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普通じゃない幼稚園体験記②:体験編

1つ目の記事は、普通じゃない幼稚園に行く、きっかけや背景を書きました。
2つ目(この)の記事は、実際に体験したことについてです。
3つ目の記事は、東京に戻ってから感じたこと、気づいたこと
について書こうと思います。

メニューだけ見れば、とても魅力的な幼稚園

情報だけ見たら、「親として」とても理想的な幼稚園でした
・自然のなかで子供が自由に遊ぶ
・自然の中で「親も」人間らしさを取り戻す
・親子参加の行事が多い(流しソーメン、雪遊びなどなど)
・いろんな家族とともに、幼児期の子供と多くの時間をすごせる
・コミュニティが形成されていて、親同士、家族同士の交流がある
などなど…

とはいえ肝心なのは、子供の気持ち。
ここに子連れで体験にくると、
「子供が楽しすぎて、ここに行きたいといいたがる。他の幼稚園にいきたくないと言われる。」
そんな話も聞いていました。
なので、うちのチビがそうなったら、決定だなと。
うちのチビがそういい出したら、その実現に向けて全力で頑張ろうと。
そう思って行きました。
この幼稚園に行く最後の決定打が欲しくて行ったようなものでした。

子供に「行きたくない」と言われる

が。。。結論は
4日間の幼稚園にいったのは数時間だけ。
なぜって。。。うちのチビに「行きたくない」っていわれて。
個人的に分析するに、すでに子どもたちの中でのコミュニティができていて、その中に入れなかったんだと思います。
そして、木を登ったり、森の中に入ったりといった遊びについていけない。
4日間でこの幼稚園の良さを体感するのは無理でした。

誰かと一緒に遊びたい。その気持はとてもある。
でも、勝手もわからないし、あまり受け入れてももらえない。
だって、みんな自分のしたいことをしているから。
自由って、大人的な協調性はないんですよね。(無理しないというか)
そんな幼稚園だからしょうがない。

子供が一番魅力的に感じたこと

子供が一番魅力的に感じたことは、「シェアハウス」での同世代の子供との時間でした。
滞在中はシェアハウスの1部屋をお借りしたんですが、そのシェアハウスには、シンママと小1、年長の二人の子供が住んでいました。
幼稚園では、なかなか遊びについていけないうちのチビ(年少)でしたが、家に帰るとお兄ちゃんが遊んでくれる。
これがとても楽しかったみたいです。
あとは、新しいオモチャ(シンカリオン)がその家にあったこともありますが。

親の気持ちと子供の気持ち

親としては、自然の中で遊んでほしかった。
けれど、それは親の押しつけで、都会暮らしが長いチビからすると、「新しいオモチャ(シンカリオン)」のほうが上なんですよね。
その幼稚園は、クワガタ探し、木の実探し、森の中の大きなブランコ、ストライダー、砂場、トランポリンなどなど、いろんなお外遊びの選択肢があった。そして、それなりに楽しんでもいた。
でも、すごく楽しいと思わなかった。(んじゃないかな?ただの経験不足だと思うけど)
だから、「家で遊びたい」っていわれちゃったんですよね。
ちょっと都会暮らしが長すぎたのかもしれない。

窓からマットレスへのダイブはとても楽しかったみたいで、今でも「またやりたい」と言ってます。
それ以外は、「お兄ちゃんに会いたい」という言葉です。

最後の記事は、東京に戻ってから感じたこと、気づいたことについて書こうと思います。

普通じゃない幼稚園体験記①:きっかけ編
>普通じゃない幼稚園体験記②:体験編 (←いまここ)
普通じゃない幼稚園体験記③:気づき編 


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