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【キャリア選択-過去編】モチベーショングラフの作成方法

背景

本記事は、22卒で就活をし、1年間自己分析で試行錯誤した結果、網羅的な自己分析方法の考え方を確立した著者が自己分析方法を共有している、「【キャリア選択】自己分析の網羅的方法〜時間軸を用いた自己分析方法〜」の関連詳細記事である。全体概要を読んでから、詳細な方法を見ていただけるとよりお役に立てるかと思います。

1. モチベーショングラフを作る目的

就活や、何か組織を選ぶ上で、自分がどんな時に頑張れて、頑張れないのかというモチベーションの源泉を明確にしておくことで、仕事場で自分の頑張れる環境が整っている状態を確保できるかと思います。これが就活の軸の候補になります。

2.モチベーショングラフを作る方法

モチベーショングラフは、画像のように横軸「時間」、縦軸「モチベーションの±量」を示し、プロット点はモチベーションの分岐点でエピソードに当たります。モチベーショングラフの書き方は、以下の流れで紹介します。

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(1)年齢別モチベーションの上下と出来事をグラフに書き込む
大きな出来事だけでなく、モチベーションに関わるような些細な出来事まで書いてみましょう。就活のことだけに囚われず、人生を振り返る時間にしてみてください。
(2)モチベーションが高い時/低い時で要因を探る
ここがかなり重要になってきます。モチベーショングラフにおいて、高い時、低い時が明確になっていると思います。そうなった理由を、当時置かれていた環境を思い出し、自分がどんな感情で、思考をしていたのか思い出してみてください。「なぜ?」を繰り返して、自分の行動や思考の原因を深ぼってみてください。
(3)モチベーション分岐点から共通点や違いを見つける
(2)で要因を明確にしたら、共通点や違いを見つけ、抽象化します。モチベーション源泉の例としては、「主体的に考えて行動できる環境」「一緒に頑張れる仲間がいる環境」など人によって多種多様に出てくると思います。
またここではモチベーションの源泉だけでなく、自分の性格が原因で頑張れたということもあるかもしれません。例えば、「負けず嫌い」だから頑張れたなど。モチベーションだけでなく、自分の性格の言語化にもなります。
(4)各時代の自分を一言でまとめておく
この4つ目の項目は、余談になるのですが、せっかく過去を振り返った有意義な時間になったと思うので、各時代を端的にまとめておくといいと思います。就活の面接時などに紹介しやすいのと、自分の中でもどんな時期だったかというのを思い出しやすくなります。

3.最後に

本記事では、「時間軸を用いた自己分析〜過去編〜」であるモチベーショングラフの作成方法について書かせていただきました。モチベーショングラフを作成することで、自分がどんな環境で頑張れるのかが明確になり、就活の軸にもつながります。また就活だけでなく、日頃の自己コントロールに繋がり、モチベーション管理をすることができます。是非一度自分の過去を振り返ってみてください。

皆さんにとって納得のいくキャリア選択に助力できることを願って...

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