お子さんは支援級が合っています、と言われたらどう思う?
なんかいきなりなタイトルですが。
息子が一年生の時から何度も担任の先生に、支援級に行った方がいいんでしょうか?!と相談していました。
先生からは、行ったら伸びるとは思うけど…一概には言えないです、というお答えでした。
校長先生からは、行った方がいいと思う、と言われてました。
でも本人は学校が楽しそう…。
心理士や病院の先生は、支援級に本人が行きたくなければ無理、と言われていました。
本人が学校を楽しんでいるうちはこのまま様子を見ようと思っていました。
三年の時の担任の先生が、息子はそうでもないけど他に支援級に行ってほしい子がいる、と、つぶやいたのを聞いてしまい、校長先生が支援級に行った方がいいと言うのも、学級運営が楽になるからそう言ってるんじゃないの?とか思ってしまってました。(そのあと息子が荒れまくったので結局支援級に行くことになりましたが)
でも、自分が学校に入ってみると…今ならよくわかる。
校長先生が支援級にいったほうがいい、といった意味、担任の先生が一概には言えない、と言った意味が。
この子は授業について行けてない、でもやる気がある、マンツーマンでついて教えてあげられたらもっと伸びると思う、でもそれは授業の中ではできない、放課後も限界がある…
この子は授業についていけないどころかやる気までなくなってしまっている、もっとスモールステップでゆっくり教えられたらきっとやる気も伸びてくるはず…授業はどんどん先に行ってしまうからそれをやっている時間はない…
そういう子を見て、先生の対応も見ていると、学級運営がどうとかじゃないことがよくわかります。
先生はもちろん子どもをのばしてあげたいと思っている、でもそのベストな環境が通常級なのか支援級なのかどうかの判断は難しい、というところです。
しかも最終決定は保護者です。
でも保護者はその子の様子を見られていないので、判断するというのはやっぱり難しいと思います。
保護者も先生から支援級にいったほうが伸びる、と言われても受け入れられない、ということは多いんじゃないでしょうか。
アメリカでは特別支援が受けられる、と聞くと保護者の方は喜ぶそうです。
支援級入れるの?ラッキー!!って。
日本でそれはあまり聞かないですよね。
一斉に同じことをすることが美徳、と教えられてきています。
うちももちろん支援級のほうがいいと言われた時は泣きました。最後の最後まで迷っていました。
でも、今の息子を見ていると支援級に行けて本当にラッキーだと思います。
少数派であることはステキなこと。みんなで一斉に同じことをすることが必ずしもいいわけではない。そんな考えが浸透してほしいなと思います。
居場所活動で子どもたちへ配る飲み物やおやつの材料を買わせていただきます!