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「幸せ」はものではなく感じること【ジブンのこと】

今日は危険な暑さとのことで家にこもって、瀧森古都氏の「悲しみの夜にカピバラが教えてくれた大切なこと」を読みました。

本屋さんでカピバラの表紙が目に止まり、大好きなカピバラだ!(カピバラに似ている、と夫に言われるのですっかり好きになりました)と気になり、挿絵も可愛くて、カピバラに癒されるお話なのかな…

と思っていたのですが、

全然違った!


途中からまさかのハードモードになり…読むのが辛くなってやめてしまおうかと思ったけれど、3時間ほどで読了しました。

最後まで読んでよかった…。


カピバラに癒される、のではなかったけれど、カピバラ小屋で保護され、本人の希望で加比原(かぴばら)譲二と名付けられた男の子、加比原さんの言動にハッとさせられました。


「幸せはものではありません。感じることだと思います。ラーメンを食べて美味しかったですか?それならあなたは幸せです。あなたが幸せで僕も幸せです!」

というようなセリフがあるんです。


私は6ミニッツダイアリーを毎日書いていて、毎朝感謝を書く項目があり「生きてること」とか「息子と夫が元気なこと」とかをほぼ毎日書いているのですが、書いたあとはわりかし忘れています…

思い出すために毎朝書いているようなものですが、書くとそれで満足してついつい忘れ…そして翌朝また思い出す。それって本当にそう思っているのかな?と疑問になる時があります。

人間て、すぐ忘れるし慣れてしまうものですね。

今生きて何不自由なくごはんが食べられて好きなことができるなんて、この上なく幸せなことなのに、すぐに慣れてしまってもっともっとと思ってしまう。

そのことに気づかせてもらえました。


それにしても、カピバラってぬぼーっとしてて何事にも動じず大人しく見えるけれど、仲間同士で助け合って子育てするし、仲間がピンチになるとものすごく怒るんだそうです。

そんなところも好きだなあ〜。


そして、noteを始めてから、今まで本を読んでいた時間にnoteを書いたり読んだりしていて全然本が読めなくなった!と思ったけど、

読もうと思えば小説だって読む時間はある、とよくわかりました。

読みたい本が読めるなんて幸せだ!


居場所活動で子どもたちへ配る飲み物やおやつの材料を買わせていただきます!