暴力

悲しみから暴力は生まれる。

暴力について考えさせられる事が多いので絵を描いてみました。

私は今までにDVをする人間を3人見てきた。

1人目は前科持ちの知り合い。2人目は私の叔父さん。3人目は父親。3人に共通にしているものは強烈な劣等感、ナルシシズム、誰も理解してくれないという悲しみ。

時に暴力を振ったりすることを執拗に繰り返し、相手の気を引く。

自己愛が未成熟な状態であり、ありのままの自分を受け入れ愛することができていない。

愛を知らない人間ほど哀れな人間はいない。

子供っぽいと言う空疎な言葉で片付けないで。向こうは人を愛することが出来ない事にきっと苦しんでいる。

しかし、大人になればなるほど暴力が身体中に染み付き、取れなくなる。誰かが拭こうとしても落ちない。

どれだけ大切な人が身体中に暴力が染み付き、手遅れになった時はもう放棄するしかない。もう元に戻ることはない。