見出し画像

摂食障害について学ぶ

今回は摂食障害についてです✏️
今までのサクッと読める心理学シリーズは
こちらからどうぞ!

《摂食障害とは?》
摂食障害は大きく3つに分かれます。

◎神経性やせ症/神経性無食欲症
◎神経性過食症/神経性大食症
◎過食性障害

それでは1つずつ深掘りしていきましょう✏️

_________________________________________

<神経性やせ症/神経性無食欲症>
思春期やせ症とも呼ばれており
初発年齢は13歳~20歳の女性が
多いとされています。

周囲からの体型について指摘されたことが
きっかけであったり、ライフイベントや
ストレスがきっかけでなることもありますが
きっかけが無い場合もあります。

症状としては摂食拒否と高度のやせ、
痩せるための不断の努力とボディイメージの
著しい障害が認められることです。

また隠れ食いやポケットに甘い物を
持っているなど抑えられた食への関心が
見てとれる場合もあります。

やせが進むにつれ、便秘や基礎代謝の低下
無月経、多毛などの身体症状が出ます。

さらに30kgを下回ると栄養失調で
生命の危険が生じることもあります。
(なんと死亡率は5~20%・・・)

治療法としては
心理教育や認知行動療法があります。

入院で治癒したとしても退院すると
悪化し、外来での治療が難航する場合が
あるので長い目で見る必要があります。

しかし、予後は多様で軽快~慢性長期化など
人によって違うようです。

_________________________________________

<神経性過食症/神経性大食症>
こちらははっきりとした過食が繰り返し起き
不適切な代償行動が見られるものを指します。

不適切な代償行動とは
絶食や排出行動(嘔吐/下剤・利尿剤の使用)
過度な運動のことで自傷行為に1つとも
言われています。

しかし反復する過食にも関わらず
肥満は認められないのが特徴。

そして境界性パーソナリティ障害の
合併率が高いともされています。

_________________________________________

<過食性障害>
過食性障害は神経性過食症と似てはいますが
代償行動が見られないのが特徴です。

過食行動に対する恥や罪悪感を持ち
過食を苦痛と感じるのが症状です。


このように摂食障害には
3つに分類されます。

命に危険を及ぼす可能性があるので
治療は大事だと思いますが
まずは長い目でみて、自分を否定しないことが
もっと大事なことだと思います。

今週から大学の授業が始まるので
もっと有益なことが共有できるように
がんばります💪


----------------------------------------------
福岡県在住24歳👒
16歳でうつ発症、4回の精神科入院
服用歴8年目
精神障害者手帳3級
2022年から大学で心理学専攻📚
「生きにくさを感じてる人達が少しでも生きやすくなりますように」
----------------------------------------------

この記事が参加している募集

#最近の学び

181,470件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?