ワンオペ管理職ママが仕事と育児を両立するために身に付けた習慣 #030
育児と仕事の両立が難しい理由とは?
「朝から子どもを保育園に送り、仕事に行って、帰ったら家事が待ってる…。」
これ、まさにかつての私の日常。
完全ワンオペで、この生活を回すのは本当にハード。
仕事と育児、どっちも全力で頑張りたいけど、どうしても時間とエネルギーが足りなくて、「無理かも…」と思う瞬間も正直あります。
ワークペアレンツが抱える共通の課題
ワークペアレンツにとって仕事と育児の両立が難しい理由は、シンプルに
「時間とエネルギーの限界」
朝から晩までノンストップで動いてると、夜にはもうヘトヘト。
せっかくかわいい子どもが夕食後にキラキラした目で
「ママ遊んで!」
って言っても、
「今は忙しいから後で…」
って返しちゃうこともあって後で自己嫌悪におちいる…。
なんてことも多々ありました。
でも、そんな毎日で気づいたのは、
「一人で全部抱え込むのは無理!」
ということ。
周りの力を借りることが大事だということです。
周りの力を借りるためのカギ
ここで私が気づいたのが、周りの力をうまく借りるためには、
スケジュール管理とコミュニケーションがカギ
だということ。全部自分でやろうとするのではなく、周りと連携を取りながら進めることが、結局は自分自身の負担を減らすことに繋がるんです。
完全ワンオペで仕事と育児を両立するための5つの習慣
以下は、私が試しているワンオペで仕事と育児を両立するための5つの習慣です。
これを意識するようになってから、周りの力を借りやすくなり、少し楽になりました。
1. 朝のスケジュールを固定化する
朝はバタバタしがちですが、毎日同じルーチンを作ることで少しでもスムーズに進められるようにしています。
例えば、前夜に子どもの服を用意しておくと、朝の混乱が減ります。
子どもが「この服嫌だ!」と駄々をこねた時も、少しだけ立ち止まって「どうして嫌なの?」って話を聴くことで、素早く解決できました。
この「聴く力」が、結局周りの力を借りる第一歩だと実感しました。
2. タスクの優先順位を明確にする
私が特に重視しているのが、タスクの優先順位を明確にすることです。
家事も仕事もやることは山積みですが、全部を一気にやろうとするとパンクしてしまいます。
まずは何が一番大切なのかを見極める。そして、その上で家族や同僚にサポートをお願いする時は、具体的に
「これを手伝ってほしい」
と伝えるようにしています。
例えば子どもに
「おはしとおちゃわんをおぼんの上に乗せてくれる?」
などです。
この時も、「何を手伝ってもらいたいのか」をしっかりコミュニケーションで伝えるのがポイントです。
3. 子どもの「聴いてほしい」に応える
子どもって、特に忙しい時に限って
「ママ、聞いて聞いて!」
って来ますよね。
そんな時も、最初は「後でね」と言いがちだったけど、実際には少し話を聴くだけで子どもが満足することが多いんです。
たとえば、子どもが「今日はこんなことがあったんだ!」と言ってきたら、手を止めて数分間だけでも話を聴く。子どもも保育園や学校といった外の世界でそれなりにストレスを貯めていたりします。
3分でも子どもの話を聞くだけで、子どもとの関係もスムーズに進み、その後の時間も有効に使えるようになります。
聴く力は、育児にも仕事にも活かせる大切なスキルです。
4. 周りとのコミュニケーションを大切にする
ワンオペ育児の中でも、周りとのコミュニケーションは不可欠。
たとえば、家族や親しい友人にサポートをお願いする時も、どうして自分がその助けを必要としているのかをしっかり伝えることが大事です。
「どうせ一人でやるしかない」
と思わずに、
「ここはサポートをお願いしよう」
と思えるようになってから、驚くほど楽になりました。
相手に自分の状況を伝える力、そして「お願いする力」は大事だと痛感しています。
5. リラックスの時間を確保する
忙しい日々の中でも、リラックスの時間を持つことは大切です。
仕事と育児の間で心が休まる時間を確保することで、心の余裕が生まれます。
私も、夜に子どもが寝た後の少しの時間を使って自分だけのリラックスタイムを作っています。その時間に、日々のコミュニケーションについて振り返ることも多いです。
そうすることで、次の日の仕事や育児に向けて気持ちを整えることができます。
周りの力を借りるためには「聴く力」が重要
これらの習慣の中でも、特に大切なのが「聴く力」です。
スケジュールを立てて効率的に進めながら、周りの人の声に耳を傾けることが、サポートを得るための最初のステップです。
相手の言葉や気持ちに耳を傾けることで、お互いの信頼関係が深まり、結果的にサポートが得やすくなるのです。
聴く力とは?
「聴く力」とは、ただ相手の言葉を聞くだけでなく、相手の背後にある気持ちや意図を理解する力です。
例えば、仕事では上司や同僚が何を本当に求めているのかを理解することで、効率よく仕事が進むことが多くなります。
家庭では、子どもやパートナーが本当に必要としていることを理解することで、よりスムーズなコミュニケーションができるようになります。
誰かに助けてと言うのは決して弱さじゃない
育児と仕事をワンオペで両立させるのは決して簡単ではありません。
でも、スケジュールをきちんと管理し、周りとのコミュニケーションを大切にし、さらに「聴く力」を活かすことで、少しずつ楽に感じられる日が増えてきます。
次にできるステップとして、まずは周りの声に耳を傾け、少しだけ自分の手を離してみませんか?
誰かに助けをお願いするのは決して弱さじゃない。
それこそが、忙しい毎日を上手に乗り切るためのカギかもしれません。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?