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読書記録📘『Bの戦場⑤−さいたま新都心ブライダル課の変革−』ゆきた志旗 著📘

Bの戦場シリーズ第5巻の読書感想文です。

あらすじ

子供の頃に憧れた幸せな結婚をする夢を自分がブスだからと諦めた代わりに、誰かの幸せな瞬間を演出したいという信条を持ってウエディングプランナーになった北条香澄。そんな彼女を究極のB専である年下イケメン上司の久世課長から『絶世のブス』と評価されながら求婚される日々を送るというちょっと斜め上な乙女ゲーム要素ありのお仕事小説です。


1 something BELIEF

ついにお付き合いする事になった香澄と久世課長。初めて彼氏ができた香澄は課長の早すぎる展開に付いていけず困惑してしまいます。恋人のことで悩みを抱える同僚に。そんな中、お見合い結婚をするカップルの担当する香澄。ふたりはどこかお互いを必要以上に気を使いあっていて、特に新郎がなぜか終始挙動不審。そして前撮りでトラブルが発生して…。


2 something food and BEVERAGE

社内初の試みで、披露宴会場ではなくホテル内のレストランで披露宴を行うに当たって担当を任される香澄。ところがレストン部はそれを良く思っておらず、打ち合わせも不穏な空気に。そしてレストラン部の担当者で香澄の同期でもある神山くんはどこか喧嘩越しで一向に話が進まない。
読んでいて喧嘩腰になる神山くんの気持ちもわからなくもないけど、暴言はダメよ😰

3 something BEWITCH

理想どおりの結婚式を演出するにもホテル内の会場では限界があると感じ始めるようになる香澄。そこへ外部のウエディングプロデュース会社と共同で披露宴企画をする事に。ところが打ち合わせをしていた新郎が突然結婚を辞めたいと言い出して…。
そして香澄の仕事ぶりを見たプロデュース会社の担当者がまさかの香澄をヘットハンティング!?


最後に

ついに香澄と久世課長がお付き合いをする事に!でも、課長のブス扱いは相変わらず。5巻目になると『ブス』という言葉は褒め言葉なんじゃないかと思ってしまうほど麻痺してきているようなが気がしてなりません😅


あ、言い忘れていましたが、香澄は営業成績トップクラスなんです。久世課長も運命の人ではなく、香澄を信頼できる部下の1人として扱う場面も出てきます。

『誰かの幸せな瞬間を演出したい』という他者を想う気持ちが営業成績にも反映しているんだと思います。

そこへ来ての香澄のヘッドハンティング話。果たして香澄が選んだ答えとは…。


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