余韻

ビックバンドライブ無事終了しました。3年ぶりだったのでみんなはしゃいでました。私はというと1週間前の最終リハで「ソロのリズムが全て悪い」と言われ1週間ずっと2.4拍クリックのリズム練習やりました。この練習は有効です。自分でもよくわからないけど明らかに前と違う弾き方になります。

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祭りの後の静けさ的な余韻に浸りつつ、何かピアノ関係のものが観たいと思い「フジコヘミングの時間」というドキュメンタリー映画見ました。
おうわさではよく聞いてるけど実際の演奏やフジコヘミングさんの人となりが全くわからないまま見てました。「結構なお歳なのかな」という感想しかなかったけど見ているうちにだんだんフジコヘミングさんの生き様が垣間見られて引き込まれていました。

タバコをプカーとふかす姿、あんまり笑わないけど笑う時ちょっとはにかむ姿、自分の歳にゾッとすると言う姿、美容院で「心は16歳のまま」と言ってかわいい髪型にする姿、ねこや犬が大好きな姿、どれも可愛く見えて来ました。

60歳くらいからだんだん活躍していった遅咲きのピアニスト。人生も波乱に満ちてるけど映画は淡々と語ります。

☆★☆

「私もこういう風になりたい」とかは全然思わないです。ただこの映画を見てフジコヘミングさんにはまだまだピアノを弾き続けてほしいし、できれば生演奏も聴いてみたいと強く思いました。(大人気ですよねぇ)
思いがうまく伝えられなくて上滑りしてる感じですが余韻の残るドキュメンタリー映画でした。私の中では「余韻の残る映画」は良い映画です。

ピアノに興味ある方はぜひ。ちょっと一般的ではないコアな感じですけど。


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