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草と人

立春までひと月をきったからだろうか
庭や野山を歩いているときに無性に薬草を摘んで食べたくなることが増えてきた

ここ沖縄で暮らしているわたしは、よもぎやオオタニワタリ、長命草とよく目が合う

さっと湯掻いたり、生のまま青汁にして飲んでも身体がスッとするし
ミキやおひたしにするなど植物に火と水の力を加えて
新しいエネルギーにアップデートしたものを楽しむのも大好き

喜んで力を分けてくれる植物という存在は
命の在り方そのものを見せてくれているなのかもしれない

そんなピュアなエネルギーに感謝して、自分自身の身体の欲するものを信頼しながら冬に溜め込んだものをゆっくりとリリースしていこう

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植物と季節の関係で興味深い記事を友人からシェアしてもらったので
自分なりにまとめたメモを下記に

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植物には重大な法則がある
それは「氣味」である
氣と表しているのはその草木が持つ性質であり冷、温、熱に分類される
だが植物には、成長の過程でその性質を変えるものがあるそうだ

それがヨモギである
冬から春先の、6月末までのヨモギは若葉であり性質は微温である
だが8月から12月の夏のヨモギは熱性に変わり決して飲んではならない

病気には病名として炎症がつく病気がある
例)胃炎、肝炎、気管支炎、脳炎、扁桃腺炎、腹膜炎、胃潰瘍、腸炎、アトピー性皮膚炎、口内炎、耳下腺炎

こられは熱性の疾患であり、炎症は熱の鬱積から生じたもので、この場合冷、涼、寒性の薬草でその病気の原因である炎症、熱を冷ますのである
そこに熱性の薬物を服用すれば炎上は悪化し逆効果になるそうだ
例えば・夏に取れた熱性のヨモギのお茶を飲むと、炎症性の病気は悪化する
これは、藥草を利用する場合に知っておくべきこと

例えば、慢性気管支炎の方が毎日熱性の夏のヨモギを飲んでいると、ヨモギの熱により炎症は更にひどくなり病症は悪化することになるという

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