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眠気と体温
眠気と体温は反比例すると言われています。
体温といっても眠気と関係する体温は「深部体温」です。
私たちが日頃、脇で測定したりおでこで測定する体温は「皮膚温」ですが、
深部体温は体の内側の温度を示します。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64344190/picture_pc_0504f72441575254b0a75c75e5c502c0.png?width=800)
深部体温は1日のうちで変動します。
基本的には日中高く、夜に向かって低下します。
起床時はまだ低い状態で、起床後徐々に上昇していきます。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68591483/picture_pc_ed77d498d9dd06cf7265d850bb94f9e2.png?width=800)
眠気は、夜深部体温が下降するタイミングで上昇します。
夜になっても深部体温が高い状態のままだと眠気は現れにくく、質の良い睡眠が妨げられる可能性があります。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68591683/picture_pc_1fcecd38c418cebf40c1d9d836ac8088.png?width=800)
質の良い睡眠、入眠には深部体温を十分に低下させる状態をつくる必要があります。
深部体温を制御する要因の1つが「メラトニン」という生体ホルモンです。
メラトニンのように身体の内部からの制御による影響もありますが、外部の環境からも深部体温を調節できます。
その一つが入浴です。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64344216/picture_pc_c1c732674182f1a35f3c53446396cee6.png?width=800)
入浴により、体温を一時的に上昇させると、その反動でいったん上がった深部体温は下降します。
就寝前の入浴により、入眠時の深部体温の下降を誘うことができます。
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68591821/picture_pc_0f51b53ab590fe7bf081d68a0d7fc5bf.png?width=800)
就寝前はお風呂に入って一時的に深部体温を上げて、下降時に入眠するような生活リズムを作ることがおすすめです。
入浴目安は1〜2時間前といわれています。
就寝前は入浴し、深部体温が下がるタイミングで就寝しましょう。
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