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【熱量】MERY×BitStarコラボウェビナー振り返り解説〜「Z世代とは?」「インフルエンサーとは?」 〜

「梅一輪 一輪ほどの あたたかさ」
服部嵐雪の句が思い出される季節の変わり目も、圧倒的に過ぎようとする今日この頃。みなさまいかがお過ごしでしょうか?

こんにちは、RING LIGHT編集長おーうらです。
たった17音で情景を伝える日本文化、そらTwitterがマッチするわけだ。

さて先日、「Z世代のインサイトと最新の若年層向けマーケティング手法を徹底解説!」というタイトルで、MERYさんとBitStarで共催ウェビナーを開催しました。(私情を挟むと人生史における大歓喜事案)

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事業会社や広告会社でインフルエンサー関連の業務にあたるたっくさんの方に視聴いただいた結果、

「お…奥松さん…時間足りなかったですね…ぜぇはぁ…」

という熱量具合でした。ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました!第2弾ができるといいなぁ。

そして今回のnoteでは、そのMERY×BitStarウェビナーで特に盛り上がったポイントをライトに解説します。

……だけにしようと思ってたのですが、ウェビナーの事後アンケートを見ているとみなさん若年層マーケティング、インフルエンサー活用に思った以上に悩みを抱えていらっしゃるようです。なので、最後に勝手にお悩み解決ミニコーナーもやります。自由な場所なんですここ。好きだなぁこの仕事。

それでは…MERY, SET, GO!

【MERY】Z世代=自分アップデート世代

0222_【MERY】セミナー資料

アプリから出発し、現在はコミュニティメディアと形を変えながら、若年層の女性に向けてコミュニケーションを続けてきたMERYさんは、Z世代=「自分アップデート世代」と捉えているそう。

MERYさんパートは、このスライドの3つのポイントを押さえながら自社のコンテンツを作ることはもちろん、特に③の「つながり」を戦略的に落とし込んでコミュニティ形成をサポートしていらっしゃいます。

そういや日々、BitStarがクライアント様におこなう提案でも、それぞれのインフルエンサーが持つ「つながり」の中にプロモーションも組み込んでもらうことを心がけているといえます。文脈としてのつながり、人脈としてのつながり。彼らの人生そのもの、世の中との関わり方そのものが訴求内容にないと、受け手の心にはつながらないのです。

クライアントとの会話でも、このあたりの感覚がすり合っていると、インフルエンサー選定や企画案などもスムーズに決まっていくことが多いです。

なのでこのお話は、わたしの他note記事の内容ともつながります。
いつも読んでくださる皆さんにはスッと入っていくと信じてます(涙目)、
時代は「つながり」か…。

【BitStar】インフルエンサー=クラスのあの子

改(展開用)MERY様共催セミナー_BitStar側素材

YouTube、Instagram、Twitter、TikTok、……それぞれのプラットフォームを縦横無尽に活躍するインフルエンサーたち。Z世代にとっては“クラスのあの子”です。

もちろん、好きなインフルエンサーが有名になるほど、「だあぁぁあ嬉しいけど、〇〇ちゃんが遠い存在に…!」なんて言い方はしますけど、もっと前提のお話。

「△△について、意見を聞くならAちゃんだな」「◇◇な気分の時は、Bくんの話を聞いて笑いたい」など、信頼感と親近感を以って自分に影響を与えてくれる、そんな一人ひとりを言葉でくくったのがインフルエンサーです。

YouTubeのチャンネル登録やSNSのフォローは「自分の理想のクラスのメンバーを集める行為」だと思っています。一人のユーザーとして。

ワイワイ楽しい盛り上げ役の人、知らなかったことをいつも教えてくれる物知りな人、超努力家で自分のモチベーションまであげてくれる人、そんな魅力的なメンバーを集めて、自分だけの理想のクラスをスマホの中につくっているんですね。

この肌感覚を持たずにインフルエンサーマーケティングに取り組むと…
というか、この肌感覚でいくことが不可欠です。または、その感覚を持つ人を一人でも巻き込むこと。まずは自分のクラスを持つこと
が、いちばんです。

もっと言うと、筆者としては芸能人とインフルエンサーを分けることも、フォロワー数だけで評価する「インフルエンサー」の総称もちょっともう違和感なので、そろそろ違う言葉の要素がでてきてもいいんじゃないかと思います。



なんていうのかなこれ…


つ、つながり…的な…照


勝手にお悩み回答コーナー

ここまで両社の"らしさ"が出たスライド1枚を解説しましたが、ウェビナーではこのスライドの前後も内容盛りだくさんで、がっつり話し倒した90分でした。いや足りないぃ!

ウェビナー後にアンケートをお願いすると、参加者の方から続々と回答をいただきました。その中から3つをピックアップして、ライトにお答えしてみようと思います。

【お悩み①】
YouTube施策にチャレンジしたいけど、自社のブランドにあったYouTuberはどうやって見つけたらいいんでしょう…?あと効果測定って難しくないですか?

自分がそのブランドのターゲットど真ん中でない限り、客観的に見てベストマッチしたYouTuberを見つけるのは至難の業です。だからこそ私たちのような存在を活用していただきたいのが回答です。
そもそもの実施目的を明確にして、「効果測定」を分解して考えましょう!
 └施策目的の設定、効果の定義の明確化
 └効果の測定方法(⇒noteで5000字解説コース)

【お悩み②】
YouTubeタイアップって、基本的にクリエイターさんに制作お任せになりますよね?正直クオリティコントロールができないので、代理店として提案しにくくて…ギャップを埋めるいい方法ってないでしょうか?

→「なんか今日、いつもと違うよね。案件だから?」そんなコメントが溢れるタイアップは、よいタイアップでしょうか?違いますよね。クオリティの良し悪しは編集制作力の高い低いに直結ではありませんファンとコミュニケーションできるかどうかです。(筆者もこの間、"こりゃあヤバいタイアップ動画あがってるな!"とおもってコメントみたらファンにはがっつり刺さってました。そんなものです。)
よってタイアップするからには、"インフルエンサー側に一任する気持ち"でいてほしいというのが回答です。とはいえ!!!インフルエンサー側もお仕事として受けるのであれば、きちんと翻訳者にならなければならない。そのコントロールをするのがBitStarのような存在です。撮影前の案件実施可否の取り方、オリエンシートの書き方など、ギャップを埋める具体的な方法はあります。ぜひ、寄り添わせてください!

【感想】
とてもわかりやすく説明していただけてとてもありがたかったです。次回もしまた同じような企画がございましたら、時間が延長になってもこちらとしてはOKなので、最後の最後までじっくり聞いてみたいです。

→う、うれしいです…!いつでもお声がけくださいね!


おわりに

わたしは新卒の年からBitStarで3年少しほど過ごしました。その間に、ウェビナーという形がずいぶん定着しましたね。

今回MERYさんとのコラボウェビナーが決まった瞬間ぶちあがって、いざ準備に取りかかると
「参加いただく方、何か発見あるかな?」
「これ全然画期的じゃなくない?」
「えっ、てかわたしでだいじょうぶ?え?」
「わたしなんで生まれてきたんだっけ?え?」
ってなりました。

でも、ウェビナーって、ながら聴きでもいいんです。聞き手はつまんなかったら寝ても正直わからないし失礼にならない。それでもなんとなく聞いてると、目が覚めることがある。好きなことだけに、キュンとしていい世の中になったんですよね。


たくさんの情報、その淘汰された中にある、"つながり"に解がある世の中に移り変わっています。わたしはそんな自分自身のデジタルネイティブ世代の感覚に救われる時があります。


それは梅一輪ほどのあたたかさです。

(まあそれでもわたしは、RING LIGHTを読んでよかったって思える人が
一人でも増えまいかと奔走してるんですけどね!照)

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