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FUJIFILM XS-10とXF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro、待ち侘びた桜の季節を感じて

ミラーレス一眼をもって1年が過ぎた。
あの頃はマクロレンズなんて持ってなくて、なんとか桜を撮ろうとした。

あれから機材は変わり、ボディはFUJIFILM XS-10。レンズはXF80mmF2.8 R LM OIS WR Macroとなった。

FUJIFILMのレンズ群の中でも有数の描写性能のマクロレンズを手に、はやる気持ちを抑えきれず外へ出た。

広島の桜はほとんど蕾のままだ。
蕾のままの桜の木は誰も気に留めない。

だがよく見ればぽつぽつと僕と同じように、他の蕾よりも早く咲いてしまった桜の花を見つけることができる。

僕にはそれだけで充分だった。
カメラのボディよりも重くて大きいズッシリとしたマクロレンズを構えて、孤独な桃色の花に標準を定める。

シャッターを押すまでの間、息を止める。この瞬間が僕は好きだ。

曇っていた空も、ところどころで太陽が顔を出して、我先にと咲いてしまった孤独な花々をあたたかく照らす。

今の時期が僕にとって1番都合がいいかもしれないなと今日は思った。満開になればみんなこぞって桜に集まる。そうなれば、じっくりと1つ1つの花を撮ることは難しい。

マクロ撮影はミスショットが量産されやすい。シビアなピント面、少しの揺れが小さな世界で大きなブレになる。

納得のいく写真になるまで、何度も何度もシャッターをきる。目の前にある花の綺麗な角度を探して、また何度も何度もシャッターをきる。

だからこそ、誰も見向きもしない今だからこそ、花の持つ美しさと向き合える時間を持てたのだなぁと。

とりあえず今までやりたかったXF80mmF2.8 R LM OIS WR Macroで桜の花をとるって念願が達成できた。

このレンズは手に入れてからずっと僕を満足させてくれる。買ってよかったとつくづく思う。

おまけ↓(雨の日に撮影した桜の蕾。防滴防塵のレンズだから少しの雨なら安心して使えるのもいい)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

またどこかで。

XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro↓

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