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STEP育成の全体像

本記事ではグレフェス向けにSTEP育成をする場合の全体像を紹介します。
育成の各工程についての記事は素晴らしい先人たちがいらっしゃいますが、0から育成を始めるにあたって全体を把握できる記事にはあまりたどり着けないかもしれません。

ということで、身内にそのあたりを説明する機会があったので説明資料を兼ねて記事に起こしてみることにしました。

私自身はグレ6-7往復勢です。グレ7残留できる育成はできていないので、その程度の気持ちでお読みください。


本記事の対象

  • 課金の多少に関わらず、グレ5以上を目指す人

また、本記事では各工程での細かな内容には触れません。個別の内容については探せばとっても参考になる記事が見つかりますのでそちらを参照ください。

全体工程

大きく分けて4stepです。各step内でも優先度と手順、宗派があるため、実質的な工程はもう少し細かく分かれますがだいたいのイメージとして。

以降、各工程に触れていきますが、グレ5/6タッチまでを目指す場合、つまりグレ6残留、グレ7タッチ以上を目指さないならやらなくてもなんとかなる部分は(グレ7向け)としています。

Step.1 ノウハウ集め

まずはノウハウを集めるところがスタート地点です。

【ノウハウを集める】
プロデュースしてアビリティやスキル、ステータスUpが1つ以上載ったノウハウブックを集めること。いわゆるノウハウ堀り。

ノウハウの集め先は最優先はGRAD、グレ6以上を目指していくならばLP、WINGでも集める必要があります。

Step.1-1 GRAD

GRAD編では各種アビリティが記載されたノウハウブックを集めます。

GRADで得られるノウハウブックの例。Le適正○ Lv.5を狙った本。

GRAD編では、プロデュース中に取得したアビリティが記載されたノウハウブックがドロップします。ノウハウ(=アビリティ)の発現とそのLv.はランダムです。

【ノウハウの発現】
各プロデュースシナリオ終了後にドロップするノウハウブックに、ノウハウが記載される事

シャニマス攻略 Wiki

【ノウハウのLv.】
後に行うSTEPでのノウハウ継承率に影響する。Lv.1から5が存在する(課金アイテム限定でLv.6も存在する)。
ノウハウを集める際にはLv.5を目指す。Lv.4で妥協していい基準もあるが、その基準がわからないならとりあえずLv.5を集めておけばStep.2以降で楽になる。

複数のノウハウを同時に発現させることも可能ですが、Step.2での作業のために同時に発現させるのは同系統のアビリティのみにしたほうが良いです。
(Vo適正○とVo適正◎、スロースターターとスタートダッシュなど)
例えばVo適正とDa適正が両方記載されているとStep.2で余計なひと手間が必要になってしまいます。

集めたいノウハウは以下。
----- ↓ 必須級 ↓ -----
・スロースターター
・スタートダッシュ
・アピールUp(思い出高)
・アピールUp(思い出低)
・特化適正○(Vo、Da、Viから必要なものとLe、Ce)
・特化適正◎
・オールラウンダー○
・オールラウンダー◎
----- ↓ 少し頑張れるなら欲しい ↓ -----(あとから追加でもOK)
・スペシャリスト
・アピールUp(思い出高&思い出低)
・ロマンチスト
・パーフェクトリィ
・基礎能力値Up(+6%)

つまり、Step.1-1でノウハウブックを6~20冊程度を集めることになります。すべてのノウハウについてLv.5を集めたいため、スタミナ3倍消費をしてもプロデュース回数は数十回を超えることになります。今はノウハウ発現マスタリーやオートプロデュースがあるのでそれらをうまく使って集めましょう。

ちなみにこの時のアイドルおよび育成については自由です。目的のアビリティさえ取得すれば、あとはすべてお休みしてGRAD敗退してもかまいません。
ただ、GRAD編に限らず思い出Lv.5でプロデュースを終えると稀に「思い出(ノウハウ)」が発現することがあります。こちらも「思い出(ノウハウ)++」Lv.5はぜひ欲しいので、周回ついでに親愛度を上げて狙うと一石二鳥です。

Step.1-2 Landing Point

LP編ではただひとつ、「Landing Point大成功(SP)++」が記載されたノウハウブックを取得します。

LP編では最後のライブで大成功させると「Landing Point大成功(SP)」「Landing Point大成功(SP)+」「Landing Point大成功(SP)++」のいずれかが確率で発現します。
もちろん狙うは「Landing Point大成功(SP)++」のLv.5です。

これはLP大成功するだけの完全に運ゲーなのでひたすらLPを回すことになります。オートプロデュースでも発現するのでうまく使いましょう。

こちらでも「思い出(ノウハウ)++」は狙えるので、親愛度を上げる周回がおすすめです。

Step.1-3 WING(半分グレ7向け)

WING編では各オーディションの名前を冠したノウハウと「基礎能力値Up(+3%)」のノウハウを集めます。

ノウハウが存在するオーディションは以下の通り。
(S1)今がキラキラ! おもいッきりアイドル!
(S2)HOPPIN JAM
(S3)踊っていいとも?増刊号
(S4)歌姫楽宴
さらに、強化週間限定ですが、以下も該当します。
(S1)おはよう街角の朝ごはん
(S2)エレぇベスト
(S3)めざせアイドルNo.1
(S4)今夜は帰りたくない!
これらのオーディションに一度でも合格すれば確率で発現します。

S2のHOPPIN JAMでVo Lv.5の例

ただし、これらのノウハウは各属性のステータスを上昇させるノウハウですが、どの属性で発現するかがランダムです。
したがって、目的の属性でLv.5が発現するまで目的のオーディションを合格する周回が必要になります。True周回やPカップで狙っていくとよいでしょう。

残る「基礎能力値Up(+3%)」はS4のTHE LEGENDSに4回合格することで、確率で発現します。
こちらは取得が比較的容易なので、グレ7狙いでなくても積極的にTrue周回ついでに狙っていくといいでしょう。

基礎3%

Step.1-4 ファン感謝祭(グレ7向け)

ファン感謝祭編では「ファン感謝祭クリア++」Lv.5を取得します。ただし、ファン感ノウハウは取得が大変なのにCe育成でしか使わないため、手を出すのは最後です。

ファン感謝祭編ではMVP・がんばったで賞を取らずにファン感謝祭をクリアすれば確率で「ファン感謝祭クリア」「ファン感謝祭クリア+」「ファン感謝祭クリア++」のいずれかが確率で発現します。
もちろん狙いは「ファン感謝祭クリア++」Lv.5です。

ただし、このノウハウはStep.2/3の作業が適用できず(わかってる人向けの表現をすると、引き継ぎができない)、ここでドロップしたノウハウブックを直接Step.4の本育成に持ち込むことになります。したがって、できるだけステータスが高いノウハウブック(=育成でステータスを上げてファン感をクリア)が求められます。
つまり、ただでさえ発現が運次第で周回数が必要なのに、毎回ちゃんと育成が求められるというめんどくささです。

オートプロデュースでも結構発現するようなので、ステータスは期待できませんが妥協点としてオートに期待するのもアリです。

また、こちらでも「思い出(ノウハウ)++」は狙えるので、親愛度を上げる周回がおすすめです。

Step.2 ノウハウ圧縮

Step.2ではStep.1で集めた多数のノウハウブックをひとつのノウハウブックにまとめていきます。

Step.2-1 編纂・育成編成検討

この先からはSTEP編で作業していきますが、STEP編でのノウハウブックの持ち込みでは編成アイドルとノウハウブックアイドルが被ってはいけません。
このため、Step.4で編成しないアイドルでStep.3を行い、Step.3で編成しないアイドルでStep.2を行う必要があります。

つまり、Step.4の編成とStep.3の編成をある程度想定してからStep.2を始めないと作った本を持ち込めないという事故を起こす可能性があるということです。

Step.3ではノウハウブックのステータスを高めるために、特化ステータスの上限Upを多く(かつ少ないSPで開けやすい)持っているアイドルを編成します。
トワコレはもちろんとして、直進で上限+200できるカードが優先されます。

最近の限定カードのパネル。直進SP140で上限+200できる

Step.4での編成は先人たちがすばらしい記事を書いてくださっていますので詳しくはそちらを参照すべきですが、主にパッシブとスキルで編成を考えます。

Step.2-2 ノウハウブック圧縮

この工程ではSTEPで持ち込む3冊でできるだけたくさんのノウハウを扱えるように、たくさんのノウハウブック(以下、本 と称します)に散らばるノウハウを3冊~の本にまとめます。
少しのノウハウが記載された多数の本から、たくさんのノウハウを少数の本に詰め込んでいくことからこの工程は圧縮と呼ばれます。

まず、STEP編では持ち込んだ3冊の本に記載されたノウハウを確率で継承します。

【ノウハウの継承】
S.T.E.P.編でプロデュースする際にノウハウブックで持ち込んだ各種ノウハウがアイドルに作用する事。
継承することで、プロデュース中のptで各アビリティなどを取得できるようになります。

シャニマス攻略 Wiki

さらに、STEP編でドロップする本はプロデュース中に継承したノウハウを確率で引き継ぎます。

【ノウハウの引き継ぎ】
S.T.E.P.編プロデュース終了後にドロップするノウハウブックに、継承したノウハウが記載される事

シャニマス攻略 Wiki

この継承と引き継ぎをうまいこと噛み合わせることで本を圧縮していきます。

例えば、以下のようにオルラン○、オルラン◎、スタートダッシュがそれぞれ載っている本を3冊持ち込みます。

画像は捏造なので細かいところは気にせずに。

運良く3つとも継承できると、3つのノウハウが引き継がれた本がドロップすることがあります。なお、継承することが条件であり、STEP中に成長でアビリティを取得する必要はありません。

細かいことは気にしない。イメージ図です。

これを複数回繰り返すことで1冊の本にたくさんのノウハウを詰め込んだ"最強の1冊"に仕上げていきます。このように3冊の本から1冊に詰め込まれていくところから、この工程を圧縮と呼称しています。

この圧縮工程ではいくつかやりかたがあります。
例えば9個のノウハウを詰め込んだ本を作ろうと思った時に
・3個の本+3個の本+3個の本というふうに分割して圧縮した本で一気に圧縮
・(…(((1+1)+1)+1)…+1)となるようにひとつの本にノウハウを1~2つずつ追加
といった2パターンが考えられます。
これについてはどちらが正解などはなく、やりやすいほうで進めればよいです。

ほんとうならばこの段階でエキシビションマッチ++ Lv.5を取得して、それを消してしまわないようにエキシビションマッチで負けたり、などなど細かい部分はありますが本記事では触れません。

Step.2-3 頭ノウハウ熟成

本に記載されるノウハウの先頭は必ず(Vo/Da/Vi/Me)いずれかのステータスUp or 上限Upのノウハウが記載されます。これを頭ノウハウと呼んでいます。

赤枠のDaUpが頭ノウハウ

頭ノウハウはS2/3/4それぞれで毎回すべてが継承されます。したがって、上に挙げたDa+10の頭ノウハウの本を3冊持ち込むと
(10*3)+(10*3)+(10*3)=90
(S2)+(S3)+(S4)
で90のステータス上昇が確定します。

頭ノウハウでもやはり+があります。例えば最大になるステータスUp+++では+40されるため、3冊持ち込むと360ものステータス上昇が確定します。大きいですね。

頭ノウハウはドロップする本に以下のいずれかで記載されます。
・持ち込んだ本の頭ノウハウの次のレベル(DaUp+を持ち込むとDaUp++)
・いずれかの低ランク(+ なし)頭ノウハウ
ただし、+++を持ち込んだ場合は、++++はありませんので前者では+++になります。
つまり、+を持ち込んで++、++を持ち込んで+++というふうに1段ずつランクを上げていくことになります。
完全に確率なので、Step.2-2の圧縮中に必要な属性の頭ノウハウの本があれば積極的に持ち込んでランク上げを狙っておくとよいでしょう。

Step.3 本育成用ノウハウブック作成

この工程ではStep.2で作った本からグレフェス編成用の育成時に持ち込む本を作成します。

本育成用の本に求められる条件例は以下です。
・高い本ステータス(ベストは150)
・頭ノウハウ+++
・有用なノウハウが20個記載
・目標達成ノウハウはエキスパ Lv.5
グレ5/6なら頭ノウハウと目標達成ノウハウは妥協してもいいと思います。(勝てなくても責任は負いません)

最終的にStep.3で作成する本のサンプルは以下です。
Step.2-1で書いたようにステータスを上げられる編成で、Step.2-2で作成した本とStep.2-3の頭ノウハウを持ち込んでSTEPを周回して、このような本を3冊作成することになります。

いろいろ欠けてますが、サンプルですので。

ところでアビリティを見れば当たり前なのですが、Vo適正などはVoポジションに編成しないアイドルには不要だったり、場合によってはオールラウンダーも不要だったりします。
つまり、編成するポジションによって最適なノウハウブックは異なる、ということです。
結果、現在のグレフェス育成ではいずれかの属性1極編成が基本なので
・特化本(Vo/Da/Viいずれかのポジション用)として3冊
・Le本(Leaderポジション用)として3冊
・脇本(特化でない残り2属性用)として3冊
・Ce本(Centerポジション用)として1冊(2冊はファン感本)
の計4種10冊の本育成用のノウハウブックを作成することになります。

ただ、グレ7タッチまでなら特化本とLe本を作り、Ceは親愛持ち込みのGRAD育成でも通用しますのでまずはそちらをオススメします。
一度グレ7に上がれることを実感するだけでもモチベが変わってくる人もいると思います。


ここまででStep.3の紹介は終わりです。
もちろん触れていない細かい部分、それぞれの本に載せるべき有用なノウハウはなんなのか、有用なノウハウは20個以上あるから3冊の本にズラして載せるなどはありますが、それらは先人たちの詳しい記事が豊富にありますし、Youtubeに動画も出ています。

Step.4 本育成

こちらも、本育成については先人たちのすばらしい記事がありますのでそちらを参照ください。

編成を作れたらグレフェスで遊びましょう。
グレ7残留:フェスマスター(パーフェクトライブ+伝説の一瞬)
グレ7昇格:完全掌握 or パーフェクトライブ ( or 伝説の一瞬?)
グレ6昇格:2がっちりアピール以上
が目安です。

参考文献

とっても参考になる先人たちの記事です。

プチリュウさんのSTEPシリーズ

はさみそさんのノウハウブック作成記事

アズトさんの本育成用STEPチャートとSTEP産Ce育成記事

青のりさんのSTEPにおける持ち込みアイテム考察

愛幸PさんのSTEP講座動画


おわり

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