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はじめて目にした”ヒトの念”の姿

昨日投稿したこちらの記事。

実は、怒りが湧く前に初めて体験したことがあった。
それは、人の”念”というものの姿を感じたのだ。

今日はその話を。
スピ全開です。よろしくです。


元彼から年単位の時間を経てからの「会いたい、話がしたい、もうできないの? 電話しちゃってゴメンナサイ」と重めの着信が入ったその日、それに気づいたのは出かける直前だった。


それまでの時間、私はスピリチュアルヒーリングのクラスをオンラインで受講していたのでまったく着信に気づかなかったのだ。


その日そのクラスでは、先生が選抜してきたヒーリングに長けたガイドをそれぞれ受講生の元に連れてきてくれた。


私の目の前に誰かが来たことは感じられ、それは男性だった。

時間が経つにつれ、彼が年齢があるなら若めであること、つまりまだ未熟だということも感じ取れてきた。


私の左斜め前に立つように伝え、私のオーラの中には決して立ち入らないようにとお願いした。

それなのに隙あらば入ってこようとする気配を察知。その度に「入っちゃダメよ」と制していた。若いから未熟だから仕方ないのかな、そう思って様子を見ていた。


その後の先生の誘導によるヒーリングも問題なくできていたので、私のガイドに問題があるとは思わなかったんだけど、なんかしっくりこない。


一旦私から離れて自分の場所へ戻るように指示しても、なかなか立ち去らない。
「戻ってね。じゃないと私はあなたをガイドとして選べないよ」と強めに言ってやっと消える、そんなことを繰り返していた。

しかも、なんか自信無さ気で落ち着かない様子の彼。ずっと私のオーラの中に入りたくてウズウズしているようにも感じられた。まるで幼い男の子と接しているような、そんな感覚だった。


クラスが終わってもなんだかモヤモヤが続き、ガイドと相性が合わないんじゃないか、取り替えたほうが良いか先生に確認してみようか、と何度か考えていた。

まあ、それよりも昨日の記事にあるような「怒り」のほうに意識を取られていたので結局この件は後回しになっていたのだが。


夜になってやっぱり今日出会ったガイドのことが気になり、シャワーを浴びながら私は自分の”上の人”に尋ねてみた。

「ねぇ、今日のガイド、どう思う? ちょっと心配なんだけど…」

聞いた直後に私の頭の中に飛び込んできたのは、「あれはガイドじゃない。元彼だ」というものだった。


そういうことか~~~!!と頭をシャワーですすいでいた手で顔を覆い天を仰いだ。


ガイドは間違いなく私の元に来ていた。来ていたんだけど、来ていたのはガイドだけではなかった。元彼の念も同時に来ていたんだ。そして私はその念とガイドを重ねてみてしまっていた。

だからだ。だからあんなおかしな行動をとるようにみえてたんだ。私のオーラの中に入りたがっていた存在、私の元から立ち去ろうとしなかった存在は、元彼の”念”だった。

時間的にも、私が元彼の”念”と対面していた頃に彼から連絡が入っている。
間違いない、と確信した。


シャワーを浴び終えた後、私はすぐに部屋に戻り、今日出会ったヒーリングガイドを呼んだ。


私の元に現れた彼は、日中に感じた若さや未熟さは感じられず、しっかりとした貫禄のある男性だった。

そして私は事の次第を説明し、謝罪した。
「私は勘違いをしてあなたを疑ってしまっていた」と。

彼はすべて把握していたようで、気にしていないから大丈夫、と言ってくれた。助けたかったけど今回それは契約内容に入ってなかったからできなかった、と明かしてくれた。


彼は私たちが過去生で親子の関係だった時期があるということもおしえてくれ、それを聞いてとても懐かしく涙が出てきそうなほどに愛おしく感じた。

こんな再会の仕方もあるんだな。


誤解が解け、本当の彼を知れて良かった。ホッと安心。



それにしても。
向けられた”念”の強さと元彼の持つ闇の深さをまざまざと思い知らされた。

それが私へと特定されて向けられたものではなく、誰か助けてくれる人、自分の闇を紛らわしてくれる人を求めているものだ。
それを叶えてくれるなら誰でもいい。

あの頃と何も変わっていない。


私はこの元彼の求めには応じられないし、彼の心や魂を癒そうにも、物質世界以外は異常なほどの嫌悪感を持つ彼に対してできることは何もない。

今の私を知ったら一目散に逃げ帰るだろうな…笑

彼は「理系の女」である私の肩書きだけで大丈夫と判断していた。本来の私の姿など見ていなかったし、私もあの頃は精神世界に少しでも興味があるなんて口が裂けても言わなかった。

うまくいくはずのない二人だったんだな。


彼の見る世界が少しでも変わるような新しい出会いがありますように。

できるのは、そう願うだけ。





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