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憧れのホテルに宿泊するまでの話①

時は今年の春。

友人2人にお礼ランチをご馳走することになった。
ランチといっても、私に対してなかなかの投資をしてくれた2人なのでゴージャスランチにすることにした。

そこで私の好みも優先しつつ、アマン東京のアルヴァでのランチコースを予約した。1万円のランチコース也。。。
ランチでこの値段は出したことないわ~。

ランチ予約をする際に、当然ながらアマン東京のホームページを目にする。
その時、私の中にもう一つ叶えたい願いが湧いてきたのだ。


いつか、アマンに泊まりたい!!


当日アマンのロビーに到着して、その開放感と洗練されたスタイリッシュさを身体全体で感じ、ますます「泊まってみたい!」と想いは強まった。


思い返せば、初めてアマン東京を訪れたのは数年前。
お見合いでお相手さんが(正確にはお相手さんの仲人さんが、だと思うけど)アマン東京のラウンジを指定&予約してくれた。
ちなみにだが、現在私は婚活はしていない。その頃はれっきとした結婚相談所とやらに入ってせっせとお見合いをこなしていたのだ。
そう、文字通り、こなしていた…。(遠い目…)

それまで首都圏のホテルのラウンジはかなりの回数お見合いで利用してきていた。アマンも初めてではあったけど、他のホテルと同じだと思い込んで向かったのだ。

入口がひっそりし過ぎて、どこから入っていいのかまったく分からず、時間に余裕を持って向かったはずがギリギリになるという事態。
「なんでこんな分かりにくいホテルを指定してくるんじゃ!怒」とばかりにご機嫌斜めのまま無事にエレベーターでロビーに到着。


目の前に広がる風景に私は圧倒された。
他のホテルとは世界が違って見えた。
斜めだったご機嫌なんて一瞬にして吹っ飛んだ。

黒を基調としたデザイン。
すべての物がスタイリッシュ。

ただラウンジでお茶するだけなのに、ラウンジに通される前にロビーのフカフカソファーを案内され待機。
さすがに他のホテルのようにお見合い待ち合わせの空気感はゼロ。普通ならズラッと緊張した面持ちでお見合い相手と待ち合わせているお仲間もここでは一組もお見掛けしなかった。

もうね、ハッキリ言ってその時にお見合いした殿方のことはうっすらとしか覚えてません笑

出てくるカップ、添えられた菓子、内装、他のお客さんに気を取られ、心が躍り、お見合いどころじゃなかった。

すべてがスタイリッシュ。
(お見合い相手はスタイリッシュとは違ったけどw)


初めてのアマンはお見合いのお茶だったけど、あまりに素敵すぎてその後気軽に訪れる気も起きず、憧れの地となっていた。

その憧れの地でのランチコース。
これこそが私にとっての最上級の御礼に値したのだ。

そのランチコースも素晴らしかったのは言うまでもない。

予約時にデザートプレートにメッセージが入れられるとのことだったので、私は「2人分のプレートに”Thank you!”と入れてほしい」とオーダーしておいた。

最後に運ばれてきたデザートプレート。
どの2人の前にメッセージ入りのプレートを差し出すのか確認したかったウェイターさん。
「なんだかお皿に素敵な呪文が書かれてありますが…?」と超・粋な聞き方をしてきた。

そんな確認の仕方があったんか!!
素敵すぎます。


そんな素敵すぎるアマン東京。
ついにワタクシめもアマンに宿泊するという現実が近づいてきた。


この話はシリーズ化してしばらく続けようと思います。
なんだか色んな気づきや学びがあったので。

初回の今日は、この辺りで。

それでは。


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