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#EP9 北米のパリのノートルダム

こんにちは!Karinです。
今日はモントリオール旧市街にあるノートルダムを紹介します。

少しだけ歴史のお勉強

モントリオールはカナダのケベック州にある街ですが、なぜ北米のパリと呼ばれているのでしょうか。
それには歴史が関係しています。

1535年、探検家のジャック・カルティエがヨーロッパ人として初めてカナダに上陸し、1641年にメゾンヌーヴというフランス人によってモントリオールの道路や建設を整備し、翌年からフランスの入植者が住み始めるようになりました。(ヌーベルフランス時代=ニューフランス時代)
モントリオールは、当時フランスで流行していたフェルト帽の材料となる、ビーバーのビーバーの毛皮取引の中心地として栄えていったのです。

1760年、イギリス軍に占拠され英領カナダ州となるのですが、すでに大帝国を形成していたフランスの存在は大きく、先住民族とフランス系の住民をイギリス化することは難しく、1774年にケベック法を制定し、フランス語・カトリック教・フランス民法を容認します。
この政策が英語とフランス語のバイリンガル都市に繋がるのです。

北米のパリのノートルダム

かな〜り大雑把にまとめましたが、モントリオールの歴史はこんな感じです。
なので特に旧市街には、ヨーロッパっぽい、フランスっぽい石畳の道路とレンガ造りの建物が並んでいて、まるでヨーロッパに来たみたいです。
だから北米のパリと呼ばれているんですね。

ヨーロッパの雰囲気を醸し出す道

そんな旧市街にあるノートルダム大聖堂はフランス系住民によって建築された聖堂です。
残念ながら行った時はちょうど右側の塔?が工事中でしたが、外見はこんな感じ。

モントリオール・ノートルダム

パリのノートルダムは火事で燃えてしまいましたが、色も、両側に高い塔ある感じも、全体的にカクカクしている感じも、なんだか似ている。真ん中にステンドグラスはないけど。
目の前には広場があって観光客で賑わっていました。

15ドル払ってチケットを買うと中も見学できます。内部はこんな感じ。

大聖堂の内部
パイプオルガン

正面はとっても豪華で壮大。全体的に青や緑、金を基調としていて神秘的な印象を受けました。
ステンドグラスは大きいものや沢山あるわけではありませんが、一つ一つの絵柄が細かくて綺麗でした。
背後には大きなパイプオルガンも!

聖堂の裏側にはチャペルもあって結婚式を挙げられるそうです。

裏のチャペル

本当に綺麗なのでモントリオールに来たらぜひおすすめしたいところです!

【今日のフランス語】

ノートルダム大聖堂にちなんで、、、

l'Architecture (女性名詞)=建築

英語と同じ単語ですが、発音は異なります。
(英)アーキテクチャー ≠(仏)アルシテクチュール

みなさんはいつも間違えちゃう単語とか何回聞いても覚えられない単語ってありませんか?
私の場合はこの単語がなんかすんなり入ってこないんですよねぇ、、いつも建築って言いたい時になぜか出てこない。笑
完全に記憶されてないのか、使う場面が少ないのか、、次に使う機会があったらサラッと出てくるようにこれを機に記憶に定着させます。笑

それでは今日もありがとうございました!
Merci, à demain ✨

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