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私だけ聞こえない。日本人は英語との出会い方が大事なのかもしれない。

今日は英語の話です。
野本さんのvoicyを聞いて、私自身の英語体験で思い当たることがありました。聞いたのはこちらのvoicyです。



voicyの中で野本さんが、「発音の訓練をしたら、今まで聞こえなかった英語が聞こえるようになった」「今まで未知の単語は、文字からしかインプットできなかったのが、耳から音でインプットして後から調べられるようになった」と話しているくだりを聞いて、思い出したことがあったのです。


私だけが聞こえていない

子どもたちと英語の音声や動画を一緒に聞いたり見たりしているとき、英語話者と一緒に話しているとき、相手が私でも知っている簡単な単語で話したときでも、なぜか私だけ聞き取れないことがあります

何て言っていたのか、子どもたちに教えてもらって、わかってからまた聞いても、「えー!本当にそう言ってる?」とまだわからない(聞き取れない)のです。

私が知っているその単語は、私が知っている(そうだと思っている)英単語とは聞こえ方が違うのです。でも、その単語自体は存在としては知っている単語なんです。

私が、「お母さんにはこうやって聞こえてるんだ!」と力説すると、子どもたちは最初「えー全然違うじゃん!」と笑っていましたが、そのうち「そんな風に聞こえるんだったら、何度聞いてもわからないかもね…」と気の毒がってくれました…嬉しくない…。


なぜ、子どもには聞こえて、私には聞こえないのか

我が家の子どもたちは、小さいころから英語を耳から聞いてそのまま真似するという英会話教室に通っていました。そこではただそれだけをひたすらやらされたのですが、私と子どもたちの違いを考えるとそこが思い当たりました。

英語との出会い方が違ったのです。

子どもたちは、リスニング→スピーキング→リーディング・ライティングの順番でした。出会いは3~6歳(姉・弟で差がある)でした。リスニングとスピーキングだけで6~8年くらい過ごしたのちにリーディングとライティングをしました。

私は、リーディング・ライティング→リスニング・スピーキングの順番でした。出会いは12歳でしたが、リスニングとスピーキングの量は圧倒的に少なくて、現在も少ないままです。


知っている簡単な単語がいつまでも聞こえてこない謎の理由

野本さんのvoicyで、なぜ発音が大事なのかを語られているのを聞いていて、「英語の発音には日本語の発音にはない音がある」ということがポイントなのかもしれないと思いました。

同じように第二言語を習得中の人だったとしても、英語の発音をカバーしている言語が第一言語の人の場合は、私や野本さんの話しているようなことは起きないのかもしれません。

日本語の音にない音を持つ英語を覚える過程で、英文字(ライティング・リーディング)から先に入った場合、我々はローマ字という技を発明したがため、ことを複雑にしてしまったのでしょう。

ローマ字と日本語の音を駆使して、日本語にない音を表現する独特の方法を開発してしまった結果、私のような人が作られたのでしょう。がーん。

子どもたちは、シンプルに音を先にインプットしたので、日本語の音に置き換えずに英語の音として聞き取れるのだと思います。うらやましい…。

ここまでわかったら、私も一から発音やるしかないな…と思いました。私の場合は、それだけでなく、中学英語の簡単な文法もすっかり忘れ去っているので、それもやり直しです。ただ私の場合、今のレベルが大したレベルじゃないのが不幸中の幸い?💦どうせできないならば、赤ちゃんになったつもりで新しく英語に出会えば良いのかもしれません。そう思ったら、ちょっと楽しくなってきました。

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