【保存版】失恋、不安、悩み、トラウマを解消する自己洗脳術
情報過多の現代は、メンタルコントロールが重要になっているのは間違いないだろう。
そもそも、食べることだけで生きるか死ぬかの時は、メンタルで病むことなんてなかった。
豊かで飽食になってしまったがゆえに、日常の様々な記憶が人を死に追いやるほどの破壊力をもつようになってしまった。
・辛い失恋をして立ち直れない。
・フラれた相手を忘れられない。
・嫌な出来事や不安に思っていることが頭から離れない。
このような過去の記憶や、漠然とした不安で苦しんでいる人も多いだろう。
今回は、悩みや不安を解消できる究極のマインドコントロール術を紹介しよう。
簡単にできる頭の体操みたいなものなので、メンタルに悩む人は是非チャレンジしてほしい。
オバケが怖いのはおかしい
私は根性論、精神論が好きではない。
そんなことで人生が変わるなら誰も悩んだりしないからだ。
多くの精神論は、この物理世界の常識から離れていないゆえに、効果が出ない。
私達が生きているのは情報空間でしかなく、物理世界も情報空間で構成されている。
根本原則がわかっていないと、メンタルの弱さゆえに、いいようにだまされてしまう。
何かにすがりたい気持ちはわかるが、最新の現代物理学が示すように、『神はサイコロを振る!』のだ。
つまり、この物理世界に絶対の事物はない。
現世の苦しみから逃れるため、来世の利益を説いて、多額のお布施をせしめる宗教もそこら中にある。
一方、現世利益を求め、お参りにいったり、占いに頼ったりと、精神の安住を求め多額のお金を使う人もいる。
そもそも、現世利益も来世利益もあるのかどうかなんて誰にもわからない。
そんなわからないことを声高に叫んで、悩める人からお金をせしめるような連中は信用ならない。
オバケが『うらめしや~!』と出てきたら、怖がる人は多いだろうが、驚いたり、恐怖してるのは、常にあなたの脳であり情報だ!
すべては情報でしかない。
『うらめしや~!』と言っているオバケだって、大脳辺縁系がなければ情動反応は出ないはずだから本来はおかしい。笑
こうやって、冷静に考えていけば、恐怖や不安の本質に迫れるようになる。
単なる情報であり、幻でしない不安や恐怖の情動に自分自身がリアリティを感じて支配されてしまったら、待っているのは地獄そのものだ。
生きているうちは悩みはなくならない
悩みをなくしたいと思う人の多くはことの本質を知らない。
誰だって、まったく不安や悩みのない人生の方がいいと思うだろうが、果たして本当だろうか?
例えば、失恋して悩んでいる人が
『もし、○○さんと恋愛でうまくいけば、私の悩みは消える!』
と、考えていたとする。
しかし、望んだことが現実になったことで本当に悩みは解決するのだろうか?
仮に、悩んでいたことが、たまたま上手くいって解消したとする。
すると、、
また次の悩みがやってくる!
『彼が浮気してるかもしれない・・』
そして、また心に暗雲が立ち込め、日々不安感にさいなまれる。
この意味のないループはどこかで終わりが来るのだろうか。
いや、永遠に終わらない。
生きているうちは、悩みや不安はなくなることはない。
一つ解決すれば、また次が出てくるようになっている。
この文章を今、受け入れた瞬間、あなたの心は解決策を知ったはずだ。
つまり、悩みや不安は無くすものではなく、付き合っていくものなのだ。
無理になくそうとしても、『待ってました!』と次が来る。
無くならないものを、無くすために動く事自体が馬鹿げている。
そして、この情動は情報でしか無い。
つまり悩みや不安は、あなたの身体の中、脳の中で起こっている。
あなたの内なる身体で起こっている悩みの解決のために、外の世界に働きかけること自体が愚かなことなのだ。
悩みや不安の解決は、自分自身で内部情報を書き換えればいいだけのこと。
しかも、もともとボリュームを0にしたところで、またどこかで徐々にボリュームが上がってくる。
だから常に、丁度よいボリュームに自分で調整してあげればいいだけだ。
悩みや不安のない世界は不幸!?
恐怖や不安が、なぜなくならないか知っているか?
それは生きていく上で、必要だからだ。
『えっ!負の情動が!?』
そう思う人も多いだろう。
恐怖や不安の情動を発生させる脳の扁桃体という部位がある。
そこを損傷した人は、恐怖や不安をまったく感じなくなってしまう。
そういった脳障害を抱えている人もいるのだ。
悩み多き人は、彼等が幸せで理想だと思うかもしれないが、事は単純ではない。
彼等は、人を疑うことができないので、だまされ放題になってしまうし、道で大きなトラックが自分に向かってきても、恐怖がないので避けることができない。
これが、悩みや不安のない世界だ。
すべての負の情動は、生きていく上で必要だから存在している。
恐怖や不安がなくなると、すぐに死に至るのも皮肉な話だ。
だから、自分自身を洗脳して、恐怖や不安の感情を適正な値にマインドコントロールすればいいだけだ。
自己洗脳術を始める前に
では、ここから悩みや不安の感情を解消するための、自己洗脳術のテクニックを実践しよう。
といっても、さきほども言ったように悩みや不安は尽きることのない、生きていく上で必要な情動なのだ。
だから、ここで教えるテクニックは、必要以上に大きくなり過ぎた不安や悩みのボリュームを下げる、自己洗脳術となる。
繰り返し実践すれば、今考えている悩みや不安はなくなるだろうが、また次の『何か』が出てきてボリュームを上げてくるかもしれない。
だから、日々不安や悩みの感情に支配されやすい人は、その度に繰り返しワークする習慣をつけることが重要だ。
では、これから自分の情報世界への扉を開いてもらおう。
まずは、リラックスするためにも3回位ゆっくり深呼吸をしてみよう。
息を吐く時に、身体の力を抜いていき、全身をリラックスさせよう。
そして、目をつぶって、呼吸の動きを丁寧に意識で追っていこう。
十分にリラックスできたら、スタートだ。
悩みや不安を解消する自己洗脳術 実践テクニック
これから、あなた自信の情報世界にアクセスしていく。
すべては存在はするが、実存はしないことを深く確信してほしい。
すべては情報でしかないのだ。
だから情報を操作すれば、現実に見える虚像の情報物理世界も変化せざる得ない。
では自分でリラックスしたのを確認できたら、スタートしよう。
目をつぶったまま、映画館をイメージしよう。
そしてあなたは、映画館の一番後ろの席に座っている。
映画館にはあなたしかいない。
館内は薄暗いし、画面はまだ真っ暗だ。
照明が落ちて、映画はスタートした。
映画は古いフィルムで白黒映像でノイズだらけだ。
しばらくすると、そこには白黒映像のあなたが写っている。
古いフィルムなので、ノイズがひどい。
見えているのは、今座っているあなた自身だ。
鏡のように白黒のノイズだらけのあなたが画面に写っている。
画面はあなたの顔をアップにしていき、両目が画面いっぱいに写っている。
画面が更にアップになっていき、あなたの頭の中に入ってしまった。
そこは、あなたの不安、恐れ、恐怖の記憶がある場所だ。
頭の中に入ったら、白黒の画面のノイズがさらに、大きくなって、あなたを苦痛にさせている記憶の印象深い映像が出てきた。
記憶はなぜか、100年前の古いフィルムのように、劣化がひどくて白黒でノイズがひどい。
そのうち、あなたが見ている記憶の映像の古いフィルムのピントが画面に合わなくなってしまった。
あなたの記憶は、白黒でボヤボヤでピントが合ってない。
ボヤボヤした映像のピントを合わせようとしたら、その映像は白と黒のオセロが沢山あるような点の集まりになってしまった。
すると、画面の点の白いオセロだけがすべてひっくり返って、真っ黒の点だけの画面になってしまった。
そして真っ黒の点の集まりは画面の右下に向かって、どんどん小さくなっていく。
小さくなるにつれて、黒い点の集まりはどんどんくっついていって、最後は一つの黒い小さな点として、画面の右下に止まっている。
あなたは、画面の黒い点を指差して、その黒い点を画面の外に動かして、画面の外にあったゴミ箱に入れた。
すると、画面には何もなくなって、真っ白なスクリーンだけが残った。
真っ白なスクリーンがイメージできたら、目を開けよう。
自己洗脳のイメージ操作はたったこれだけだ。
私はこの自己洗脳術が、驚異的な結果を生むところを何度も見ている。
こうやって、自分の内部表現を書き換えることで、辛い失恋の記憶や、不安な記憶や、恐怖の情動、などを簡単にコントロールできるようになるはずだ。
負の情動や感情で自分が苦しくなる度に、この内部表現の書き換えワークをトライしてみよう。
きっと驚くほど気持ちが楽になるはずだ。
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