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私が「ひとりでがんばれなくなった」理由 #029

「リーダーたるもの自分ががんばらないと!」
と思っている人って多いのではないでしょうか。

でも、正直それってしんどいんですよ。。。

何でもかんでも「自分でやらなきゃ」「自分の責任」と思ってた時期が私にもありました。
中間管理職として、チームの結果は自分が責任を取らなきゃ!っていう謎のプレッシャーに押しつぶされそうになりながら、ひとりでがんばる日々。

そんな生活に限界がきた話を、今日はお届けします。

「ひとりでがんばる」の限界

 最初は「私がやらないと!」と肩ひじ張ったでした。

なんか、リーダーって自分で全部やるのが仕事みたいに勘違いしてたんですよね。
でも、4年たってやっと気づいたんです。(遅い!笑)

「あれ?これって無理ゲーじゃない?」って。

気がついたら、朝早くからパソコンを立ち上げ、毎晩子どもを寝かしつけてからまたパソコンを開き、週末も子供の野球を見に行きながら車の中で仕事をしているという始末。

こんな生活続けられるのかな、と。

メンバー時代は「一人分」の仕事を割り振られ、それに対して成果を出していればよかったものが「チーム人数分」の成果を求められる。
 これを全部ひとりでしようと思ったら無理に決まってる、と今なら冷静に分かります。

中間管理職の悩みと責任感の重さに押しつぶされる日々

 中間管理職っていうのは、下からも上からも挟まれるポジション。
 部下からは「どうしましょう?」と頼られ、上司からは「結果は?」とプレッシャーをかけられる。

 気づいたら、責任感という名の巨大な岩に押しつぶされていました。

 チームの成績が悪ければ「自分の責任だ…」と重荷を背負い、チームがうまくいっても「次はうまくいくのか?」と不安になる。
 正直、どうしたらいいかわからない状態でしたね。

自分の限界に気づいた瞬間

 そんな日々を送っていたら、いずれ自分の限界がやってきました。
限界って、ある日突然ガクンと来るんじゃなくて、じわじわとやってくるんです。

睡眠時間平均5時間

 まず、睡眠時間がどんどん短くなっていきました。
気づけば毎日5時間しか寝てない。
(もっと寝てない人がいたらごめんなさい。私はこれが限界でした)

仕事が終わらなくてもいったん家に帰り、子供のごはんを用意し寝かしつけまでは一緒に過ごす。

 子どもが寝たらこっそりリビングに戻りパソコンを開け、また仕事。
最後の方は眠りに落ちる子どもから
「ママ、行ってらっしゃい」と言われていました。涙

 翌朝は「今日も戦場へ…」という気持ちで出勤。
 このサイクル、なんかおかしいぞ?と感じたのは、心と体の状態が限界に達したときでした。

いつもイライラしている

いつもイライラしている自分がいました。

電車が遅れてもイライラ。

コンビニの列にもイライラ。

子どもには家に帰った瞬間まだ口も開いていないのに
「ママ、今日イライラしてる?」と聞かれる始末。

全然余裕がないんですよね、心に。
上司に「進捗どう?」と聞かれた時に備えて、常にびくびくして報告の内容を頭で繰り返していました。

思考ができない

そして、ついには思考そのものが止まりました。
会議の内容が頭に入ってこない。覚えていない。
いつもだったらすぐにプランが浮かぶのに、頭が真っ白。

これ、限界だなってそのとき感じました。

チーム力を引き出すために変えた視点

このままじゃダメだと思った私は、考え方を根本から変えることにしました。
チームの力を信じることにしたんです。

「みんなの力を借りるしかない」と。

そう気づいたときから、私のリーダーシップは大きく変わりました。

メンバーの自主成長を促すために実践したこと

 最初にやったのは、仕事をメンバーに任せること。
毎月重い業務だった会議での報告をを、「ちょっとやってみない?」と振ってみました。
 意外にもメンバーは「え!僕がやっていいんですか?」と逆に喜んでやってくれました。
 最初はドキドキしましたよ。「失敗したらどうしよう…」と不安でいっぱいでした。
でも、結果的に彼らは自分の力で仕事をこなしてくれたんです。

更に会議内でのフィードバックを受けて「次どうする?」と相談することで連帯感も生まれました。

それを見て、もっと信頼して任せることができるようになりました。

ひとりで背負わないリーダーシップの考え方

リーダーって、すべてを管理しなきゃいけないわけじゃないんです。
むしろ、メンバーが自分で考えて動ける環境を整えることが重要なんだと気づきました。
自分ひとりでがんばるのではなく、みんなで力を合わせてゴールを目指す。
これが本当のリーダーシップなんだな、と感じたんです。

リーダーが「教えてください」と言う

そして、もう一つの変化。それは、リーダーである私が「教えてください」と言うこと。これまでは「リーダーだから全部知ってなきゃ」と思い込んでいました。
 でも、わからないことがあったら素直に「教えて」と言えばいいんです。部下だって、私より詳しいことがたくさんあるんですから。これで、コミュニケーションもスムーズになりました。

「ひとりでがんばらなくていい」ことで得られた成果

この新しいリーダーシップを実践してから、チームに大きな変化が生まれました。

チームの力を信じた結果、見えた変化

メンバーたちがどんどん自主的に動き出しました。以前は「どうしましょう?」と毎回質問されていたのに、今では自分で考えて行動してくれます。彼らに任せることで、チーム全体のパフォーマンスが上がったんです。

そして、私自身も「ひとりでがんばらなくていいんだ」と気づけたことで、責任感の重さから解放されました。

メンバーの成長をサポートする楽しさ

 何よりも感じたのは、メンバーの成長を見守る楽しさです。
 自分でやって結果を出すのも嬉しいけれど、メンバーが成長して成功する姿を見ていると、本当にやりがいを感じます。
 彼らが成長する姿は、私にとっても大きな励みになっています。

ひとりでがんばらない未来を目指して

「ひとりでがんばらないリーダーシップ」によって、私は精神的にも楽になり、チームも成長しました。これからも、この考え方を続けていこうと思っています。

中間管理職として、次に取り組むべきこと

次に私が取り組むべきことは、さらにメンバーの力を引き出すためのサポートを充実させることです。リーダーシップは一方通行ではなく、メンバーと一緒に成長することが大切だと学びました。

チームと共に歩むリーダーシップへのシフト

これからも、私はチームと共に歩むリーダーシップを追求していきます。ひとりでがんばらなくていい、みんなで成し遂げる喜びを共有する。これが、私の目指すリーダーシップの未来です。

★昨日のグルメ

 栗がおいしい季節になってきましたね!
スイーツの中でも栗が大好きなのでこの時期はテンション上がります♪
ThirdSugarさんのマロンワッフルをいただきました
ふわふわの生地としっとりとしたマロンクリームが相性ぴったりで幸せな気分になりました。

マロンワッフル(ThirdSugar)

今回の記事、いかがでしたでしょうか。
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