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おたからさがし

【文字数:約600文字】

 先日に砂浜を歩き、もはや習慣となっているビーチコーミングにいそしんだ。

 カタカナの「ビーチコーミング」だと馴染みが薄いかもしれないけれど、つまりは砂浜などに漂着したものを集めることだ。

 子供がセミの抜け殻やドングリを集めるのと同じで、本人が「これは宝物だ」と思えば成立する遊びと言えるかもしれない。

 砂浜では山から流れてきた石はもちろん、海から風や海流で運ばれてきた貝殻などが見つかる。

 たとえばコチラ↓

 クッキークリーム味のアイスを固めたような見た目は、馴染みのある名前では御影石みかげいしと呼ばれる花崗岩かこうがんで、犬ならダルメシアンを彷彿とさせる。

 成分の粒子が分かる状態で見つけることは少なくて、光源の近くで角度を変えていけば、自然の万華鏡と言えるかもしれない。

 お次がコチラ↓

 いまいち種類は分からないけれど、これを拾った理由は3つある。

 1つは2枚1組の対となる状態で残っていること。もう1つは形状の美しさで、最後の1つは色だ。

 だいたいの貝は波や海流によって2枚が分かれてしまうため、このように対のまま見つかるのは比率として少ない。

 左右が対称でない楕円形は人間の肺、もしくは甲状腺と似ているような。それが白い状態というのは肺炎などのレントゲン画像を連想する。

 私はタバコを吸わないけれども、これを見て健康に気をつけようと思えたり。

 他にも良いと感じたものはたくさんあって、気が向いたら記事にすることで、「なぜ良いと思ったのか」と点検するのも楽しい気がするのだった。


なかまに なりたそうに こちらをみている! なかまにしますか?