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学校のテストで成績を上げるシンプルな勉強法

今回は学生さん必須!な、テスト勉強の方法について紹介します。
とはいえ本当にシンプルで、そんなの当たり前じゃん!と思われそうな話ですが。

大前提

テスト勉強とは、そもそも何か。
それは「わからないところをわかるようにする」ことにあります。

ほら、文字にするとものすごく、当たり前のことに見えますね。
ですがぶっちゃけ、それができてないから点数取れないんだよ…と言ってしまいたい。

おおよそ、点数が取れなくて悩んでいる生徒のタイプとして
・提出物をやっていない
・テスト範囲がわかっていない
・そもそもテストがいつかも把握していない
というタイプが多いです。
…当てはまる人がいたら、この記事は有意義です。

ということでまず、大前提として以外の3つを「自分で」決めてください!
・目標点
・上の目標点をとるために必要な課題
・上の課題をやりきるために必要な時間

以下にひとつずつ、詳しく紹介していきます。

1.目標点を決める

初めに現時点での自分の点数と向き合います。
ここから何点アップしたいかを決めます。この点数が取れたらテンション上がるなー、くらいでいいです。

…ちなみに。
ここで「現状維持」を目標にした方は、特に話すことがないのでここでおしまいです。だって、現状と同じ点数なら今と同じ勉強法で大丈夫ですから。
ここに書くのは今より点数をアップさせる方法なので。

それから。
「取れなかったら嫌だから、低めの目標にしよう」というのはオススメしません。
大体人間は、頑張ったとおりの成果なんて出せないことの方が多いです。
80点とるつもりが、ケアレスミスで78点、とかもあるあるなのです。

さて、具体的な点数についてですが、目安として
・目標が60点→基礎をしっかり固める学習法
・目標が80点→比較的優しい応用も固めておく学習法
・目標が100点→市販の問題集などで応用も固めておく学習法
の3段階に分けられます。(テストの平均点にもよります)

ここで間違えてほしくないのが、現状が30点の人も、80点を目標にしたって構わない、ということです。
実際、中1の頃は3~40点台だったのに中2の最初の中間で90点台に到達した生徒さんを見たことがあります。

やればできる、は正しいのです。
ただし、それ相応の努力も必要になります。覚悟があれば、いくらでも目標を高く掲げてください。

2.目標点のための、必要な課題

テストの成績アップに必要なことは
「わからないところをわかるようにする」ことにあります。

まずは自分が「どこまでわかっているのか」を把握しましょう。
ここで使えるアイテムが「提出物」です。
(問題集なら市販のでもOK)

テスト範囲の問題を解いて、どこまで自力でできるのかを把握しましょう。

ここでポイントが1つ。
わからなかったところを赤で正解を書いて終わり、とするのはナシ。

わからないところがわかったら、それを解けるようにするのがテスト勉強ですから、赤チェックのついた問題を克服していってください。

解説を読んで解き方を理解したり、暗記が不十分であれば、それを覚え直したりする。
テスト勉強とは、実はそれだけです。

とはいえ、赤チェックが多すぎる!など、色々問題が出てくるかと思います。
なので先ほどの目標点の話になるのです。

例えば目標点が60点の人は、応用問題は捨ててください。
その代わり、基本で落とさないようきっちりとやりきる。計算ミスや英語のつづりミスなど、ケアレスミスにも注意してください。自分の間違えやすい癖を見つけて、見直しをするといいですね。
要は、点をとりやすいところを確実にする、ということです。

自分が決めた目標点の分だけ、必要な課題をこなしていく。
大事なのはその場で出来たかどうかではなく、テスト本番でそれが、解けるようになったかどうかなので、解説などは繰り返しじっくり読んで頭にたたき込んでいきましょう。

3.課題のための、必要な時間

テスト前にやるべきことが少し見えてきたでしょうか。

教科によって勉強法は変わりますし、得意や苦手でどれだけ時間がかかるかも違いがあると思うので、均等に5教科分の時間を取る必要はありません。

課題をやるのに、自分にはどれだけの時間が必要かを計算してみてください。
そうして、必要な時間数に応じて、テスト勉強の開始日を逆算してください。

「社会の暗記に時間がかかる!」とか、「数学の問題集が終わらない!」という人は、テストの3週間前くらいから始めるといいですね。

もしくは、1日に何時間も詰める代わりに、1週間前から!というのも構いません。
(自分の集中力を過信しすぎないように!)

普段から少しずつ取り組む方が得意なタイプはそれでもいいですが、結構レアなタイプです。
なので皆が真似する必要はありません。

大事なのは、自分で決めることです。
自分ならここまで出来るだろう、と思える目標が、一番モチベーションがあがりますからね。
「自分には無理無理!どうせ90点とか夢のまた夢」
と、言っている人には確かに無理だと思います。

そんな点数とってみたいな、という生徒には、いけるよ!やってみよう!と全力で応援します。

私が見てきた生徒さんのなかには、90点台をとった生徒も何人もいました。
それは、元から頭のいい人だけではありません。

元の成績の倍以上の点数をとった生徒もいました。

全員が、頑張った生徒たちです。
無理無理、と言いながらも(でももしかしたら出来るかも?と信じて)やりきった生徒たちばかりです。

誰かに言われて無理と思うのなら、今に見てろと奮い立たせてください。
大丈夫です、あなたならできます。

最後に少しだけ余談を。
人間、なかなか本気になる機会というのはそう多くありません。

なのでもし、今まで手を抜いてきた人が本気を出そうとする場合、自分の本気がどれ程のものかを知らない場合も多いです。

無理なスケジュールを作って、計画倒れしてしまう場合も少なくありません。

くじけないよう、「計画は崩れるもの」と想定しておいた方がいいです。
先生たちがよく、早めに取りかかりなさい、というのはそういうときのためなんですよね。

本気って楽しいですよ。
無理せず楽しんでくださいね。

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