キャラクターが魅力的な小説。
#私の推しキャラ というテーマをみて、思い浮かんだのが伊坂幸太郎著作『重力ピエロ』の『春』というキャラクターでした。
伊坂幸太郎さんの作品は、リンクしていて、他の小説のキャラクターがよく登場します。
この作品にも、『オーデュボンの祈り』や『ラッシュライフ』に出ていたキャラクターが登場するので、個人的には出た順番に読んだ方が楽しめると思います。
著者のキャラ愛を感じて、なんだか嬉しくなるのは私だけでしょうか。
少しネタバレになりますが、私の推しキャラということで、もう少し『春』というキャラクターについて語らせてください。
「春が二階から落ちてきた」の文章で始まり終わるこの作品ですが、冒頭から数ページで私は『春』というキャラクターの虜になってしまいました。
ちょっと変わった性格ですが、イケメンで、翳のあるキャラクターが、私好みなのかもしれません。
「本当に深刻なことは、陽気に伝えるべきなんだよ。」
私も、そんな風に伝えたいと思っています。
大事なことこそ、陽気に伝えたい。
そんな信念を抱かせてくれた小説です。
ちなみに、夫は深刻な話をした後、かならず冗談を言って私を笑わせてくれます。
惚気で失礼しましたが、私の推しキャラってやっぱりそんな人。
みなさんの推しキャラもぜひ、教えてください!
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