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気づきがたくさんあった居場所活動③異年齢が集う場所の必要性【居場所活動】

昨日、一昨日と、先日開催した居場所活動について書いています。

まだ続くの?って感じですが、まだ続きます(笑)


実は、今回初めて私の姪(高校2年生)と私の妹(姪にとって母)もボランティアとして参加してくれました。(あ、もちろん私たちもボランティアです)

今までも声をかけていたのですが、部活だったり授業だったりで日程が合わず、今回たまたまテストの最終日で学校が午前中で終わるとのことで来てもらえました!


ずっと誘っていたのは理由がありまして…

姪にとって普段やったことのないことを体験することは将来の選択肢を増やすことにつながる、絶対に何かしらの気づきがある、と思ったんです。

それに子どもってだいたい高校生や大学生といった自分たちよりちょっと上のお兄ちゃんお姉ちゃんが大好きなので、子どもたちに必要としてもらえたら姪の自信に繋がるのではないか、と思いました。

そうでなくても今回は体温計測や人手が必要だったので、人手というだけでもめちゃくちゃ助かりました。


姪には受付をやってもらいましたが、あらかた終わると案の定、子どもたちから姪が鬼ごっこに誘われ、全力で走り回っていました(笑)


終わってから、どうだった?と聞いてみたのですが、「疲れた…」と。

うん、そりゃそうだよね(笑)


少し落ち着いてから、

「子どもたちにとって私たちって全然知らない人なのに、いきなりすごくフレンドリーでびっくりした」

と言っていました。


「え?子どもってそんなもんじゃない?高校生のお姉ちゃんってだけで大人気だよ」

と私が言うと、

いや、自分が小学生だった時もあんな風に遊んだことはなかった、声をかけられない、と。


なんでだろう?と考えると、普段からこちらの子どもたちは児童館で高校生も中学生も混ざって遊んでいるので、年上の見知らぬ人にもわりと慣れているのではないかな、と思いました。


対して姪の住んでいる地域は児童館がないので、異年齢の子と遊ぶという機会が全然なかったらしいのです。

地域の中に子どもたちだけで遊べるところがないので、友達の家か一人(兄弟)で遊ぶか習い事かしかなく。

だから学校で居場所がなかったり友達もいないとなると、孤立してしまう、親も追い込まれるんだ、と妹も話していました。

それはつらい…。


こっちのがいい!今の地域から出たい!

というのが姪の気づきでしたが、

地域に子どもたちだけで遊べる場所、しかも異年齢の子たちが集まれる場所というのは、本当に必要だなと思いました…。


子どもはすでに社会の中でのマイノリティ…日本の全人口のうち12%しかいないらしいのです。

私は自分のできる範囲でしかできないですが、どこの地域でも居場所を作って欲しい!!子どもにお金をかけてよ!!と切に思います。


⭐️自閉症・ADHDの小5息子を育てる母でコーチングプレイス認定コーチです。小学校の支援員をしています。

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