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ギザギザの語源

ある機械の使い方が分からなくて戸惑っていたアリスに使い方を伝えるときに出てきた日本語。

「ギザギザ」

そういえば、これって英語でなんて言うんだろう?

アリスに聞いてみると「spiky side」と言うことだった。

念のために検索してみると出てきた言葉は、
notches
; serration; indentation; jaggies
でspikyはまったく出てこなかった。

spikyで検索してみると、spiky hairが出てきて、髪の毛ツンツンの若者ヘアスタイルの画像が一杯出てきた。

実際に使われている言葉と、検索で出てくる言葉の違いに、「ふむふむ」と思った。

このギザギザって他の言語では何て言うんだろう?
そもそもギザギザって何なんだろう?
興味は止まらなくなり、ついつい、いろいろ調べて遊んでしまった。
そして思いもかけない出会いもあった。私の大好きな音楽の、よく使われる用語、「アルペジオ」の元の意味にも行き着いた。そしてさらに、当然のように使われている「トリル」にも。

トリル trilare trillo(小鳥のさえずり:イタリア語)
アルペジオ arpe arpeggiore (ハープ ハープを弾く:イタリア語)

このどちらもギザギザになっている。(笑)ギザギザから音楽にまでつながるなんて、何て面白いの!とどちらも私の好きなもの、音楽と言語がこんな風につながっていることに、一人ワクワクした時間だった。


そしてさらにさらに、他の言語ではなんて言うんだろうと、思い付くままに調べてみた。ネットでの検索だから、どこまで自然な言語かは分からないけれど。

そしてそもそもギザギザの始まりはどこ?と思った。
語源は英語のgather(ギャザー)→ギャザ→ギザギザ

何でも興味持ったことはすぐに調べられて、納得できて、スッキリ出来る。本当に便利な世の中になった。これから大きくなる子どもたちには興味を広げるために、どんどん好きなことを検索して好きを追求して欲しいなあとしみじみ思った。ちょっとうらやましいな~と思いながら。(笑)

そして私は今から好きを追求する。(笑)

この頃、自分に毎日自分を鼓舞する言葉を探している。日本語じゃ頭の体操にならないから、一石二鳥三鳥を狙って英語の名言を探した。そしてある名言を見たとき、さらに元の元の言語も探したら、もっと頭の体操になるってひらめいた。

計画のない目標は、ただの願い事にすぎない。

- Antoine de Saint-Exupéry(サン=テグジュペリ) -

ここから、まずは英語とフランス語のハイブリッドから始めてみようと思った。そして三連休に向けて準備した名言。


All grown-ups were once children… but only few of them remember it.
Toutes les grandes personnes ont d’abord été des enfants. (Mais peu d’entre elles s’en souviennent.
Antoine de Saint-Exupéry

https://iyashitour.com/archives/29954
http://www.cmls.polytechnique.fr/perso/tringali/documents/st_exupery_le_petit_prince.pdf

おとなは、だれも、はじめは子供だった。しかし、そのことを忘れずにいるおとなは、いくらもいない。

https://iyashitour.com/archives/29954


希少な大人でいるために、毎日自分を実験中。(笑)

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