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センス・オブ・ワンダーと俳句

この本、ほんとにおすすめ。
かの世界を震わした「沈黙の春」の著者、レイチェルカーソンの未完の作品。

途中までは育児をする予定、している人向けに書かれているのかと思っていたが、この本、芸術が好きな人はきっと好きになれるのでは。
わたしには何もなくてもしたくなる、要するに趣味と呼ばれるものがたくさんあるが、その中でも、特に俳句の感性がこの本に肯定されていると思った。
自然を観察する心が人生を彩ってくれる、そんな主張が聞こえるこの本は、
俳人にとって嬉しくなるものではないのだろうか。
他にも写真、絵画、音楽に関する感性もこの本で肯定されたように感じる。
わたしは今、ちょっぴり、うれしいのかもしれません。

2021年9月1日に新潮文庫で新たに発刊されたこの本。

文字が大きくて目に優しい。同社、他社の文庫本とは比べ物にならないほど字が大きい。うれしすぎる。
軽いディスクレシアの民は感動しちゃって即買い、即読み。

そんな中、2ページ目を開くとー
なんとそこには、自分の好みどストライクな写真が。
他にも癒される写真が2、3ページに一度は必ずあった。
はぁ…(*´꒳`*)
とっても素敵。

詩的で知的な文章にも、写真にも癒される。
こんな感覚を味わえる読書、初めてでした。

このしあわせな空間、是非みなさんも味わってもらえたら良いな、と思います。
本当にすてきだよ。

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