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タイアップで失敗しない美容系YouTuberの選び方 〜美容系YouTuberの2軸論〜
ある日BitStarへ相談が……
ある日、お客様からBitStar営業担当へのご相談メールが……。
👨💻「スキンケア商材でタイアップができる美容系YouTuber候補が欲しくて」
🙋♀️「ありがとうございます!ちなみに、過去Youtuberタイアップを実施したことはありますか?」
👨💻「あるにはあるのですが、確かに再生数は一定伸びたものの、正直『うーん……』という感じで…」
YouTuberタイアップでよく出てくる『うーん……』の正体、
もしかすると、候補出しの時点ですでに原因があるかもしれません。
あっ、こんにちは、編集長のおーうらです。
今回は、YouTubeタイアップの第一歩にあたる"人の選び方"についてお話をしようと思います。
YouTuberタイアップの特性
一口にYouTuberといっても、登録者数の違いだけではなく、
✅ 100万登録を超える超人気YouTuber
✅ 10万〜50万登録の専門性の高いYouTuber
✅ 10万登録以下だけれど良質なコンテンツを投稿しているYouTuber
など、様々な特性のYouTuberが存在しています。
特性が異なるからこそYouTuber施策は選定段階で迷いがちですし、
どうしてもジャンルで絞ってアバウトに選定してしまいがち。
とりわけコスメ商材を日常的に配信する”美容系YouTuber”に関しては、一人ひとりの特性が登録者だけではなくその投稿しているコンテンツによって異なるのに、“美容系YouTuber”として1つのジャンルとして見られてしまいます。
そのため、本来はもっと商品とYouTuberの親和性を大切にしなければいけないのに「とりあえず広めにリストが欲しい」とざっくりご相談いただくことが多い印象があります。
ただぁぁぁし!
この「とりあえずリストが欲しい」ステータスにおいて、私たちは数百単位のアカウントから、多くとも20程度に絞ったものをお出ししながら、特段おすすめなYouTuberまでを色つけしてご提案しているわけです。
そういうお仕事です。
このnoteを書いたわけ
先日、お客様から「どうやって考えてるんですか?」と聞かれることがありました。
今回はこの機会に、インフルエンサーマーケティングプランナーである筆者が、美容系YouTuber選定を行う際のちょっとしたコツと事例を、みなさんに共有したいと思います。
あっ、note初記事投稿です!よろしくお願いいたします🙇♂️
美容系YouTuberをはかる、2軸のバロメーター
まずはじめに、先ほど
一人ひとりの特性が登録者だけではなくその投稿しているコンテンツによって異なるのに、“美容系YouTuber”として1つのジャンルとして見られてしまいます。
と書いたように、美容系YouTuberにも得意分野があります。
「そら年齢も肌の色もそれぞれやし、説明が得意な商材があってあたりまえやろ💥」
と思われるかもしれませんが、まじでごもっともです。
ご理解いただきありがとうございます🙏泣
ただ、ここでお伝えしたいのがもう一歩踏み込んだ、、というよりもっと手前にある得意分野を理解する、美容系YouTuber“2軸論”です。
軸1)アイドル型=その人の見た目、言動、存在そのものを目的に見られている
軸2)ロールモデル型=その人のやる行動、習慣、考え方を目的に見られている
視聴者視点でもう少し感覚的にいうと、
軸1)アイドル型YouTuberのファンは
「〇〇ちゃんの動画、今日も上がったから見る。明日も見る。」
軸2)ロールモデル型YouTuberのファンは
「自分のニーズに合う企画が出たから見る。これだけは絶対外せない。」
といったところ。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/59765007/picture_pc_5b8b76581435ff3ddab9007e5d985f1e.jpg?width=1200)
この2軸は同一の数直線上ではなく、あくまで2軸のバロメーター。
大抵の場合は美容系YouTuberごとに、どちらか得意な軸が突出します。
つまりはどちらとも強みとする両立が可能ということでもあり、
実際にアイドル型、ロールモデル型どちらの特性も併せ持つ「キメラ型」
の美容系YouTuberも存在するのです!
美容系YouTuber2軸+1の具体例
実際に、各軸に当てはまるYouTuberの例とその動画コメントをピックアップしてみました。
👉アイドル型YouTuberの例 【古畑星夏/SEIKA FURUHATA】
『美しすぎます🥺肌がピカピカ🥺そして、せいかちゃんの声すごい柔らかくて落ち着く💓』
『星夏ちゃんお肌が綺麗だし、目鼻立ちがはっきりしてるからすっぴんでも薄いって感じないの羨ましい〜!』
👉ロールモデル型YouTuberの例 【ChieHidaka MUA】
『SHISEIDOのファンデーションすごく気になってました‼️今すぐ試してみたいです✨』
『SUQQUのグレーアイライナー可愛いですね!シグニチャーカラーアイズの05緋影のグレーシャドウとも合わせやすそうで気になります❤』
👉キメラ型YouTuberの例 【ひなちゃん5しゃい】
『ひなちゃんのメイク真似していっぱいメイク練習してるけどみんなに可愛くなったね!って言われて毎日うれしい!ありがとう!!ひなちゃん!!』
『ひなちゃん×クリオの神な組み合わせ過ぎて、全部使ってるコスメ欲しくなった…!!!!!』
ただ!ここで重要なのが!あくまで現時点であることです!
YouTubeは自由な場所。今日までの美容アイドル型YouTuberが、明日にはゴリゴリガジェット系になっててもおかしくないし、別にそれでいいんです。
(お仕事する立場としてはかなり戸惑いますが、ちょっと泣けば落ち着きます)
美容系YouTuberのタイアップ事例
やっぱり事例があるとイメージがつきやすいですよね。
この2軸論に関わるタイアップ事例を紹介します。
【与件概要】
新登場スキンケアの販促に美容系YouTuberを用いて、
概要欄のURLからの購入につなげたい。
【キャスティング】
-Aさん(お客様指名のアイドル型YouTuber)
-Bさん(筆者から提案したロールモデル型YouTuber)
※Aさんの起用コストは想定Bさんの3倍程度
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/59765043/picture_pc_9c99931405aac261cd9aca958ae73099.jpg?width=1200)
結果として、
-Aさんの再生数はBさんの10倍
-Bさんの購入数はAさんの10倍
という数値が出たのです。
このように、視聴者デモグラのみ、また知名度やチャンネル規模ありきで選定してしまうと、本来望んでいた結果とは大きな乖離をもたらす場合もあるということです。
2軸論を用いたシンプルな分析は上記のようなYouTuber本人の商材親和性に加え、「視聴者が何を求めてそのチャンネルを登録しているのか」という観点からタイアップ動画閲覧後の視聴者の反応を先んじて想定しすることで、
ご商材や施策目的とのマッチ度アップに役立つといえます!
このnoteのまとめ
✍️「美容系YouTuber」はじめ、インフルエンサーはジャンルで一括りにしないで、”視聴者にとってどういう存在か”を分類していくことが大切。
✍️大きなズレを起こさないために軸や枠の意識は有用な一方、人は日々変わるもの。あくまで、その時点のフレッシュな情報や状況を踏まえることが大切。
ご相談はこちらまで
👇インフルエンサータイアップ施策ご相談窓口
株式会社BitStar
e-mail : sales@bitstar.tokyo
URL : https://bitstar.tokyo/
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