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リンパマッサージへの想い

リンパマッサージ(全身のオイルトリートメント)が、髪をとかすように、お風呂に浸かるように、あたりまえのこととして日常に溶け込んでいる、そうなったらいいなぁと思います。

オイルトリートメントを受けるって、幸せなことだから。

力みが取れて、すみずみまで緩んで、ふわふわになる。
心がほぐれ、頭までやわらかくなる。

ひとりひとりが、いつもそのような状態であることができれば、きっと、学校も、職場も、社会も平和だと思うのです。

オイルトリートメントを受けて、身体がしなやかになると、余白ができて、自分にも、他人にも、いつもより謙虚に、優しく接している自分に気がつきます。

例えば、人に嫌味を言ってやろうとか、争いごとを起こそうといったことは、思いつきもしません。

大げさではなく、例えば、どうすれば平和が構築されるのかと頭をひねるよりも、ひとりひとりが、自分の体をゆるめ、自分と向き合えるだけの余白を保ち、日々ニュートラルな状態であろうとすること。

それが、誰もが住みよい社会作りへも、平和へも、繋がっていくのだと思うのです。

私は、リラクゼーションの世界に身を置くようになってはじめて、以前の私の体は致命的なほどにガチゴチだったにも関わらず、その自覚がなかったことを自覚しました。

きっと、感覚が鈍るほどに身体がこわばっていたのだと思いますし、心理面では「自分は自分のことをちゃんと把握できている」と誤解やら過信やらしていたのだと思います。

事実を受け止められるようになったきっかけは2つ。

まずは、施術の練習を通じて、現役のセラピストさんの体を触らせていただくようになったこと。

当たり前といえばそうなのかもしれないですが、セラピストさんの体は基本的に整っているものです。

「人の体のお手入れをさせていただく以上、まずは自分が整っていなければ」、そういう意識でおられるセラピストさんの体は、歪みや強張りがなく、ふわふわしています。

肩首回りがガチゴチの状態が慢性化していた以前の私は、整った状態の体を触らせていただくことを通して初めて、自分の体があるべき状態にはないのだと、正しく認識したのです。

もう一つは、自分が施術させていただく側にもなったことで、過去に私の体を施術された方のご指摘が、決してセールストークではなく、事実だったのだと思い至ったこと。

当時、整体でもマッサージサロンでも、「首回り、かなり凝ってますよ〜」、「だいぶお辛いでしょう」と言われるのはいつものことでした。ときには、「正直、かなりひどい状態ですよ」、「通い続けられた方がいいと思います」とまで言ってくださる方もいました。

今でこそ、以前の私の体は、本当にボロボロの状態だったのだと認めることができます。

だけど、整った体の状態というのを知らないから比較もできなければ、生活に特段支障があったわけでもなかった私は、「へぇ〜、そうなんですねぇ」、「パソコン仕事だし、子育て中だし、どうしようもないんですよね〜」と受け流しては、心の中で、(どうせリピート客狙いのセールストークでしょ)と思っていたのです。

まぁ、なかにはそういう方もいらっしゃったかもしれないけれど、私の体がボロボロだったことは事実で、その後、ちゃんと体は壊れて、限界を教えてくれたのでした。「このままじゃ死ぬよ!」というメッセージ付きで。

ある日突然、フリーズしたように動けなくなってしまった私は、その後、導かれるように、定期的に全身のオイルトリートメントを受けるようになりました。

それまで受けたことのなかった、一切グリグリゴリゴリすることのない、ただ、ゆるめて、流して、整えてくれるマッサージです。

その時は、自分に必要なことなのかも分からないでいたけれど、ともかく、そういう流れに巻き込まれていったのです。

それから2年ほど経ったころでした。
体の状態があるべき状態に戻ってきたのだと思います。

美容室でも、マッサージサロンでも、「首回りがやわらかくなりましたね〜、以前とは全然違います♡」、「以前は本当にひどかったですもんね〜」と、一連の経過を知っている彼女たちが、立て続けに伝えてくれたことがありました。

「そんなに違います?、昔の私って、そんなにひどかったですか?」と尋ねると、「いや、今とは全然違って、本当に!」と。

自分の体の状態を正しく認識するのは、簡単なことではないと思います。きっと、誰にとっても。

だって、肌の状態とか、髪の毛とは違って、直接目には見えないものだから。

(ただし、心身の状態によっては、そのような目に見える事柄さえも、季節とか外部に原因があると思ってしまうことはあるのですが。)

だから、「マッサージを受けよう!」って思うのは、たいていの場合、「そろそろメンテナンスした方がいいね」ってタイミングじゃなくて、「もう限界!!!」って状態を迎えてからじゃないのかなと思います。

だけど、そうなったときには、体はすでに悲鳴をあげていて、エネルギーも消耗していて、それゆえに、パフォーマンスも落ちまくりの状態なのだと思うのです。

・夫のちょっとした言動にイラっとなる
・子どもにやさしいママでいたいのに、ついあたってしまう
・洗い物が溜まりがち
・わけもなく涙やため息が出ることがある
・なぜかお金が回らない

こんなときは、「休みが必要だよー!」ってサイン。

2時間あったら大丈夫だから、十分すぎるくらいに頑張っている自分のために、ぜひ時間をつくって、オイルトリートメントを受けに来ていただきたいなと思います。

リラクゼーションって、贅沢なことだと感じられるかもしれない。生きていくのに必須ではないって思うかもしれない。

だけど、一見すると、無駄に思えることや、遠回りに感じられることが、必要かつ最短コースってこともある。

オイルトリートメントを受けることで、理論的にどういう効果が期待できるとかも、もちろんあるのですけれど、そういったことは、ひとまず横において、とにかく、まずは、「ゆるむわ〜、気持ちよいわ〜」って感覚を味わっていただけたらなと思います。

あなたも、結葉のオイルトリートメントを、いちど受けに来られてみませんか?

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ととのえて、自分をいつくしむ選択を
昨日までより、ひとつ増やせる自分になる

もうだれにも遠慮しない
身体から、ありのままの自分で生きる基盤をつくるサロン

長崎/諫早/リラクゼーションサロン
結葉 ーゆいはー
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