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教師の名言・格言  その30      No.036 「感謝の言葉『ありがとう』を伝える」

No.036 「感謝の言葉『ありがとう』を伝える」

感謝の心を持つ。
いつも。
だれに対しても。
なかなかできることではない。
けれど、ある勤務校での校長先生が、絶えず発していた言葉。
子どもに対して、職員に対して、地域の方々に対して。
それが、何気なくスッと出るのである。
それを聞いた時の子どもたちの顔は、とうぜん笑顔。
校長先生から「ありがとう」と言われるのである。
嬉しくなる。
職員もそう。
教師だけでなく、用務員さんや調理員さんに対しても。
この「ありがとう」という言葉を、これだけたくさん聞いたことは今までなかった。
ああ、感謝の言葉って大事なんだなあと思ったものだ。
それ以来、気がついたら感謝の言葉を心から言うようにしている。
この「している」というのが曲者。
自分で意識しているということは、自然でない。
これが自然に、知らないうちに口から出るようになれば本物と言えるだろう。
その時の校長先生にはまだまだ及ばないが。
これからも心から、スッと言えるようになりたいと思う。

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