現実と妄想のあいだ

大学時代の友達と4日にオンライン飲み会しました。LINEでのやりとりなのでいつでもしようと思えばできるオンライン飲み会なのになぜかしない私達。
ふむ。キャピ話もないしね。でもたまにはみんなの近況も知りたいし。重い腰をあげました。

で。何の話になったでしょうか？
はい、親の話です。自分達が歳をとると言うことは並行して親も歳をとります。みんな色々悩みがあります。
なぜか共通した親の最近の現状として「妄想」がありました。うちの親もそうですがなぜか突然「傘みたいな帽子をかぶった人がいる」とか言います。
「傘みたいな帽子？」
うーん？ベトナムの人？誰だろ？
「今時、そんな傘みたいな帽子かぶってる人いる？」と言ってみたりしてます。

友達の親は「膝にピヨちゃんがいるから今は動けない」とか。ピヨちゃんて誰？
まあ、認知の病気の一種に妄想癖があるみたいです。不思議と妄想は「あの傘かぶった人まだうちに来てる？」と聞くと「最近は来ないね」と覚えてるみたいなのに最近話したことは覚えてなかったりします。

現実より妄想の方が現実になってるみたいです。
何かの映画みたいだな。

そう言えば前に突然この私に向かって「あんた、かわいい顔しとるね」と言うから「？ありがとう」と言ったけど、どんだけ親バカなんじゃーと思いました。めちゃくちゃうれしかったです。
ずっとにまにましてました。たぶん母の頭はコンフューズしてたと思いますが。

このように突然妄想が降りてきますがあんまり否定してもいけないみたいです。
別の友達の親は「そこに人がおる！」と言うから「その人イケメン？」と聞いてるみたいです。

現実と妄想の世界二つを過ごしてる親達の話で盛り上がったオンライン飲み会でした。
(地味だな)