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隣の庭(PBW・TRPG・定期)ってどうなの?

この記事は、ひとしろ様主催の
創作キャラクター交流ゲーム Advent Calendar 2023」における
12/18分の記事です。

前後の記事はこちら
 12/17:御祓鉄道のよもやま(わざき様)
 12/19:連想ゲームでキャラの要素を考える(密屋おろか様)


はじめに

こんにちは。或いは、こんばんは。でなければ、おはようございます。
クリスマスまで一週間を切りましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
初めまして、若しくはご無沙汰しております。またはお世話になってます。
RINと申します。RPが大好きで、いろんな所に顔を出してる生き物です。
一人称が「RINさん」なので、実は「さん」まで含めてHNかもしれません。

アドカレは読ませていただいてたのですが、執筆側になるのは初めてです。
拙さ全開の記事になるでしょうが、平にご容赦ください。


さて、突然ですが皆様。
この季節、庭先にイルミネーションを飾ってるお宅を見掛けますよね。
楽しそうにキラキラ輝いてる場所って、つい目が行きませんか?
別に、物理的に光ってる場所に限りません。
ワイワイきゃあきゃあ楽しそうな場所には、自然と目が行くものです。
だからこそ、クリスマスを呪いたくなる人も出て来るわけですが

この記事に目を通されてる貴方は、恐らくRPを嗜んでる方だと思います。
そんな方が気になるのは、やはり“隣の庭”ではないでしょうか?
PBWプレイヤーなら、定期ゲームやTRPGが。
定期ゲーマーなら、TRPGやPBWが。
TRPGプレイヤーなら、PBWや定期ゲームが……といった感じで。
楽しそうに輝く“隣の庭”、ちょっと覗いてみませんか?

中には、既に掛け持ってる方も大勢居らっしゃると思います。
存分に精通されてる方にとっては、この記事は不要でしょう。
今すぐブラウザバックして、年末年始の準備に取り掛かってください。
ご自分へのクリスマスプレゼントを用意してみるのも良いでしょう。
アドカレの他の記事に目を通すのも、有意義な時間の使い方です。

……ですがもし貴方が、よく知らない他の界隈に興味をお持ちでしたら。
この記事はほんのちょっとだけ、それを知る手助けになるかもしれません。

尚、この記事に書かれている内容は全て、独断と偏見に満ちています
「おい話が違うじゃねぇか!」と仰られても責任持てません。悪しからず。
 

PBWってどうなの?

ザックリ概要(PBW)

まずは、「PBWとは何ぞや?」という所から話していきましょう。
……と言っても、「PBWはplay by webの略で~」なんて説明はしません。
そういうのは、Wikipediaなりピクシブ百科事典なりで調べてください。
RINさんが言葉を尽くすより、遥かにマシで簡潔な説明が書いてあります。

まあザックリ言えば、Web上で遊べるゲームは全部PBWです
ですが、それは「原義がそう」ってだけで、実態とは異なります。
現在、PBWと呼称されているゲームは、企業主体の物がほとんどです。

つまり、大体有料
運営会社があって、PLは全員お金を払って遊ぶお客様です。
立ち絵も有料。ゲームのシナリオに参加するのも有料
キャラの成長に必要なポイントも、シナリオ参加で得るので当然有料
掲示板でRPするだけなら無料だったりもしますけど、基本は有料です

「えー、そんなの良い事ないじゃん!」って思いますよね?
確かに、PBWはお金が掛かります。貴族の遊びと言ってもいいでしょう。
でも、金額に見合うだけのメリットがちゃんとあるんですよね。
具体例を挙げて、説明していきましょう。
 

RINさんのPBW体験

まず大前提として。RINさんが遊んでいたPBWは、有名所ではありません。
TWでも、FWでも、アルパカコネクトでもありません。
(TWの「エンドブレイカー!」は、ちょっとだけ触った事ありますが)
Rの手記様でも、取り上げられていた記憶はちょっとありません。
なので、一般的なPBW観とズレてる可能性があります。ご注意ください。

遊んでたのは、レクシィ株式会社(REXi)って所のゲームです。
最初に出会って遊んだのが、REXi二作目の「神代七代学園X」でした。

この画像の中に、RINさんのPCが五人居るぞ! 探してみよう!!

四作目の「天竜宮ティルノギア」の途中で、リアル都合で引退しました。
お金が無くなると遊ぶのが難しいのが、PBWのつらい所ですね。

今やってる七作目の終了と同時に、REXi自体もPBWから撤退する様です。
時代の流れを感じますね。
何せ、一つのゲームを四年間運営してますからね。REXi。
一作毎の間隔は二年ですが(二作目終了と同時に、四作目が始まる形式)
つまり「神代七代学園X」の終了が、もう十年前になるわけです。
2009~2013年のゲームですからね。ヤバいくらい昔だな?(突然の正気)

そう、これこそがPBWの強みの一つ。
企業が経営してるから開催期間が長いし、サイトも基本的に長く残る
流石にもう、アドレス直打ちじゃないとシナリオ読めないですけどね。
経過年数を考えると、読めるだけ凄いですよ本当に。 ……えっ、十四年?

ちなみに、RINさんの人生初参加PBWシナリオ小説リプレイこちらです。
登場PC欄の一番下に居るジャックという少年が、RINさんのPCです。
キャラページへのリンク切れてるので、イメージしづらいですね。
冬ですし、モコモコな立ち絵を載せておきましょう。
ジャックはこんな奴でした。

この画像はREXi Inc.のSTARSにより作成されたものです。
クリエイターは李央様、作成依頼者はRINさん本人です。

四年間RPして、最終決戦の小説リプレイでキャラロストしました
死体があれば蘇生できる世界観で、死体も残らずのゴースト化。
壮絶で最高な思い出です。四作目に、呪文として名前遺りましたしね。
得意としてた飛行呪文が、ジャックって名称に変わって語り継がれた形で。
このPCについては、いずれまた語る事があれば。
 

PBWのもう一つの強みは、掛けた労力に対するクオリティの高さです。
自PCの外見を文章で指定すると、絵師さんが立ち絵を描いてくれる
取りたい行動をプレイングという文章で示せば、小説リプレイが仕上がる
好みのアクターさんを選んで発言内容を指定すると、ボイスが付く
コミックリプレイ、要するに漫画になったりもする
「うちのPCはこんな感じで~」って言うだけで、概ね全が手に入ります。
遊ぶ時間があまり取れなくても、知名度高くて強いPCが作れたりもします。
その分、お金は要るけどね!!!!!!

逆に言えば、全PLが“お客様”なので、ブロック・ミュート等は脆弱です。
……が、小説リプレイは良くも悪くもシナリオライターマスターさんの手が入ります。
どうしても無理な相手が居たら、こっそりプレイングで指定できるんです。
「あのPCさんとは絡みたくない」「これはさせないで」等々ね。
ですから、少なくともRINさんはシナリオ小説リプレイで困った事がありません。
万が一嫌な思いをさせられたら、次からお金を落とさなければいいのです。
掲示板やチャットで絡まれたら?)(自衛するか、運営に通報かな……)

こう書くと傲慢な貴族PL御用達に見えますが、そんな事はありません。
RINさんの性格が悪いだけです。九割以上が善のPLさんですからね。
お金ジャブる関係で、PL平均年齢も高いし大人が多いです。誤解無きよう。
時折マスターさんや絵師さん、ボイスアクターさんも紛れ込んでますしね
若い頃にPBWで修業を積めたのは、人生に於いて間違いなくプラスでした。
 

PBWの特徴

思ったより長くなりましたが、PBWの特徴はこんな感じです。

  • 開催期間が長い(年単位)

  • サイトが比較的長く残る(リンクが切れたりはする)

  • (お金さえ積めば)クオリティの高い体験ができる

  • (お金さえ積めば)労せず目立てる可能性が高い

  • (お金さえ積めば)時間が無くても強くなれる

  • ルールが変わる事は少なめ(金銭が発生するのでナーフされにくい)

  • PLの年齢層と民度が高め(※絶対ではない)

  • ブロック・ミュート機能は比較的脆弱(現在は改善されてるかも?)

要は、お金が必要って事です。お金無いならPBWはやめとけ
RINさんは、上記のジャックってPCだけで七桁溶かしてるはず……。
(今は貧乏人やってるけど、昔はちゃんと働いてたのでね)
その代わり、お金さえあれば極上の体験ができると思います。
世の中お金です。

……えー、身も蓋も無いですね。
次行きましょう。次。TRPGについて話します。
 

TRPGってどうなの?

ザックリ概要(TRPG)

さて、「TRPGって何ぞや?」って話ですが。
TRPGのTは「テーブルトーク」のT。つまり、テーブルトークRPGです。
詳細については、Wikipediaピクシブ百科事典でも読んでください。
絶対、RINさんが説明するよりマシな(ry

ザックリ言えば、人と対話して進めるゲームがTRPGです。
昔は対面で遊ばれてましたが、現在はネット上でが多いようです。
Discord等の通話アプリも普及してますしね。
あと対話さえできれば遊べるので、チャット専の人でも問題無いです。

PBWを遊ぶのには、お金とネット環境が必要でした。
TRPGを遊ぶのに必要なのは、一緒に遊んでくれる友達ルルブルールブックです。
(プラスして、対面ならサイコロ。対面でないならネット環境)
この“友達”というのは、TRPGに於ける最初の難関でしょう。
人によっては、お金よりも準備するのが大変かもしれません。

あと、ルルブルールブックってやつも一応タダではありません。
しかも、システムゲームの種類毎に違うルルブルールブックの購入が必要です。
プレイ人口の多い「クトゥルフ神話TRPG」辺りだと、税別5800円します。
(これは第六版の値段で、第七版は税別5900円だったり……)

もちろん、遊びたいTRPGの種類によってはもっと安いです。
ソードワールド2.5」は、ルールブックⅠだけなら税別900円ですし。
ルールブックⅡとかⅢとか、サプリメント追加データの本とか出てますけどね

まあ、一度買えば基本的にずっと使えるので、安上がりではあります。
PBWが継続課金のソシャゲで、TRPGが家庭用ゲームだと思ってもらえれば。
家庭用ゲームは、あれこれ遊んで夢中になっても、そうそう破産しません。
ソシャゲにあれこれ手を出した上にのめり込むと、地獄を見ます
あれと同じです。要するに、TRPGの方がお財布には優しいです。

それ以外の違いって、実はあんまりなかったりします。
Web挟んで大人数で有料でやるか、対面で少人数で無料でするか、です。
先述のREXiも、三作目のTRPG作るって言ってるくらいですからね。
 

RINさんのTRPG体験

RINさんがPBWからTRPGに転がったのは、お金がなくなったからです。
お金がなくなっても、RPして遊びたかったんですよね。
そうなると、選択肢はTRPGか定期ゲーム辺りに落ち着きます。
(今なら、マンション人狼辺りも候補に入るかも。当時は無かったので)

……が、定期ゲームは、開催時期の問題がどうしても付き纏います。
後の項目で語りますが、「常に遊べるとは限らない」のが定期ゲームです。
とめどないRP欲を抱えている場合、一番お手軽なのはTRPGだと思います。
付き合ってくれる友達さえ確保できれば、延々RPができますからね。

幸い、TRPG界隈は万年PL不足です。
誰もが遊び相手を探していると言っても、過言ではありません。
そりゃそうです。友達が居ないと遊べないゲームなんですから。
気性やプレイスタイルの合う友達さえ見つけられれば、後はRP天国です。
そこが似てれば、手を出したくなるシステムゲームの種類も自ずと似てきます。
気の合う仲間と一緒に同じルルブルールブックを買えば、もう何も怖くない
ちなみに、RINさんが仲間たちと買ったルルブルールブックはこの辺りです。

鬱展開自動生成システム」が売りのマギカロギア。
そして、監督GMと一緒に闇堕ちラスボスペアが組めるステラナイツ。
なんか傾向が見えてきましたね。そういう事です。

気の合う仲間と好きなシステムゲームの種類で遊び始めたなら、もう遠慮は要りません。
(BADEND耐性が無いと、上の二つとか遊べませんからね)
この状態に入った時の快感と来たら、一度味わえば病み付き間違いなし。TRPGを遊ぶ事を「卓をする」と表現するのが一般的なのですが
RINさんもTRPG廃人……所謂“卓廃”と呼ばれる人種だった時期があります。
卓廃とは、空き時間の全てに卓の予定を詰めてしまう生き物です。
今は割と自制できてますが、一時期は本当に危なかったです。
酷い時、起きて夕方卓して、深夜卓して、朝卓してから寝てましたからね。
幾らニート同然でも、一日三卓は狂気の沙汰です。真似しないでください。
お金が要らないからこそ、無限に遊べてしまうのがTRPGの怖ろしい所です。
予定を詰め過ぎず、食事と睡眠はしっかり取りましょう(自戒)

さて、無限に遊ぶと何が起きるのか。PCが無限に増えます
ざっとですが、数えたらCoCクトゥルフだけで90人程度居ました。
20シナリオ以上行ってるPCも、何人か居るんですけどね。
単発でロストしてるようなのも居ますけど、基本は継続PC作ってますし。
マギカロギアにも14人は確実に居るので、この二つだけで100人越えです
まだネタ切れしてないのが、自分でも信じられません。
冗談抜きで、老若男女のPCができました。知能も国籍もバラバラです。
フィンランド人だけで、爺さんとイケメンが居ますからね。何でだよ
当然日本人PCが最多ですが、ネイティブアメリカンやロシア人も居ます。
RPの引き出しの多さと言うか幅の広さは、TRPGで培ったと言えるかと。

RINさんはテキストセッション派、要するに主にチャットでRPしてます。
つまり、ログも無限に増えてます。かれこれ八年分ですからね。八年!?
管理も最近、流石に追い付かなくなって来てる感があります。
若い頃は、苦も無く管理できてた筈なんですけどね。歳かもしれません。
本当は終了後すぐ、経験点の管理や能力成長をするのがベストなんですが
最近は後手後手に回ってますね。体力も頭の回転も、鈍る一方です。

あと、定期ゲームにも言えますが、立ち絵等は自力調達が必要です。
無限にPCが増えるので、調達に費やす労力も相当です。
フリー立ち絵や自作絵も使えるので、お金は掛からずに済むのですが……。
描くとなると時間も掛かりますし、合うフリー立ち絵を探すのも一苦労。
かと言って、立ち絵が全く無いのは寂しいですし、難しい所です。
 

TRPGの特徴

また長くなりましたが、TRPGの特徴はこんな感じです。

  • 初期投資は要るが、PBWよりは財布に優しい

  • ログがどれだけ残るかは、自分の管理次第

  • (友達さえ居れば)いつでも始められて無限に遊べる

  • (友達さえ居れば)最高に楽しいRP体験ができる

  • (巡り合えれば)気の合う仲間だけで遊べる

  • システムゲームの種類毎にルールの把握は必要(ルールの似たシステムもある)

  • 立ち絵等は自力調達必須(PCは無限に増える)

  • 自制心が必要(予定の詰め過ぎ・睡眠や食事がおざなりになりがち)

お察しの通り、一にも二にも遊んでくれる友達が必要で重要です。
最低限のコミュ力は必要になって来るでしょう。
友達はお金じゃ買えませんからね。

ですが、RINさんでも何とかなってるので、大抵の人は心配要らないかと。
先述通り、万年人不足の界隈ですからね。必要なのは、飛び込む勇気。
一旦飛び込んでしまえば、後は意外と何とかなるものです。
PBWを気兼ねなく遊べる富豪になるよりは、敷居が低いかと思います。

では、お金もなければ友達も居ない人は、RP界隈で遊べないのでしょうか?
そんな事はありません
持たざる者の最後の希望、それが定期ゲームです。
 

定期ゲームってどうなの?

定期ゲームの特徴

定期ゲームの特徴は、PBWやTRPG以上に説明が難しいです。
表記もブレがありますしね。
「定期更新型オンラインゲーム」とか、「定期更新型ネットゲーム」とか。
Wikipediaで記事が見当たらないんですから、よっぽどです。
ピクシブ百科事典にはありましたけど、大分説明が偏ってます。
これだと、「個人運営のPBW」って感じに読めますからね。

……まあ、間違っちゃないんですが。細かく見ると、大分違います。
個人運営だから、結果の出力が人間じゃなくて自動プログラムだし。
立ち絵やアイコンは、自前で用意する必要があるし。

そもそも、PBWっぽくない定期ゲームもかなり多いです。
PBW等でメインの戦闘要素を排してるゲームも、結構ありますからね。
このアドカレ主催のひとしろ様の「WARDIAN GAME alpha」ですとか
設計思想はゲームと言うより、なりきりチャットに近いですからね。
そこが良いんですが。来年三月の開催が、早くも楽しみです。

この定期ゲームの「定期」って言葉も、かなり曲者です。
「定期更新されるゲーム」も「定期で開催するゲーム」も、全部「定期」
「こんなざっくばらんに括っていいのか!?」とRINさんは思うのですが
もう、そういう括りになっちゃってるんだからしょうがない。
日本語って難しいですからね。
日本語学専攻だったRINさんも未だに、日本語ってやつがわかりません。

個人製作のフリーゲームの中で、創作キャラを用いて遊ぶタイプのものが
この界隈では「定期ゲーム」と呼ばれている気がします。
「え、これは定期ゲームじゃないんですか!?」と仰る方も居るでしょうが
うるせぇ、エビフライぶつけんぞ
 

RINさんの定期ゲーム体験

RINさんが初めて参加した定期ゲームは、「*フタハナ*」のβテストです。
定期の「て」の字も知らない内から、βテストに参加したわけですね。
「*フタハナ*」は、七日間二十四時間貼り付かないと死ぬゲームです。
昨今は「寝る」コマンドが実装されましたが、当時はマジで死んでました
幸い、RINさんはニート同然の生活だったので事無きを得たのですが。
まあ、お陰様でバッチリしっかり楽しませていただきまして。
すっかり、定期ゲームの虜になってしまったわけですね。
(「*フタハナ*」が一般的な定期ゲームかと言われると怪しいですが)

「*フタハナ*」は次回開催未定ですが、「*デスアナ*」は開催中です。

初回以降も、主に「*フタハナ*」に参加しておりました。
シマナガサレ」は皆勤賞、「Colorful OneRoom」の一期も遊んでました。
他にも沢山遊びましたが、ちょっと多すぎるので割愛しまして。
今年の話ですと、「影別の宴」や「暗夜迷宮」なんかにも居ました。
現在は「Supernal Blue」にひっそり居ます。ステルスですからね。
もう気付いてる方も、お口チャックお願いします。珍しく善をしてるので。

さて、「ステルスです」と書きましたが。
TRPGと定期ゲームの一番の違いは、ステルスが可能か否かな気がします。
TRPGは、PL同士がコミュニケーションを取って遊ぶものです。
HNを使い捨てて遊ぶのでもなければ、基本的にPLは公開されます。
チャットでもですし、ボイスセッションであれば声もモロ出しです。
逆に、定期ゲーム(とPBWも運営次第で)はPLを隠す事が可能です。
それも良し悪しなんですけどね。
疚しい事をしてなければ、隠す必要は無いと思いますし……。
RINさんは時々疚しい事をするので、時々ステルスします。
そして大体失敗します
生活時間帯が時間帯だから、バレない方がおかしいんですよね。そらそう。

後は、友達が居なくても登録できます。
何なら、ゲーム期間中に一切RPをしないという事も可能です。
(「WARDIAN GAME alpha」等だと、流石に難しいかもしれませんが……)
交流なんてかなぐり捨てて、ゲーム部分だけ遊んだっていいわけです。
もちろん、友達を現地調達して交流するのも可能です。

お金だって(絵をコミッションで頼んだりしなければ)掛かりません。
初期投資が完全にゼロ円でも遊べる
これが、定期ゲーム最大の強味ではないでしょうか。
持たざる者でも、気軽に始められる訳ですね。
結局、自力で絵を描く羽目に陥ったりしますがこの記事の画像みたいに

……まあ、自分のPCの案くらいは要りますけど。
それすら無い人には、RP人狼(マンション人狼含む)辺りがオススメです。
名前とアイコンが最初からデフォルトでありますからね。大体死にますが

話がちょっと逸れましたが。
お金も無いし、誘える友達も居ない人には、定期ゲームを勧めます。
ミュート・ブロック機能があるゲームも多いですしね。
……裏を返せば、それだけPLが玉石混淆って事なんですがね。
誰でもできるって事は、ヤベェ奴も普通に含まれてるって事です。
例えばRINさんとかね!!!!!!!!  速やかにブロックしましょう。
地雷に遭遇する確率も、PBWやTRPGと比べれば高いでしょう。
何でも地雷地雷言うより、食ってみる方が楽しいとは思いますけどね。
PC間の揉め事で終わらず、PL貫通攻撃放って来る奴は別として
そういう奴は潰しても許されると思ってます。生かしちゃおけねぇ。

逆に、物凄くRPや絵の上手い人も居たりします。
そういう人とは、嫉妬せずに仲良くしましょう。絶対良い事があります。
「下心で仲良くしろ」って意味じゃないですよ。
クリエイティブな人と接してると、自分のプラスになりますからね。

ただ、定期ゲームはいつでも遊べる場があるとは限りません。
さっきも少し触れましたが、開催されてない時は本当にされてないです。
それと、開催期間終了後にログが全て消えてしまう所が多いです。
ログは必要なら自分で取りましょう
過去を振り返らないという選択肢も、もちろんアリです。
RINさんは、割と取る方ではあります。全部じゃないですけどね。

シマナガサレ等の、過去開催分のページが残ってる所もありはしますが。
維持するのにも労力やお金が必要ですからね。残ってたら拝みましょう
これは、前々回シマナガサレ(Highspeed Edition)のページです。
こうして過去開催のページも残してくださるのは、本当に有難いですね。

あと、定期ゲームのデメリットですが。
ルールがゲーム毎に異なるしコロコロ代わるので、把握が大変です。
TRPGもシステムゲームの種類毎のルールは覚える必要がありますが、比較になりません。
特に試遊会やβテストは、朝令暮改そのもの。
冗談抜きで、寝てる間にルールが変わります
賢い友達が居れば詳細を聞けますが、居ないなら自力での理解が必要です。
賢い友達を作るのは、人生に於いて間違いなくプラスです
定期ゲームをするしないに限らず、賢い友達はどんどん作りましょう。
賢い友達が居ない場合は、自分が賢くなるか、コミュ力を高めましょう。
情報収集能力を上げるのも良いかもしれません。
敢えて、右も左もわからないまま遊ぶのも楽しいと思います。
 

定期ゲームの特徴

脱線しまくりましたが、定期ゲームの特徴はこんな感じです。

  • 初期投資完全ゼロで始められる(お金も友達も要らない)

  • ログは基本的に消えるので、自力保存が必要

  • 開催期間が決まっているので、始めたい時に始められるかは運

  • PLが玉石混淆なので、やりたいRPができるかは運

  • ルールの把握が大変(同じゲームでもコロコロ変わる)

  • TRPG程ではないが、自制心は必要(睡眠や食事がおざなりになりがち)

  • 立ち絵等は自力調達必須(TRPG程ではないが、PCは増える事が多い)

  • ブロック・ミュート機能は実装してる所が多い(有効活用すると吉)

タダ故の気軽さ、タダ故の弊害がみっしり詰まってる感じですね。
RPの入り口にするには、ちょうど良いのかもしれません。
定期ゲームで友達作って、TRPGやって、お金を貯めてPBW……みたいな。
RINさんは真逆のルートを辿りましたが
逆に言えば、「正解ルートなんてない」と言えるのかも。
 

おわりに

……さて、色々な“庭”を覗いて来ましたが、いかがだったでしょうか?

中には、いろんな意見や反論がある方もいらっしゃると思います。
そもそも、この記事自体がRINさんの独断と偏見に塗れてますからね。
一通り体験した上での話ですが、意見や反論がある方が自然でしょう。
Xででも何でも、忌憚なく意見を述べていただいて構いません。
(RINさんがそれに反応する可能性は低いですが。ゲームで忙しいので)
年の瀬の話題の一つにでもしていただければ、光栄です。

もし、この記事を切っ掛けに、“隣の庭”に興味を持った方が居るとすれば
それが何よりの幸せです。

では、またどこかでお会いしましょう。
「WARDIAN GAME alpha」には確実に居ると思います。

2023.12.18 RIN

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