試験直前の過ごし方
おはようございます。こんにちは。こんばんは。
きたる2024年7月7日(日)は第26回キャリアコンサルタント国家試験の学科・論述試験日。当日は七夕です。きっと願い叶う!!
ということで、今日は厚かましくも、私の体験談を踏まえてお役立ちtips的なお話をしてみたいなと思います。あくまで個人的な見解ですし、試験直前をどのように過ごしたらいいかわからないという受験者様のヒントになったら嬉しいです。
※普段から相談業務をされている方には釈迦に説法な部分もあるかと思いますが、温かい目でお読みいただけたらありがたいです。
緊張している気持ちを受け入れる
みなさんは今、緊張しているでしょうか。
とてもしている、まぁボチボチ、それがあんまりしていなくて…
緊張していても、緊張していなくて逆に焦っていても、結論大丈夫。
なぜそう言えるかというと、私は欲張りにも、試験直前はどちらの心理状態も経験したからです。しかも、一日のうちに何度も行ったり来たり。しかも毎日微妙にテイストが違う焦りでした。
あとxx日のカウントは次第に、あと3日、2日、あれ、試験は明日?明後日?
あれ、結局あと何時間勉強できるんだ…?と今思えば若干テンパっていた自分もいましたね。寝ている場合ではないかも、と焦ったり、いや今更必死になってもね…という自分がいたことを今でも鮮明に思い出します。
ドキドキを解消する方法
もし緊張や不安、焦りという気持ちにモヤモヤしていたら、「焦らないようにしよう」「緊張している場合ではない」と自分を責めたり、これ以上追い込む必要はありません。(過去の自分にも改めて伝えたいところ)
なぜなら、「受からなかったらどうしよう」「結果が悪かった時、周りの知人にどう思われるだろう」という不安な気持ちは、どこかで持っていて当たり前だと思うのです。
結果が出る前の苦しいところでもありますよね。だからこそ、今の自分の率直な気持ちをクライアントさんの気持ちのように大切に曇りなく見つめて受け入れてみてはいかがでしょうか。
私が具体的に実践したことは、セルフキャリコンです。
アメリカでの統計研究でも、試験の直前に不安やネガティブな気持ちを紙に書いた人と、何もしなかった人とでは、不安を書き出した人の方が結果がよくなることがあるとか。紙に書くのが苦手な人は、壁に向かって言葉を呟いてみてもいいかもしれないですね。
このとき私が書いていたことは「何が不安か」です。
「もし結果が悪かったらお世話になった人に申し訳ない」「もし試験料が無駄になったらどうしよう」「周りの人になんて言おう」できるだけ書いてみましょう。そして書いたものを見つめてみてください。
想像します。もしもこの悩みを今日初めて会った人が相談してきたらどう思うでしょうか。どう反応しますか。
わたしがそのときに決まってたどり着くこたえは、
「今ここにいるだけで素晴らしいことだよ」
「受験することを逃げずにがんばっていてえらいね」
「キャリコンのおかげで素敵な仲間ができた、ありがたいね」
これは個人的に、論述や実技の試験前にも実践しました。
自分を愛でる。自分に優しく、緊張をときほぐすことで、漠然とした不安や焦りは和らぐかもしれません。
いわゆる中高大学受験とは異なり、キャリコンは相対評価ではないので、誰かと競う必要はありません。自分のご機嫌をとり、時間をうまく使いつつ、いいコンディションで臨めるかどうかがカギだと思っています。
まだまだやれると思えたら
気持ち的な問題に寄り添った上で、時間の許す限りで十分です。個人的には試験直前までやれるだけやりきることをおすすめします。
かく言う私は、試験当日の朝に読み返していた「アドラー心理学」の細かい概念が試験に出題されて2点のラッキーを獲得できました。
ちなみに私は試験前、「こういう武勇伝、嫌いだなー」と思っていながら騙されたと思って、ずっと同じテキスト、同じ過去問を何回もやりました。自分がまさかこんな話をする日がくるとは、よもや夢にも思いませんで。過去のわたしのようにご気分害された方、悪しからず。。
具体的なお話。
まずは、今までやってきたテキストのみを読み返してみましょう。
新しいテキストや問題集は控えた方が良いかと思います。
目新しいテキストを開くと、自分がやってきたことに自信を失ったり不安が広がる可能性も出てきます。が、実際のところ、試験内容がそこまで大きく変わってきたような試験ではないので、どのテキストも得られる知識は同等かと思います。自分のやってきたテキストでまだ見ていないところがあったらやっておく、くらいの感覚でちょうどいいと思います。
特に、理論家については、確実に点がとりやすいので、直前までやっておきましょう。もしも余裕があれば、理論家の部分だけ、技能士2級の学科試験過去問も参考になります。
反対に、能力基本開発調査系は、元々得意であれば詰め込んでみてもよいですが、期待通りのものが出るかわかりません。余裕があれば眺める程度、で留めておいても問題ないと思います。
そして、過去問を見返す、やり直すは直前でも効果的です。
同じ問題を100点とれるまで繰り返す、という勢いで何度もやるとよいでしょう。得意な問題は眺める程度、過去問の中でもとばして解かなくてもいいかもしれません。苦手な問題は、正誤の「誤」の選択肢も復習しておくと、いろんな問題を解かなくても知識は補充されていきます。
準備期間はあと2日もある。今日、明日、明後日の朝。
2日後の今頃は試験会場にいるでしょう。
最後まで、諦めずにあと3日乗り切りたいですね!
暑さや体調にもご留意されて、睡眠はしっかりとってくださいませ。
自分のペースで試験当日をお迎えしましょう♪