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秋の夜長に読みたい本たち。

日が暮れるのが早くなり、夜が長くなる季節がやってきました。

読書の秋ですね!

この時期になると、長編に挑戦したい気持ちがムクムクと育ってきます。

今回は、そんな秋に、おすすめの本や読みたい小説たちを紹介してみますね。


ほろ苦くて甘い青春小説。①『夜のピクニック』

『夜のピクニック』
恩田 陸  (著)
新潮社
ISBN:9784101234175

高校生活最後のイベント、一夜を通して80㎞の道のりをただ歩く「歩行祭」の模様が描かれています。

青春感満点のストーリーですが、あわいミステリー要素が効いています。

高校生ならではの友情や人間模様が魅力的。

青春を味わいたいなら、おすすめです!


スポーツの秋ならば。②『風が強く吹いている』

『風が強く吹いている』
三浦 しをん  (著)
新潮社
ISBN:9784101167589

スポーツの秋という言葉もあるので、こちらの小説をご紹介。

素人集団が箱根駅伝を目指すという無謀な挑戦に熱くなります!

十人の個性的なメンバーそれぞれが魅力的なのですが、バラバラだった彼らがひとつになる様子に感動しますよ。


神秘な芸術にふれる。③『羊と鋼の森』

『羊と鋼の森』
宮下 奈都  (著)
文藝春秋
ISBN:9784167910105

芸術の秋でもありますので、ピアノの調律師のお話です。

音を文章で表現するのは、難しいと思いますが、とても美しく描かれています。

素敵な世界観に引き込まれますよ。


食欲の秋においしいお話。④『タルト・タタンの夢』

近藤 史恵(著)
東京創元社
ISBN:9784488427047

美味しそうな料理と極上のミステリー。

ビストロ・パ・マルのシリーズです。

『ヴァン・ショーをあなたに』『マカロンはマカロン』と続きます。

こころと舌をつかまれます❤

和風ファンタジー。⑤『空色勾玉』

『空色勾玉』
荻原 規子(著)
徳間書店
‎ISBN:9784198931667

日本の神話を元にしたファンタジーです。

ティーンエイジャー向けですが、大人でも楽しめると思います。

ぜひ『白鳥異伝』『薄紅天女』と合わせて読んでみてください。

ミステリーの女王に挑戦。⑥『そして誰もいなくなった』

『そして誰もいなくなった』
アガサ・クリスティー(著)
早川書房
ISBN:‎ ‎9784151310805


ミステリーと言えばの本です!

色々な作家さんがオマージュしていることも多いので、ミステリー派なら、ぜひ読んでおきたいですね。


秋の夜長に小説の世界に浸りたい。

まだまだ個人的なおすすめは、あるのですが、人間は、選択肢がふえすぎると選べなくなってしまうのでこの辺で。

今回も王道の作品ばかりになってしまいました。

私も新しい本を読みたいので、ぜひおすすめがありましたら、教えてくださいな!

なんとなく心細くなる秋の夜ですが、小説の世界に浸って、ゆっくり過ごしたいですね。

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