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FUJIFILMのカメラを使い始めて1年間、使ってきたレンズ8本の使用感と作例

スマホで写真を撮るのが趣味になり、やがてカメラが欲しくなった。先輩にオススメ聞いたら「エモいの好きでしょ。FUJIFILMとかいいんじゃない?」からFUJIFILMのカメラを買った。

あれからだいたい1年とちょっと経って、5万回はシャッターを押したと思う。それだけ写真を撮るのが楽しくて、大人になってもこんなにワクワクできることがあるんだってことに驚いた。

今回はその中で僕が使ってきたレンズを8本紹介しようと思う。今はもう手元にないもの。お気に入りのもの。色々ある。それでは早速どーぞ。

①FUJINON XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ

 キットレンズ。軽い。安い。カメラ買ったときにとりあえずついてくる。最初のレンズはここから始まった。のちに単焦点のXF60mmF2.4 R Macroを購入するのだが、このレンズの使い勝手の良さはむしろ単焦点を買わないと分からなかった。

軽くて小さいのでとりあえず持ち出せる。そこまでこだわらなければ画質も悪くないし、焦点距離も使いやすい。そんなに明るいレンズではないけれど、太陽が出てる昼間なら充分。

今は手放してしまったが、懐に余裕ができたら買い直そうかなと思う。作例↓

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②XF60mmF2.4 R Macro

 多分今のところ1番シャッター押したレンズ。初めての単焦点であり、これで花を撮影したときはその描写の美しさに興奮を抑えきれなかった。

こちらもキットレンズほどではないが、(今思えば)軽くて小さい類のレンズ。ハーフマクロが生み出すファンタジックな花の写真が撮れて楽しい。普通のレンズに飽きたのなら使ってみると面白いと思う。

後述のXF80mmF2.8 R LM OIS WR Macroの購入により今でこそ使用頻度は減ったけど、充分使い分けが可能なほど魅力的で、オススメしたい単焦点の1つだ。作例↓

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③XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II

 キットレンズその2。軽い。夏に昆虫や花、時々その辺の野鳥を撮るのに使用した。FUJIFILMで望遠レンズ欲しいのならとりあえずこれで試してみては?と思えるほど手軽。

 どちらかといえば画質より手軽さ重視だが、広角よりで日中なら画質も割といい。望遠よりはまぁまぁ。

 後述するタムロンのレンズの導入と入れ替わりで手放したが、最初の望遠ズームなら安い方なので検討の方は充分にある。作例↓

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④PERGEAR 12mm F2

 いわゆるマニュアル中華レンズ。安い。ただ広角はあんまり合わなくて結局手放してしまった。画角が広すぎてめちゃくちゃ難しく感じたのをよく覚えている。作例↓

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⑤XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro

 でかい。重い。(価格が)高い。全てが圧倒的。もはやFUJIFILMのXマウントの機動力とは?と問いたくなるデカいレンズだが、それだけあって描写性能も圧倒的。マクロ域でも手ぶれ補正で安定。防塵防水でちょっとした環境ならへっちゃら。

 憧れのレンズではあったが、買ってから写真を撮るたびに興奮を冷めやまない気持ちにさせてくれる。とくに買ってからすぐに撮影できた蝶の写真が撮れたあの瞬間の興奮は忘れられない。

 正直他人に勧めるなら他のレンズをオススメはするが、僕にとっては買って後悔などなかったマイフェイバリットな1本。↓

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⑥18-300 F/35-63 Di Il-A VC VXD

 圧倒的汎用性。ズボラレンズとはまさにこのレンズのことを指すのであろう。直近だと1番使用しているかもしれない。

広角から望遠までこれ一本でほぼ撮れる。野鳥だろうが花だろうが人だろうが画角が選び放題。完璧ではないが、撮りたい画角を瞬時に選べる強みが強すぎる。

明るいレンズではないが、まぁ日中なら問題なし。手ぶれ補正や防塵防滴なため安心感もある。地味にマクロ撮影性能も高い。

画質も良く、これからもお世話になる1本になると思う。作例↓

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⑦銘匠光学 TTArtisan 35mm f/1.4 C 単焦点レンズ

 安い。コスパ最強説。ただ中華レンズよろしくマニュアルなので最初にオススメはしないかも。キットレンズや他の単焦点なんかに慣れて一味違う体験をしてみたい人にはオススメ。

 絞り開放はふわっとしている。ピントが合っていてもじわ〜っと滲むような描写になるから好き嫌い分かれるかも。少し絞ると割とシャープに写る。

 ただ僕が望遠域が好きなのもあってあんまり出番はない。最近ポートレートに挑戦しているので、そこらへんで今後に期待。作例↓

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⑧XF56mmF1.2 R

 1番新しいレンズ。今挑戦中のポートレート用に明るい単焦点が欲しくて買ったが、色々あってまだポートレート撮れてない。

 まだまだ感動するとこまで使用してないけれど、スナップとかを撮影してそのポテンシャルの高さを感じたら早くポートレートで試してみたい。

 明るい単焦点なので開放でふわっとファンタジーに、ノスタルジーに。絞ってキリッと。早くポートレートで使用してワクワクしたいぜ〜。作例↓

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終わりに

 もし次のFUJIFILMのXマウントのレンズ何にしようかな〜と思いながらここまでこの記事を読んでくれた人がいるのなら、参考になればと思う。

 あと感覚が麻痺してくるけど、カメラのレンズって高い。あっ3万かやっす〜い!!とか狂気の沙汰だ。あと少し頑張ればSwitchが買える額だ。おかげで僕の懐事情は大寒波を迎えている。まぁ写真撮影が楽しくなってるから問題ないと思い込むことで今を乗り切っているわけなんだが。

 まぁこの記事で紹介したレンズはほとんどYouTubeなどで素晴らしい解説や作例があるのでそちらを見てみるのもいいと思う。

 ただXF80mmF2.8 R LM OIS WR Macroは公式純正レンズなのに日本語レビューがほんとに少ない。本当に買うときに参考にできるものが少なくて困った記憶がある。ありがとう数少ない日本語レビュー様たち。

 もしこの記事で紹介したレンズの中で気になることがあったら気軽にコメントください。気が向いたら検証して記事にします。

 それにしても気がつけば、この1年でレンズ沼にズブっていた。楽しくてしょうがないからね。

 ただ、だいぶ揃ったから今年はレンズの出費は抑えて、写真をもっと撮影していくぞ。撮影するぞ。するんだぞ。だからレンズは……まぁあと1〜2本なら……でもXH-2も気になるし……

 もし愛用の1本や思い入れなどありましたら、新しい沼の参考にするのでコメントお待ちしております。

 ここまで読んでいただき、ありがとうございました。では

人の金で焼肉を食べるのが夢です。