強くなりすぎてしまった
どうやら私は、過去の辛かった出来事や
ぶち当たってきた現実を乗り越えてきた為に
強くなりすぎてしまった。
我慢の限界を測るためのボタンが3つ
私の中にはあって、現時点ではそのうちの
1つ半まで押されている。
ほんとうならとっくにそのボタンが
全部押されてもおかしくない事も沢山起こってきた。
けど、強くなりすぎた為に
ボタンを全て押さずとも耐えられる
免疫ができてしまったみたいだ。
きっと3つ全て押してしまった方が
楽になれると思うんだよなぁ。
わかってはいるけど強くなりすぎた為に
押さずに耐えてしまう。
耐えられるくらい強くなりすぎてしまった。
もっと弱くて誰かに守ってもらったり
全面的に助けてもらわないと
生きていけない様な人間であれば
大切にしてもらえたのかなぁ
なんて考えてしまうこともある
けど、何度考えても私はそんな風には
なりたくないし自分で自分を守りたい。
自分のことも大事にして守るし
大切にしてくれる周りの人のことも
私は守りたいと思っている。
あまりにも辛すぎて生きているのも
しんどくなったし今までの自分は
一体なんだったんだろうと思うことが
起きてボタンが1つ半まで押されることに
なったのだけど…
その話を
何があっても1番の味方で居てくれる友人に
話すと、そんなのおかしいと言って
彼女は涙を流してくれた。
沢山泣いたから涙も枯れたはずだったけど
私を想って泣く彼女を見て
また涙を流さずにはいられなくなった。
真昼間の都会にあるカフェだったけど
周りの目も気にせず2人で泣きながら
クレープを食べた。
きっとこの日のことは一生忘れない。
いつかきっと今以上に自分のことを
大切に出来る日が来たのなら
その時はボタンを3つ押すのだろうなと思う。
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