りんりん通信vol.8 (2019/12/11更新)
今月のテーマは色、先月は土。
ぼくの今回の内容は、、、、、、
「泥染め」です✨✨✨👏🏻
泥染めは主に奄美大島名産の大島紬(だけではないと思うけど)という着物の種類に使われる染色方法です。で、先染め(織る前に糸を染める)の技法です。
先日、泥染めワークショップに行ってきました。
とりあえず泥直行じゃないんですね、っていうのが一番最初に思ったこと。
必要なものは、テーチ木(車輪梅)の木片チップを煮出した液と奄美の泥、石灰。
写真の奥の赤系のがテーチ木、黒いのは泥水です。
テーチ木汁はなかなかの匂いでした。
泥はめちゃさらさらで、肌に良さげでした。
あ、泥染の泥は奄美のではないとダメといってました。
なぜなら他のよりも粒子が細かく、鉄分をたくさん含んでいるから。
他の泥だと、粒子の大きさ的に繊維が傷ついてしまうみたい。そして、鉄分が多いのは大昔に隕石が落ちたからだとか何とか。笑
本来、先染めの技法ですが、今回はシルクストール(もしくはTシャツ)を染めるでしたのでそれを前提に工程を書いていきます。
①ストールを石灰水に通す
↓
②石灰の混ざったテーチ木液(だった気がする)にジャバジャバ
↓
③テーチ木原液でジャバジャバ
↓
④石灰水を通す
泥に行く前にこれを繰り返します。
3回くらいって聞いたんだけど、皆さま6〜7回はジャバジャバしてた気がす…
↑ こんな色に染まります。
頃合いを見て、お好みのタイミングで泥の工程へ移ります。
泥→テーチ木原液→泥→テーチ木→泥を繰り返す
最後に泥を洗い流して終わり。
そしてお持ち帰りして、あとはおうちで、干して、軽く水洗いして、仕上げにアイロンがけしたら終わり!なのかな?笑
参加者のお一方の行程を記録させてもらいましたー😊
赤みを残したい部分にビニールをかけゴムくくって泥水へ
全体を泥の中でジャバジャバやっても、ちゃんとくくつた部分は赤いまま。
どろを洗い流して広げると↓こんな感じ。
お家に帰って完成!って送られてきた(ご提供いただいた写真がこちら)
帽子もその人の作品なんだと思う、、
ワークショップのことはここまでとして!オフショット的な写真も載せていこうかと思います。
フェイスブックの写真投稿みたいなノリで貼っていきます(^^)
奥のおじいさんの白いパーカー脱いだら、
お2人いかつすぎる、、興奮しちゃいますよねー。泥染め×藍染めです、こんなんで驚いちゃダメって言われました(笑)
白パーカーの下は一見、泥染め革のベストが経年変化で味が出てきたんだなーなのかと思いきや、背面はコーデュロイ生地で泥×藍。
その2人よりも、それがふつーに出来ちゃう真智子さんが1番いかつい。革の染めは生地の状態でやるみたいなので、相当な重さなのは素人のぼくでも想像がつきますが、それを普通にやっちゃってるという。
あ、今回の先生であるデザイナーの橋本真智子さん。このヒョウ柄マダムが1番いかつい張本人。
そして、参加者が着用していたエプロンも彼女のブランドLapin Noirのもの。
最後に
伝わるかしら
泥染紅葉🍁
以上です!!
(イベントレポっぽいので番外編のくくりにしようかとも思いましたが、今月と先月のテーマに合ってる内容なので、通常版にしました)
次回は、ファッションブランドの紹介を1つと、商品の紹介とか一昨日までの社販の期間に買ったものの紹介とかしようかなーなんて構想。。
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