプニングにもしっかりと対応できたので、胸をなでおろした次第です。
簡単な作業で済むようにと事前に準備してもらっていたのもありますが、不器用な自分にしてはうまくいったほうだと思っています。
広報に関しては、はっきり言って僕には向いておらず、もう二度とやりたくないですけれど(笑)、これもいい経験にはなりました。
いちばんメインでがんばった演出助手の仕事は、おもしろくかつやりがいもあり、やっぱり僕は演出がしたくて演劇をやっているのだなぁと再確認しました。
そんなこんなで、想像の100億倍キツかったものの、とても充実した三ヶ月で、この公演に参加できてよかったと思っています。
僕を迎え入れてくれた劇団員のペレイラくん豊島さん小島さん、そして有川さんをはじめ、お手伝いに来てくださった岡田さん、他にもたくさんの方々の助けがあって最後までやり通せました。改めて、お礼申し上げます。
もちろん、いつもnoteを読んでくださっている皆さまにも感謝を。そして、これからも変わらず伊藤芳樹を応援していただけるとうれしいです。
それでは、またすぐにお会いする日がくるかと思いますが、いったんここで。
ありがとうございました。
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